Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


洋書デビューにこの1冊!『Takes and Mistakes』

英文で書かれたエッセー集、『Takes and Mistakes』(Kate Elwood著)を読み終わった。

 

『Takes and Mistakes』は『英語の読み方』に「単語力に自信があまりない人でも取り組めるもの」として紹介されいた3冊のうち1冊。この『Takes and Mistakes』はNHKラジオ「新基礎英語3」の企画をまとめたものとのこと。

 

紹介されていた3冊のうちの別の1冊の『American Pie』を以前読んだが、それよりも読みやすいと思った。

筆者が日本に来てから体験した生活習慣の違いについて書かれているので、内容はかなり身近に感じられることが書かれている。『American Pie』の方は、アメリカでの習慣についてより多く書かれていた印象がある。

 

この本で、印象に残ったエッセーの1つが、"Learning Experiences"。期末の学生がいっぱい道具などを持って家に帰るのを見たこと、生徒が教室の掃除をすることなど、アメリカの学校との違いについて書かれていてなかなかおもしろかった。

他にも、日本のことわざの解釈"Puzzling Proberbs"や、街で配られてる無料ティッシュなどについて書かれた"Just a Little Something"もおもしろかった。

 

本文は、約70ページ程度で、12個のエッセーが収録されている。途中にはイラストも入っている。

自分はほとんど見なかったが、巻末には、英単語などの意味や解説が書かれている。

 

この本の帯には「洋書デビューにこの1冊!」と書かれている。

内容、分量、英語のレベルなどを考えると、たしかに洋書の入門にはおすすめの1冊だと思う。

 

 

 

 

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『Jonathan Livingston Seagull』(かもめのジョナサン) 

『Jonathan Livingston Seagull』(かもめのジョナサン)を読んだ。

あるブロガーさんが『かもめのジョナサン』について、たまに読み返したくなる、と言っていたのがきっかけ。

読んだのは、講談社英語文庫の英語版『Jonathan Livingston Seagull』。

100ページほどの本であるが、途中に結構写真のページがあり、ボリュームは少な目。

主人公のカモメのジョナサンは飛ぶことが好きで、より高度な飛行技術を追求するというような話。

 

 

一度、一通りざっと読んでみた。あんまりよくわからなかった。

出来事だけではなく、抽象的な考え方の会話があったり、高尚な感じはした。

作者のリチャード・バックが飛行家とのことであり、飛行技術の専門的な記述もなじみがなく難しく感じた原因の一つ。

 

ボリュームがそんなに多くないので、もう一度読んでみた。

1回目よりも丁寧に読んで、何となく書かれていることは理解はできた。

が、どう理解してよいのかよくわからなかった。

 

家に、家族が買った新潮文庫の五木寛之訳の『かもめのジョナサン』(平成11年6月5日 57刷)があった。

答え合わせのつもりでこれを読んでみた。

書かれているストーリーは、概ね理解した通りだった。

 

 

訳者が、巻末に解説を書いている。それを読むと、どうとらえるのか難しい本のようである。

レイ・ブラッドベリ―の見解が紹介されていたが、これを見ると読む人によって見方が変わるような作品ということである。

レイ・ブラッドベリ―は、この作品のことを「読む者がそれぞれに神秘的原理を読み取ることのできる偉大なロールシャッハテスト」だと語っているそうだが、・・・

そもそもとらえ方が難しい本らしいので、ちょっと気持ちが落ち着いた。

 

解説では、作品について時代背景から考察されている。

この本はアメリカ西海岸のヒッピーたちがひろかに回し読みしていて、それが何年かのうちに少しづつ広がってゆき、やがて一般に読まれるようになった、と何かの雑誌で読んでいた。

1970年に刊行されたこの本は、今ではわからない、当時の状況や背景を共有する人たちには何か共感できるところがあるのかもしれない。

解説では書かれていないが、自分は勝手にベトナム戦争の時期だな、と思った。

 

 

「かもめのジョナサン」というのは聞いたことがあったが、まさかこんな内容の話だとは思わなかった。

生きる意義とか、向上心とか、前向きなことも書かれているこの内容なら、不思議な話ではあるが、ちょっと読み返したくなる。

 

 

 

 

 

 

 

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日本在住だったアメリカ人のエッセイ、『American Pie』

Kay Hetherly著『American Pie』を読み終わった。

英語の本。

この本は、北村一真著『英語の読み方』に紹介されていて購入。

「単語力に自信があまりない人でも取り組める」本として紹介されていた一冊。

 

米国生まれで『NHKラジオ英会話』のレギュラーゲストも務めていたケイ・ヘザリ氏によるショート・エッセイ集。易しいけど重要表現満載の英語の文体と、日米の日常をネタにしたちょっといい話が読めるのが特徴のオススメの一冊です。

 

 

この本は2000年に発売開始され、まだ販売されている。

93ページの本で、20個のエッセイが書かれていて、それぞれのエッセイが4ページほどで読みやすい。

単語が難しくない。日本人が学校で習う単語で大体読めるように、意図して書かれているようにも思える。

 

Amazonの"著者について"によると、1991年から2006年まで日本に住んでいたとのこと。

Kay Hetherly is a writer from Texas who lived in Tokyo from 1991 to 2006. During that time, after two years as a regular guest on Masaaki Ohsugi's NHK radio English program, she began writing cross-cultural essays for NHK magazines and then for the English Journal (ALC Press). She continued that work after moving back to Texas in 2006 and has now been writing a monthly column for Japanese magazines for more than 20 years. Her books are compilations of those short essays, about all sides of life in both cultures, and many of the essays are recorded by the author as well. Learn more at Kay Hetherly's Japan Facebook page: https://www.facebook.com/kayhetherlysjapan/

 

内容も興味深いので読み続けられた。アメリカ人や、作者の出身のテキサス人の考え方、生活、習慣などを含め、色々なことについて書かれている。

 

印象に残っているところがいくつかある。

その一つが、日本人の英語習得について書かれた"Taro Can Speak English"というエッセイ。その中の文章には同意。

..., I believe a person's attitude toward English is even more important in whether or not they become a successful speaker.

 

"Finding Chaos in Tokyo"というエッセイも興味深かった。

このエッセイはで妹(sister)が日本に初めて来たときのことが書かれている。

作者も妹が日本についてどのようにどう思うか興味を持っていたが、結局かなり違っていたという話。

姉妹でさえも日本に対する感じ方は違うという、当たり前と言えば当たり前のことに気づかされた気がした。

 

 

NHK出版から同じ作者の本を含め、まだほかにも出ているようなのでまた別の本も読んでみたい。

 

 

ちなみに、この本が紹介されていた北村一真著『英語の読み方』もかなり良い本である。ただ、別の本に行ったりしてなかなか進まない・・・。

 

 

 

 

 

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『The Wizard of Oz』、こんな話だったとは

先月購入した、講談社英語文庫の『THE WIZARD OF OZ』(オズの魔法使い)を読み終わった。

 

「オズの魔法使い」の名前を聞いたことはあったが、ストーリーを知らなかったので、一度読んでみたかった。

 

ストーリー

カンザスに住んでいた少女ドロシーが巻き込まれた冒険の物語。ペットのトト、かかし、ブリキの木こり、おくびょうライオンとともに冒険の旅をする。

 

 

感想など

英語はそれほど読みずらくなかった。知らない単語などあったが、適当に想像して読み進めてあんまり辞書を引くことはなかった。

文章の量は思ったよりも多かった。

ストーリーは面白くて読み続けられた。ストーリーがどんどん展開していき、現代的な印象のように感じた。このストーリー展開を見ると、もしかしたら、最初に出版されたのは雑誌などの連載なのかとも想像。

講談社英語文庫は、後ろの方に難しそうな単語や文章の日本語訳が書かれている。今回はあんまり参考にすることはなかった。(わからない単語をたまに後ろで確認しようとして載ってなかったらちょっとがっかりする)

個人的に、ドロシーのペットの犬のトトの存在がいいなと思った。わらでできたかかし、ブリキの木こり、おくびょうライオンは会話して話をするのに、このトトだけは普通の犬だった。空想のような世界でトトだけ変にリアルな存在でおもしろかった。

講談社英語文庫は、持ち運びやすく、文字も読みやすくて便利。講談社英語文庫の作品はまだいくつか読みたいと思っている。

 

参考

この作品は、プロジェクト・グーテンベルクで読むことができる。

The Wonderful Wizard of Oz by L. Frank Baum - Free Ebook

 

 

 

 

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洋書の入門書としておすすめ、『Nate the Great』

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Amazonで、3冊購入でポイントアップのキャンペーンをやっていたとき、手頃なこの本を3冊目として買った。

 

ストーリーは、主人公の少年、Nate the Greatが事件の調査を依頼されて解決するというもの。

文章は、Nateの一人称になっていてハードボイルドな雰囲気がする。

設定が日常とかけ離れていないからか、英語はかなり読みやすかった。なじみのない単語などはほんの少ししかなかった。

『My Father's Dragon』と同じくらいの読者層(小学校低学年)向けの本のようであるが、こちらの方が断然読みやすいと思う。

Nateが依頼された事件は、短いストーリーの割に、想像してたよりも合理的な結末だった。

 

ストーリーの後に、おまけとして4つの話題について書かれている。

1つはパンケーキのレシピ。Nateがストーリーの中で、パンケーキが好き、と言っていて、そのレシピがおまけの1つとして入っている。

1つは、探偵の用語集。ここで取り上げられている"clue"(手がかり、ヒント)はドラマでも小説でも割と出てくる。重要語句かも。

残りの2つはストーリーの核心に少し関わってくるので一応省略。

 


ストーリーの部分は約60ページで、半分くらいイラストが入っている。フォントも大きめである。

英文もかなり読みやすいので、洋書の入門としては、おススメできる本だと思う。

 

思ったよりも楽しめたので、気が向いたらまたこのシリーズを買ってみるかもしれない。

でもその前に、Narniaシリーズも買ったままになってるので読まないといけない・・・。

 

 

 

 

 

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Stephen Kingの『Elevation』

今年は、日本語の本を読むことが多く、洋書を読むことが少なかった。

それがちょっと気になっていたので、達成感を味わうためにも、短めの本を読み終わらせた。

 

以前、紀伊國屋の洋書セールで買った、Stephen Kingの『Elevation』。

 

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Stephen Kingの本というと分厚い本が多いイメージであるが、この本は、146ページと短め。

 

 

ストーリー

Castle Rockという町に住む主人公Scott Careyは、外見が変わらないまま体重が減るという奇妙な状態になり、医者のBob Ellisに相談する。この町に来てレストランを経営するレズのカップルは、地元の人たちにあまり受け入れられていない。これらの人物が関わっていき、ストーリーが展開していく。

 

感想

設定や展開がおもしろくて、読み進めやすかった。派手な感じではなく、じんわり来て、印象に残るストーリーだった。

話の中で、大きな出来事としてマラソン大会がある。レース展開が細かく描写されていて、引き込まれ、どんどん読み進めた。考えてみると、今までに日本語でもマラソンの話は読んだことがない気がした。

タイトルも最後まで読んで、なるほどなと納得。

この本は読んでおいてよかった。

 

英語

英語は、知らない単語はありつつも、全部の意味は調べずに読み進めたが、2ヶ所ほど1回読んだだけでは、状況がよくわからないところ(マラソンにエントリーする場面、体重が減って家から出て困難な状況になる場面)があった。そこは単語を調べたりして、丁寧に読み返しなんとか状況を理解して読み進めた。

 

舞台となるCastle Rock

作中のマラソンでコースが細かく描写されていた。Castle Rockの地図を見たら理解しやすいかと思って調べてみたら、この町はStephen Kingが描く架空の町だった。この町はこの作者の別の作品などでも登場するとのこと。

 

キャッスルロック(Castle Rock)は、スティーヴン・キングが創造したアメリカ合衆国メイン州に位置する架空の街である。

 

ja.wikipedia.org

(Wikipedia contributors. "キャッスルロック." Wikipedia. Wikipedia, 18 Sep. 2021. Web. 25 Dec. 2021. )

 

 

実は長めのStephen Kingの本(Different Seasons 688ページ)も買っていて、全然手を付けられていない状況ではあるが、この作者の別の短めな本があれば読んでみたくなった。

 

 

 

 

Different Seasons

Different Seasons

Amazon

 

 

 

 

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久しぶりの洋書。アガサ・クリスティーの『Dead Man's Folly』

『Dead Man's Folly』(邦題『死者のあやまち』)を読み終わった。

この本、読み始めたのは結構前。

なかなかまとまった時間がまりとれなくて、少しづつしか読めず、かなり時間がかかった。


ストーリー

『アガサ・クリスティー完全攻略』(霜月蒼 著)の、『死者のあやまち』の章から抜粋。

【おはなし】
 名探偵エルキュール・ポワロのもとに推理作家のアリアドニ・オリヴァ夫人から電話がかかってくる。とある祭りでミステリ・ゲームが開催されることになり、そのを原案を担当すべく、同地に招かれたのだという。だが祭りが近づくにつれてキナくさいものを夫人は感じ、ポアロを呼ぶ―殺人が実際に起きても不思議じゃない気がするのよ!と。果たして祭りのさなか、死体役をつとめた少女が殺されて発見され、次いで館の主人の若き妻も失踪を遂げた。

 

アリアドニ・オリヴァ夫人は他の作品にも登場するキャラだとのこと。


感想

すごく引き込まれるということもなかったが、読むのをやめてしまうほどでもなかった。最後まで読み終わって、結末は予想以上におもしろいと思った。

割とポワロが真実に気づくまでに時間がかかるストーリー展開。

 

今回この本では、わからない単語を普段ほど調べずに読み進めた(※)ので、少しばんやりとした理解のまま読み進めていて、最初読み終わったときなんとなくしか理解できていなかったので、最後のクライマックスの謎解きの部分は単語を調べて再度読み返した。

(※)本によっては単語帳に不明な単語を書き出して調べたりしたこともあるが、洋書をどのようにして読むのが良いか、いまだに定まらない。

 


参考

『アガサ・クリスティー完全攻略』でのこの作品(『死者のあやまち』)の評価は、★★★☆。(星3.5)

「ファンにも初心者にも安心してすすめられる佳作」とのこと。

 

 

 

Dead Man’s Folly (Poirot)

Dead Man’s Folly (Poirot)

Amazon

 

 

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今年(2020年)に読んだおすすめ本、和書も洋書も。

今年読んだ本を振り返って、おすすめしたい本を選んでみた。

 

『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』

英語関連ではこれ。作者の越前氏が翻訳を教えていたときの経験から、英語ができる日本人でも誤訳しやすい文章があるというのに気付き、その文章をまとめた本。

簡単に言うと、読解の難しい文章の問題集。解説が深い。

翻訳の勉強のために読んで(解いて)いたが、意味の取りづらい文章の読み方が学べて、翻訳以外で英語の文章を読む際に役立っていると感じている。

今では翻訳の学習者だけでなく、英語の文章をしかっりと読まないといけない人におすすめしたい。

 

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購入したものの、まだ手を付けていないが、上記2冊の合作となった本が、この【決定版】。この本も購入済なので、そろそろ解いてみたいと思う。

これから購入する人は、こちらが良いかもしれない。上記の本は非常に役立つと思うが、作者の最初の本のようで少し粗さを感じる。決定版では、そういう部分が修正されていると思う。

 

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文【決定版】

越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文【決定版】

  • 作者:越前敏弥
  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: Kindle版
 

 

 

 

『ダ・ビンチ・コード』

上記、翻訳者である越前氏が翻訳した作品。キリスト教にまつわる最近の研究にもとづく話とのことで内容がおもしろかった。

映画もおもろしかった記憶があるが、本は自分のペースで読めるので、サスペンスを楽しみながら、知的好奇心もじっくり味わえて非常に深みのある作品になっていると思う。

これを読んで、ルーブル美術館やイギリスに行きたくなった。

 

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ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
 

 

 

『「日本国記」の天皇論』

今年、自民党総裁選の候補者の発言に対して、女系天皇なんてありえない、勉強していないんじゃないか、との指摘があった。自分も、なぜダメか知らないなと気づいた。それで勉強しようと思って買ったのがこの本。

女系天皇がありえないというのは、この本を読んで理解できた。なるほどと思った。

自分はこの本を読んで心が豊かになった。より多くの日本人に読んでいただきたいと思う1冊。 

 

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『百田尚樹の日本国憲法』

普段はブログでは、今後読む人に楽しんでもらえるようにと、あまり内容に踏み込みすぎないように配慮しているが、この本の場合は、内容をある程度紹介した方が良いと思ったので、いつもより内容を紹介した。百田氏が法学者の西修先生からおほめの言葉があったことも広告に使われていることまで書いた。

自分でもしっかりと書いた記事になったなと思って、ツイッターにもこの記事を投稿した。

すると、出版元の"祥伝社新書編集部"さんにリツイートしていただいた。書いた文章をリツイートしていただけるのは(特に何が起こるわけでもないけど)うれしい。

 

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百田尚樹の日本国憲法 (祥伝社新書)

百田尚樹の日本国憲法 (祥伝社新書)

  • 作者:百田 尚樹
  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: 新書
 

 

 

『Zero to One』 

英語の本。

今年は、日本語の本を読んでいたので、英語の本はあまり読めなかった。その中でもこの本は良かったと思う。邦訳版も賞を取っている。

新規事業を立ち上げるのはどうすればよいかという内容。

以前書いた時には触れなかったが、一点だけ作者の主張を受け入れられないところがある。作者は運を否定しているようなところがあり、Malcolm Gladwell氏の名前も引き合いに出しているが、自分としてはMalcolm Gladwell氏の『Outliers』に書かれているように運は重要だと思っている。

 

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『Who Moved My Cheese?』

『Out of the Maze: A Simple Way to Change Your Thinking & Unlock Success』

今年、『Out of the Maze』を読み直した。これは世界的大ベストセラーである『Who Moved My Cheese?』の続編。

この2冊は、世の中や自分の周りの変化にどのように前向きに対応するか、というのがテーマの本。『Out of the Maze』は本の最後の部分が一番ぐっときた記憶がある。

英会話関連の知り合いの方に紹介したところ、非常に良かったと感謝していただいた。その方によると、これらの本は話題にはなっていて知ってはいたらしい。新型コロナで世界が大きく変わっているので、取り上げられているのかもしれない。

 

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Out of the Maze: A Simple Way to Change Your Thinking & Unlock Success

Out of the Maze: A Simple Way to Change Your Thinking & Unlock Success

 

 

 

 

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おすすめの本として読んだ本をあげてみたが、考えてみるとどれもが結構売れている本であった。

 

 


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サラリーマン川柳的な(?)、『Six-Word Memoirs Love & Heartbreak』

『Six-Word Memoirs Love & Heartbreak』は、英語の6語の短詩や英文がひたすら載っている本。

『日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編』に、翻訳の問題として、6語の短詩が3つほど取り上げられていた。それに関連して調べてみたら、six-word memoirsというのは結構続いているプロジェクトのようで、本も出版されている。

 

SIX-WORD MEMOIRSのサイト
https://www.sixwordmemoirs.com/

 


そのうちの1冊の『Six-Word Memoirs Love & Heartbreak』を購入。

本の"Introduction"を見ると、ヘミングウェイが書いたもので有名なものがあるらしい。

 "For sale: baby shoes, never worn"

この6語で検索するとWikipediaにも載っている。

ヘミングウェイが6語で小説が書けるかという賭けをしてこの文章を書いたとか。

たしかにこの6語は、ちょっとぐっとくるものがある。


そして、冒頭に書いたようにこの本にはひたすら、いろいろな人の6語の短詩、文章が載っている。テーマは、Love & Heartbreak。

各作品でフォントが違ったり、文字の大きさが違ったりする。そして、たまに黒のページに白抜きの文字というのもある。

一番大きな作品は、見開きの黒の2ページに白抜きで、6語だけ書かれている。

多くても、せいぜい1ページに4作品しか載っていないので、語数でいうとそんなに量は多くない。

Amazonで 試し読み ができるので、興味のある人は試してみるとよいかも。

 

でも、6語に凝縮されているため、単語や背景知識を知らないと、前後の文章から類推するというようなことが全然できないので、全体的に読むのは大変だった。

理解できていなくて、何となく読んでさらっと飛ばしたものもそこそこある。

 

Love & Heartbreakということからか、下ネタも時々ある。

ストレートなものも、そういうことを言ってるんだろうなと思えるものもある。ただ、たぶん下ネタだろうなというのは、誰に確認していいかわからないので、おそらくそうだろうということで自分だけで納得しておくことにした。


ずっと6語の作品を読んでいると、後の方になってくると、凝ったものより、普通のシンプルな6語の文章がよく思えてきてしまった。

 

自分が面白いと思ったものは1ダース以上あったが、その中からいくつか絞って紹介してみる。

 

Met him online. Blogged our divorce.

 

He told me he was single.

 

Marriage, children, empty nest: now what?

 

Happily single. No one believes me.

 

I waited. He never called back.

 

Someone shoud've objected at my wedding.

 

Stopped wanting Mr.Perfect, found him.

 

 

ちなみに、Amazonを見ていると、この本の新聞などのレビューコメントも6語になっているものもあった。

“The exercise in brevity certainly inspires.” (San Francisco Chronicle)

“The brilliance is in the brevity.” (New York Post)

“You could spend a lifetime brainstorming.” (The New Yorker)

 


まとめ

Honestly, I enjoyed reading the book.

 

 

 

Six-Word Memoirs on Love and Heartbreak: by Writers Famous and Obscure

Six-Word Memoirs on Love and Heartbreak: by Writers Famous and Obscure

  • 作者:Smith, Larry
  • 発売日: 2009/01/06
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

 

 

 

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エルマーシリーズ完結編、『The DRAGONS of BLUELAND』

エルマーシリーズの完結編。『The DRAGONS of BLUELAND』(邦題、エルマーと16ぴきのりゅう)

ボリュームも多くなさそうなので、まとまった時間があったGWに読んでみた。


内容

前2作で、エルマーはりゅうを救出して、家に戻った。

そして、りゅうも自分の家族の住む"Blueland"に戻るところから話は始まる。

絶滅したと思われているので、りゅうは人には見られないようにしながら自分の家族のところに戻った。しかし戻ったところ、りゅうの家族に問題が発生していた。

前2作で話はある程度完結しているが、時間的にはつながっているので、続編という感じはある。


感想

買った本がカラーでなかったのがちょっと残念。

りゅうの家族が大勢いて、からだの模様や色がみんな違っている。そのりゅうのイラストが本に随所に載っているが、モノクロなので楽しめない。

特にストーリーに関係あるわけではないが、それぞれのりゅうの体の模様や色が文章でも説明されていてカラーのイラストで楽しみたいところだった。


英語に関しては、わからない単語が意外に多かった。特に出だしの方に多かったので、なかなかペースに乗れなった。

全体の文章の量は多くないので、ところどころで出てくるわからない単語をスルーしにくかった。

その中で一つ覚えた単語。

barn 納屋

この単語の意味を調べた後、いつものように『メンタリスト』を見ていたらこの単語を登場人物が話していて聞き取れたので記憶の残った。(シーズン5で、スマイルマークが納屋に書かれていた事件でこの単語が出ていた)


ちなみに、この完結編のストーリーは、まあまあだった。

エンディングは2作目と同じように、大部分が空想的なストーリーであるが、最後は日常的な光景となっていて、そのコントラストが楽しい。

 

The Dragons of Blueland (My Father's Dragon)

The Dragons of Blueland (My Father's Dragon)

 

 

 

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新型コロナのこの時期に、変化を受け入れるための本『Out of the Maze』

新型コロナの影響で、以前は当たり前に過ごしていた生活を、現状は過ごせない。

しばらくはこの状態が続きそうである。そして、この新型コロナがおさまった後も影響が残りそうである。

そこで、『Out of the maze』(邦題『迷路の外には何がある?』)を取り出して読み直してみた。

この本は世界的ベストセラーとなった『Who Moved My Cheese?』(邦題『チーズはどこへ消えた?』)の続編。

2冊とも変化を受け入れて適応するということをテーマにした本。

今の社会の大きな変化の中で、前向きに過ごすための栄養剤的な気持ちで読み直した。実は個人的にも変化がありそうということもある。

 

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一度目は、1年ほど前に読んだが、今回はかなり印象が違った。

今回は、実際に社会的な変化や個人的な変化がある中で読んでるので、ストーリーにのめりこむというより、途中途中で現実と比べて考えてしまった。

登場人物は今までの状況が戻ることをずっと待ち望んでいるが、状況は戻らない。今まで当たり前と思っていたもの(チーズ)がなくなる。食べるものがなくってこのままでは死んでしまうという状況になる。

実際の世の中では、新型コロナの影響で稼ぎが激減して、事業をたたむ人、国に補償を求める人、事業の形態を変えたり工夫してこの状況を乗り切ろうとする人、色々な人がいて、ニュースで取り上げられている。

 

前回読んだときは気付かなかったが、登場人物が現状を打破しようと行動を起こして次にたどり着くまでの状況は、次のステップに進むための大変さをうまく表しているなと思った。

 

最近の状況も状況なので、考えされられる良い本だった。

そして、変化を受け入れて前向きに考えてみようかと思わせる良い本だと思う。

 


ちなみに、この本に興味のある方は一作目の『Who Moved My Chesse?』から読むのがおすすめ。この本はストーリーとしては、前作の続きとなっているため。

また、一作目の方がストーリーとしても、変化を受け入れる人と受け入れない人の対比になっていてわかりやすいと思う。

(Out of the Mazeでは、前作で変化を受け入れられなかった人が主人公になっている)

 

Out of the Maze: A Simple Way to Change Your Thinking & Unlock Success

Out of the Maze: A Simple Way to Change Your Thinking & Unlock Success

 

 

 

 

 

Who Moved My Cheese

Who Moved My Cheese

  • 作者:Johnson, Spencer
  • 発売日: 1999/03/04
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

 

 

 

 

 

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『Zero to One』、邦訳版は2015年ビジネス書大賞

少し前に自分の周りでentrepreneur(起業家)やstartup(新規事業)という言葉が話題になっていた。

今年洋書セールでたまたま買った本の中に、それに関連したものがあったので読んでみた。

 

 『Zero to One』

 

 

 

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内容

作者は、Peter ThielとBlake Masters。

Peter Thielは、PayPalの共同創立者の一人。2012年にスタンフォード大学で講義していた内容をBlake Mastersがまとめたのがこの本の内容となっている。

One of those students, Blake Masters, took detailed class notes, which circulated far beyond the campus, and in Zero to One I have worked with him to revise the notes for a wider audience.

起業して成功するための考え方が書かれているが、成功するための具体的なやり方が書かれているわけではなく、成功するための7つのポイントについて書かれている。

全体でページ数は200弱でそんなに長くない。さらに説明を補足するための図やイラストなども入っている。

 

感想

起業しようとしているわけではないが、新規事業で成功するために考えるべきポイントについては興味深かった。技術以外にも、競争を避けて独占を目指す考え方、人材、営業、宣伝など色々抑えておくべきことがあるとのこと。

個人的には、1章が印象的であった。technologyの進化(0->1)とglobalization(1->n)とについて書かれているところ。

途上国が、先進国に追い付くように、世界が進んでいる(globalization)が、そうすると必要なエネルギーが増え、公害もそれに伴って増え、結果として環境的にかなり危ない状況になる。そういうのは、この先技術(technology)の進化がないと解決しないとのこと。

これを読んでいるときに、新型コロナウイルスで中国の工場が止まって、空が綺麗になっているという報道があった。さらにちょうど昨日も、新型コロナ対策で大気汚染が改善し、インド北部から数十年ぶりにヒマラヤが見えたというニュースがあった。

そのため、書かれている内容に非常に現実味を覚える。

 

あと、以前触れたように新しいtechnologyを使った効率アップというのは、個人レベルの話ではあるが、翻訳関係で良いヒントになった。

 

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この作者のPeter Thiel氏について、この本を読むまで全然知らなかったが、このPeter Thiel氏を含めPayPal創業者関係の人たちは、PayPalマフィアと呼ばれていて、かなり知られた存在とのこと。この人たちがYouTubeやTesla、SpaceXほか大きな企業を立ち上げている。 

 

この本の邦訳版『ゼロ・トゥ・ワン』は、2015年にビジネス書大賞にも選ばれている。

 

Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future

Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future

 

 

 

 

 


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エルマーシリーズの2作目、『Elmer and the Dragon』

英語の本はずっと読むようにしている。

最近は久しぶりにノンフィクションの『Zero to One』を読んでいる。内容は面白いが少し疲れてきた。

 

Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future

Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future

 

 

そこで、軽めの本を読もうと思い『Elmer and the Dragon』を読んでみた。邦題は『エルマーとりゅう』。

 

エルマーのシリーズは3部作であり、今回読んだのは2作目の作品。

My Father's Dragon
Elmer and the Dragon
The Dragons of Blueland

 

内容

前作の続きからで、エルマーが子供の竜を救出したところから始まる。エルマーは竜の背中に乗って家に帰ろうとしていたが、嵐にあって途中の島で休息をとることになる。

そこには人はいなかったが、カナリアがいた。最初に出会ったカナリアは、偶然にも昔、家で飼っていたカナリアであった。そのカナリアから島に住むカナリアの問題を聞き、エルマーが解決しようとする。

 

感想

この本は以前一度読んだがことがあり、今回2回目。2回目だからか、英語力がアップしているのかはわからないが、前回よりは話を楽しめた。

子供の竜に乗って、カナリアの国で王様の問題を解決しようとするほのぼのとした話である。話の面白さでいうと、1作目の『My Father's Dragon』の方がおもしろかったが、この作品はエンディングがよかった。

エンディングで、1作目の導入部分のあたりの話まで戻って、話がすべてまるくおさまっている。全体的に空想的な話であるが、一番最後は非常に日常感あふれる状況になっているのがいいなと思った。

 

まとめ

ほのぼのとして楽しい本であった。

全体的に分量多くなく、洋書の初心者向けには良いと思う。ただ、内容的には前作の続きになるので、前作から読むのがおすすめ。

 

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Elmer and the Dragon (My Father's Dragon)

Elmer and the Dragon (My Father's Dragon)

 

 

 

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ナルニア国物語の『THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE』

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先日のナルニア国物語の最初のストーリーである『The Magician's Nephew』に続き、『The Lion, the Witch and the Wardrobe』を読み終わった。

この『The Lion, the Witch and the Wardrobe』は『ライオンと魔女』や『ライオンと魔女と衣装だんす』のような邦題で翻訳されている。

 

 

 

ナルニア国物語シリーズ

wikipediaを見ると、ナルニア国物語シリーズでは、この作品『The Lion, the Witch and the Wardrobe』が一番最初に発表されている。

一方、作者C.S.Lewisのおすすめ読書順は下記の通り。( )の数字が発表順。

The Magician's Nephew (6)

The Lion, the Witch and the Wardrobe (1)

The Horse and His Boy (5)

Prince Caspian (2)

The Voyage of the Dawn Treader (3)

The Silver Chair (4)

The Last Battle (7)

どうやら作者は、後付けでも、ナルニア誕生のストーリーである『The Magician's Nephew』を書いておきたかったようである。


内容

戦争で田舎の大邸宅に移り住んでいる兄姉弟妹の4人が主人公。大邸宅にあるワードローブに入るとナルニアにつながっている。最初妹のルーシーだけがナルニア迷い込み、その後4人全員がナルニアに迷い込んだ。

ナルニアは雪に覆われた冬の世界。魔女の力でずっと冬が続いていて、クリスマスも来なくなっている。

そんな中で、4人の子供とライオンのアスランが活躍するというストーリー。

 

感想

以前にも一度この本を読んだが、それほど印象に残らなかった。しかし、今回読んでみると以前より面白く感じた。2度目ということもあると思うが、この作品にうまくつながるように書かれた『The Magician's Nephew』のおかげだと思う。うまくつながっていて楽しめた。

例えば、ランプポスト。ナルニアの森の中にあるランプポストが何度か目印として出てくる。このランプポストがどのようにしてナルニアにあるかということが『The Magician's Nephew』に書かれている。

今回あらためて読んでみて気付いたが、後半のクライマックスのあたりは、描写が多くて地の文が続く。会話があまりないので感情移入するという感じではなかった。ある意味淡々とストーリーが進む感じであった。

また、地の文の描写で、植物や動物などの英単語が出てきて、何のことかわからないのはちょっと大変だった。ただし、講談社英語文庫の本では、巻末に単語やフレーズの意味がある程度載っているのは安心。

ちなみにこのよう単語などが出てきていた。このようなのが、森の中の描写のためにいくつかまとめて出てくると、なかなか厳しいものがある。

 

fir <<植物>>モミ
beeche <<植物>>ブナ
elm <<植物>>ニレ
birch trees <<植物>>樺の木
celandine <<植物>>クサノオウ
kingfisher <<鳥>>カワセミ
bluebell <<植物>>ブルーベル
thrush <<鳥>>ツグミ
currant <<植物>>スグリ
hawthorn <<植物>>サンザシ

  

 

この物語の最後は以下のような文章で終わっていた。

 

 And that is the very end of the adventure of the wardrobe. But if the Professor was right it was only the beginning of the adventures of Narnia.

 

冒険のはじまりにすぎない、とか言われると続きが気になる。

 

これは続きを読まざるを得ない。

 

 

 

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ナルニア国物語の一番最初の『The MAGICIAN'S NEPHEW』

洋書ディスカウントセールには弱い。

紀伊国屋書店の洋書のディスカウントセールの広告のメールがくるとつい行ってしまう。

『The MAGICIAN'S NEPHEW』は、今年に入ってから紀伊国屋のセールをのぞいたときにたまたま見つけて購入した。

 

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内容

ナルニアの世界ができるときの話で、ナルニア国物語のシリーズの最初の部分にあたる。

マッドサイエンティストのおじさんにせいで、男の子と女の子がパラレルワールドに行く羽目になり、Narniaにまでたどり着くというストーリー。

この作品はシリーズの最初の部分にあたるが、発表されたのは一番最初ではない。

本の最初の部分でどういう順番で読むのがよいか、下記の写真のように、作者(C.S.Lewis)のおすすめが書いてあった。この作品が最初でよいらしい。そう言ってもらえると安心して読める。

The Magician's Nephew
The Lion, the Witch and the Wardrobe
The Horse and His Boy
Prince Caspian
The Voyage of the Dawn Treader
The Silver Chair
The Last Battle

 

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感想

まあまあ面白いかなと思った。最初、男の子と女の子が2人でパラレルワールドに行くが、その後ストーリーが進むにつれて登場人物が増えて、話がどんどん展開していって面白かった。

この作品はシリーズの最初でこれから話が続くと思うと、ちょっと続きを読みたいという気がする。

英語は難しいというほどではないが、知らない単語も端々に出てきてすらすら読めない部分もあったりする。でもまあストーリーは追える。挿絵がところどころに入っていて、多少理解の助けになっているかもしれない。

 

ファンタジーが好きな人は楽しめるかもしれない。

 

The Magician’s Nephew (The Chronicles of Narnia)

The Magician’s Nephew (The Chronicles of Narnia)

  • 作者:Lewis, C.S.
  • 発売日: 2018/03/03
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

作者のおすすめ読書順の2作目にあたる『The Lion, the Witch and the Wardrobe』は、実は講談社英語文庫の本を買って持っている。そして、一度読んだことがある。

前回読んだときはそんなに印象に残らなかったが、その本を引っ張り出してきて、今読み直している最中である。

 

 

 

 

 

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