『ダ・ヴィンチ・コード』を読み終わった。
『日本人なら必ず悪訳する英文』を解き進めていたら、最後のパートの翻訳の課題が『ダ・ヴィンチ・コード』からの出題となっていた。解くにあたり、内容は知っていた方がよいとのことだったので、そこに書かれているあらすじだけではなく、実際に本を一通り読んでみた。
『日本人なら必ず悪訳する英文』の作者である越前敏弥氏が、『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳者である。
内容
『日本人なら必ず悪訳する英文』に書かれていたあらすじから抜粋。
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。
殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドン(宗教象徴学専門)は、警察から捜査協力を求められる。
現場に駆け付けた暗号解読官ソフィー(館長の孫娘でもある)は、祖父が死の直前に、自分にしかわからない謎のメッセージを残したことに気づく。(中略)
ふたりはダ・ヴィンチの諸作品、謎の修道会や秘密結社、聖杯伝説などにまつわるさまざまな暗号を道中で解きながら、フランスからイギリスへと逃亡しつつ、館長殺害の真相ばかりか、歴史を揺るがす驚愕の事実をもしることになる…。
感想
おもしろかった。
スリリングな場面があったり、キリスト教、ダ・ヴィンチ、聖杯伝説などの歴史的に興味深い話があったりして楽しめた。
この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている。
ストーリーに出てくる聖杯伝説に関する内容は、近年の研究により明らかになってきている事実らしい。へー、っていう感じ。
キリスト教徒の人にとってはちょっとインパクトあるんじゃないかと思った。
この作品の映画版は、テレビで見たような気がするが、主人公がトムハンクスだったくらいしか覚えていない。
でも、本だとじっくり理解しながら読めるので内容が頭の中にかなり残っている。
この小説の舞台はフランスとイギリスであるが、フランスには行ったことがない。
イギリスには3回ある。
3回ともヒースロー空港でのトランジットだけだったが。
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