英文で書かれたエッセー集、『Takes and Mistakes』(Kate Elwood著)を読み終わった。
『Takes and Mistakes』は『英語の読み方』に「単語力に自信があまりない人でも取り組めるもの」として紹介されいた3冊のうち1冊。この『Takes and Mistakes』はNHKラジオ「新基礎英語3」の企画をまとめたものとのこと。
紹介されていた3冊のうちの別の1冊の『American Pie』を以前読んだが、それよりも読みやすいと思った。
筆者が日本に来てから体験した生活習慣の違いについて書かれているので、内容はかなり身近に感じられることが書かれている。『American Pie』の方は、アメリカでの習慣についてより多く書かれていた印象がある。
この本で、印象に残ったエッセーの1つが、"Learning Experiences"。期末の学生がいっぱい道具などを持って家に帰るのを見たこと、生徒が教室の掃除をすることなど、アメリカの学校との違いについて書かれていてなかなかおもしろかった。
他にも、日本のことわざの解釈"Puzzling Proberbs"や、街で配られてる無料ティッシュなどについて書かれた"Just a Little Something"もおもしろかった。
本文は、約70ページ程度で、12個のエッセーが収録されている。途中にはイラストも入っている。
自分はほとんど見なかったが、巻末には、英単語などの意味や解説が書かれている。
この本の帯には「洋書デビューにこの1冊!」と書かれている。
内容、分量、英語のレベルなどを考えると、たしかに洋書の入門にはおすすめの1冊だと思う。
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