Conyacの翻訳者のトライアルテスト(レベルテスト)をうけてみた。今回6回目の挑戦。
振り返ってみると、1年前の2019年の3月に1回目のテストを受けたのでちょうど1年くらい経っている。それまで翻訳には興味は無く勉強したこともなかったので、翻訳の学習歴は1年くらいとなる。(この1年間ずっと翻訳の勉強をやってたわけではないが)
前回の2020年の2月上旬のテストは不合格(判定は"Starter(High)レベル)であった。3月中旬に受験可能になったので、例によって週末の1日を利用してテストを受けてみた。
テスト時間が決まっているから、テスト開始前に、単語をすぐに調べられるようにオンライン辞書をいくつか開いておいたり、ワードファイルを開いたりして、テスト準備を整えた。
そして、午前中にテストを開始。
課題文はさらっと読んでみて何となく意味が分かるので余裕あるかなと思ったが、実際に訳したら結構時間がかかった。
後半どんどん時間が切迫してきて、色々チェックして最後は残り1分くらいのタイミングで訳を提出した。
毎回最後は慌てて提出している気がする。
今回、結果は2日ほどで届いた。メールを開いて確認。
結果がどこらへんに書かれているかはもうすっかり覚えている。
結果は・・・
不合格であった。
またまたまたまたまた不合格。
今回もStarter(High)レベル。
落ちてる可能性も考えなくはなかったが、結構いい訳に仕上がったんじゃないかと思っただけにがっかり。
いただいた指摘コメントを見る限り英文の解釈がそんなに違っていたところなどはなかった。
指摘コメントの中には自分の訳と何が違うかよくわからないコメントがあったりして頭が痛くなった。
それから、指示からの逸脱という指摘があった。これはおそらく致命的。やらかしてしまった。
『トライアル現場主義!』にあったが、簡単に言うと言われたことが守れていないということ。こういう人には仕事をまかせられない、ということになる。
今回新たに類語国語辞典を購入。買おう買おうと思っていてなかなか発注していなかったが今回のテストのタイミングで発注。といっても買うタイミングが遅くなってテストを受けている最中に届いた。テスト中にとりあえず1回は使っておいた。
国語辞典や英和辞典よりも、ある意味類語辞典の方が役立つんじゃないかと思っている。適切な日本語が出てこないときにふさわしい語句がこの辞典で見つけられるなら、すごく有効なのではないかと思っている。
たまたま、(今もまだ読んでいる途中であるが)テストを受けた次の日に『Zero to one: Notes on Startups, or How to Build the Future 』という本を読んでいた。その本は、Paypalの創業者の一人であるPeter Thielの本で、スタンフォード大学での授業をもとにした、起業などに関する本である。
その本で、technologyを作り出すことが0->1にするということで書かれているが、そのtechnologyについてこのような記述があった。
Technology is miraculous because it allows us to do more with less, ratcheting up our fundamental capabilities to a higher level.
technologyを利用することで、少ない労力で多くのことができるようになる、と。
これでふと思い出した。
以前、作業効率アップのためにあるツールをインストールしたが、最近全然使っていない。考えてみたら、ツールをインストールして動作確認したものの、使いこなさないうちにWin7のサポート切れのために、PCのOSをwindows10に更新したりして、すっかり存在も忘れていた。
そして、最近ずっとツールの活用を図るべく色々模索している。単純にツールだけ導入しても効果があるかどうかわからないので、翻訳の作業全体のフローも振り返っている。それをふまえて効果的な導入方法などを検討している。セルフコンサルタント状態。
どれくらいはわからないが、効率アップは見込めそうである。
次回は4月中旬の予定。そろそろ次あたりは良い結果が出てほしいところである。
Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future
- 作者:Masters, Blake,Thiel, Peter
- 発売日: 2015/06/04
- メディア: ペーパーバック
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(2020/05/24 追記)
Conyacのレベルテストの7回目のチャレンジの結果はこちら ↓↓↓
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