Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


これはいい!『字幕翻訳とは何か 1枚の字幕に込められた技能と理論』

紙の本が好きなので、電子書籍は避けていたが最近、ついにKindleに手を出してしまった。 というのも、『字幕翻訳とは何か』は、印刷した本では出版されておらず、購入するとなるとKindle本しかなかったため。 レビューを見るとかなり内容は良さそうで気にな…

サラリーマン川柳的な(?)、『Six-Word Memoirs Love & Heartbreak』

『Six-Word Memoirs Love & Heartbreak』は、英語の6語の短詩や英文がひたすら載っている本。 『日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編』に、翻訳の問題として、6語の短詩が3つほど取り上げられていた。それに関連して調べてみたら、six-word memoirsという…

翻訳学習者に超おすすめ!『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(その2)

www.englishlearner-m.net 前に少し紹介したが、まだ書き足りない部分があるのでもう少し書いてみる。 この本は翻訳の技術的なことだけではなくて、英語学習に関するところなどのもう少し広く深いところまで情報が載っていて、自分としてはかなり貴重な本だ…

翻訳学習者に超おすすめ!『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』

前からこの本の存在は知っていたが、タイトルやレビューを見て何となく購入に至っていなかった。 安西先生の本や問題集にずっとお世話になっていたが、一通り終わりそうになったので、試しに買ってみた。 内容 この本では、PART A, B, Cに分かれていて合計14…

『カエルの楽園2020』、多くの日本人が読んだほうがよいと思う

カエルの楽園2020(新潮文庫) 作者:百田尚樹 発売日: 2020/06/12 メディア: Kindle版 もともとは、2020年5月上旬に、作者がネットで無料で公開していた作品。 それが1か月ほどで文庫での販売となった。 発売予定日は6/12(金)だった。 楽しみにしていたので…

#検察庁法改正案に抗議します、のダメージ

新型コロナで色々なことが大きく変わっている。 経済活動が大きな影響を受けている。 そんな中、一か月前に、Twitterで、#検察庁法改正案に抗議します、のタグをきゃりーぱみゅぱみゅら有名人が書き込んでトレンドワード入りして騒動になった。 100万を超え…

『翻訳英文法トレーニングマニュアル』

翻訳のための問題集、『翻訳英文法トレーニングマニュアル』を終了。 内容 この『翻訳英文法トレーニングマニュアル』は、安西先生の『英文翻訳術』の内容に対応した問題集。 この本の「はじめに」に以下のように書かれている。 上智大学で担当している翻訳…

『トライアル現場主義!』、翻訳トライアルを受ける人に貴重な一冊

翻訳会社に翻訳者が登録するには、トライアルテストを受けて通らないといけない。 そのトライアルテストについての本である『トライアル現場主義!』を購入し、課題を解いてみた。 内容 この本は、100ページ強の本で、内容は下記のようになっている。 はじめ…

エルマーシリーズ完結編、『The DRAGONS of BLUELAND』

エルマーシリーズの完結編。『The DRAGONS of BLUELAND』(邦題、エルマーと16ぴきのりゅう) ボリュームも多くなさそうなので、まとまった時間があったGWに読んでみた。 内容 前2作で、エルマーはりゅうを救出して、家に戻った。 そして、りゅうも自分の家族…

新型コロナのこの時期に、変化を受け入れるための本『Out of the Maze』

新型コロナの影響で、以前は当たり前に過ごしていた生活を、現状は過ごせない。 しばらくはこの状態が続きそうである。そして、この新型コロナがおさまった後も影響が残りそうである。 そこで、『Out of the maze』(邦題『迷路の外には何がある?』)を取り出…

『Zero to One』、邦訳版は2015年ビジネス書大賞

少し前に自分の周りでentrepreneur(起業家)やstartup(新規事業)という言葉が話題になっていた。 今年洋書セールでたまたま買った本の中に、それに関連したものがあったので読んでみた。 『Zero to One』 内容 作者は、Peter ThielとBlake Masters。 Peter Th…

エルマーシリーズの2作目、『Elmer and the Dragon』

英語の本はずっと読むようにしている。 最近は久しぶりにノンフィクションの『Zero to One』を読んでいる。内容は面白いが少し疲れてきた。 Zero to One: Notes on Start Ups, or How to Build the Future 作者:Masters, Blake,Thiel, Peter 発売日: 2015/06…

ナルニア国物語の『THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE』

www.englishlearner-m.net 先日のナルニア国物語の最初のストーリーである『The Magician's Nephew』に続き、『The Lion, the Witch and the Wardrobe』を読み終わった。 この『The Lion, the Witch and the Wardrobe』は『ライオンと魔女』や『ライオンと魔…

975点ホルダーが『メガ模試1200 VOL.1』(2周目)を解いた結果

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト VOL. 1 作者:キム・デギュン 発売日: 2018/04/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) もう去年のことになるが、『新メガ模試1200問 TOEIC L&R テスト VOL.1』の2周目を解き終えた。結果は下記の通り。例によって直後のTOE…

ナルニア国物語の一番最初の『The MAGICIAN'S NEPHEW』

洋書ディスカウントセールには弱い。 紀伊国屋書店の洋書のディスカウントセールの広告のメールがくるとつい行ってしまう。 『The MAGICIAN'S NEPHEW』は、今年に入ってから紀伊国屋のセールをのぞいたときにたまたま見つけて購入した。 内容 ナルニアの世界…

字幕翻訳者のお仕事がわかる、『字幕屋のホンネ』

翻訳は、出版翻訳、映像翻訳、実務翻訳のように大きく3つに分けら、その上さらに細分化される専門職の世界である。 最初からあんまり絞りすぎないようにしつつも、一方なんでもかんでも手を出さないようにはしている。 映像翻訳には近寄らないようにしたが、…

『Crooked house』、クリスティー自身もお気に入りの作品

アガサクリスティーの『crooked house』を読んだ。邦題は『ねじれた家』。約一年前にこの作品の映画が公開されたときに、本屋さんの洋書売り場で平積みにされていた。それを購入。 Crooked House 作者:Agatha Christie 出版社/メーカー: HarperCollins Publi…

『最後の授業 ぼくの命があるうちに』

ずいぶん昔に購入した本。ずっと積んでおいたままだったが、とある理由により読むことにした。 癌で余命宣告されたカーネギーメロン大学の教授の最後の講義やその他の色々な思いについてつづった本。 最後の授業 ぼくの命があるうちに (SB文庫) 作者:ランデ…

TOEIC975点ホルダーが『TOEICテスト究極のゼミPART5語彙・語法【超上級編】』を解いた結果

パート5の更なる強化のために『TOEICテスト究極ゼミPART5語彙・語法【超上級編】』を解いてみた。2年ほど前に一周していて、今回は2周目。(今回といっても解いたのは去年のことで、しばらく時間がたっているが) DL付 TOEICテスト究極のゼミPART 5語彙・語法…

TOEIC975点ホルダーが『読解特急3 上級編』(2周目)を解いた結果

パート7対策のために特急シリーズの『読解特急 上級編』を一通り解き終わった。今回2周目。新TOEIC TEST読解特急3 上級編作者:神崎正哉,TEX加藤,ダニエル・ワーリナ出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/09/07メディア: 新書 内容 長文で20問あり、そ…

『英文翻訳術』、翻訳学習に超おすすめ

以前このブログでも紹介したが、『英語の発想』が非常に良い本だった。それで、同じ著者の『英文翻訳術』を読んでみたが、こちらも非常に良い本だった。 内容 『英語の発想』の方は、英語と日本語のそれぞれの背景的な部分から翻訳について書かれていたが、…

『チーズバーガーズ』、たまにはこんなのもいいかも

『チーズバーガーズ』は講談社英語文庫の1冊で、英語の本。 以前購入して、読みかけていたが挫折した。最近英語の本の読書量が足りてないなと思っていたので、その一環としてあんまり構えないでさらっと読んでみようと思ったら、それなり楽しく読み終わった…

『幸福な生活』、面白かった!

『幸福な生活』というタイトルだけだと、生活スタイルを変えて人生をハッピーにみたいな啓蒙書の感じもするが、そういうのではなくて、これは百田尚樹氏の短編集である。 同じ作者の『永遠の0』をほんの少し読みかけて放置したままになっているが、また最近…

『通訳者・翻訳者になる本2020』、情報がまとまっていてよいかも

通訳者・翻訳者になる本2020 (イカロス・ムック) 出版社/メーカー: イカロス出版 発売日: 2019/03/11 メディア: ムック この商品を含むブログを見る 8月頃、Conyac(2回目)と工業英検2級の結果発表が近づいていた頃に、『通訳者・翻訳者になる本2020』を購入…

975点ホルダーが『メガ模試1200問 TOEIC L&R VOL.2』を解いた結果

一時期より模試を解かなくなっていたので、なかなか終わらせられなかったが、ようやく終了。 『メガ模試1200問 TOEIC L&R VOL.2』を解いた結果を以下にまとめてみる。 参考までに直後のTOEICのスコアがあるものはあわせて記載。この本を解いたときちょっとコ…

『How to Deliver a Great Ted Talk』、スピーチ対策で読んでみた

How to Deliver a Great TED Talk: Presentation Secrets of the World's Best Speakers (How to Give a TED Talk Book 1) (English Edition) 作者: Akash Karia 出版社/メーカー: AkashKaria.com 発売日: 2014/07/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブロ…

翻訳を志す人はマストバイ、『翻訳とは何か』

翻訳について本を探していたら見つけた本。 レビューを見て良さそうだったのですぐに購入して読んでみた。想像よりはるかに良かった。 翻訳とは何か: 職業としての翻訳 作者: 山岡洋一 出版社/メーカー: 日外アソシエーツ 発売日: 2001/08/27 メディア: 単行…

『夏の騎士』

夏の騎士 作者: 百田尚樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/07/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 今回、2冊目の百田氏の本。 ご本人が『夢を売る男』の中でも、そしてツイッターでも書かれているが、同じタイプの小説などはあえて書かれ…

今のところ今年一番。『夢を売る男』

しばらく前に『夢を売る男』を読んだ。 家族が本を整理して売り払おうとしていたのを見つけてもらってきた。 初の百田作品。 今年、自分が読んだフィクションの中では今のところ一番。難しいところではあるが、『喧嘩(すてごろ)』よりも良かった。 夢を売る…

『The Burglar in the Closet』、泥棒バーニイシリーズの第2作。

『The Burglar in the Closet』を読んだ。 日本語翻訳版のタイトルは『泥棒はクロゼットのなか』。 ローレンス・ブロックは好きな作家で以前よく読んでいた。この泥棒バーニーシリーズとか私立探偵マット・スカダーなどのシリーズ。もちろん昔読んでいたのは…