Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


Hanaso英会話で発音トレーニング

ほぼ2年前から、Hanaso英会話で発音トレーニングのためのレッスンを受けている。

経緯

きっかけは英検1級の2次試験におちたこと。そのときの発音のスコアが6/10であった。それ以来、発音改善に取り組んでいる。

ちなみにその時の2次試験のCSEスコアは600。合格点は602。惜しい!

2016年度第3回の英検1級の2次試験の素点
7/10 short speech
6/10 interaction
6/10 grammar and vocabulary
6/10 pronunciation

Hanaso英会話のある先生に、英検のスピーキングテストを受けて、発音がまだまだだとわかった。発音を改善したい思っている、という話をした。じゃ発音にフォーカスしたレッスンにしましょうかということになった。それ以来、その先生のレッスンだけ発音に特化したレッスンになっている。

レッスン内容

Hanaso英会話には"発音トレーニング"のレッスンがあるようだがそれは受講したことがない。レッスンは、Hanasoでの"Webニュースレッスン"としてレッスンを受けている。

通常だと、"Webニュースレッスン"ではWebの記事を音読した後、不明な語句についての確認や内容について意見を述べあったりする。しかし、この先生の発音レッスンでは、記事を一通り自分が音読して、その後、発音やアクセントがダメだった単語を指摘してもらう。そして、それらの単語の発音やアクセントを確認していくというレッスン。このレッスンでは記事の内容には基本的にふれない。ひたすら発音やアクセントだけ確認、練習する。非常にシンプル。

記事については自分で選ぶ。自分で少なくとも2回くらいは音読しておかないとレッスンの時にきちんと音読できないため。

選ぶ記事は、例えば英検のための準備の内容のような、自分に必要な記事を選ぶ。内容については、同じ記事を使って別の先生に普通に"Webニュースレッスン"を受けて理解を深める。

 

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そのように2段構えにしてレッスンを受けることにより、理解した内容をより正しい発音で説明できるようになる(といいな)、という作戦。

 

発音トレーニング

発音改善に取り組みはじめて気付いたが、発音トレーニングはフィジカルトレーニングである。英語の発音は、日本語を話すときには使わない口の周りの筋肉や舌の動かしかたをする。それをトレーニングにより習得しようとする。

最初からずっと指摘を受けているのが、LとRの発音。このLとRの発音の練習をし始めた時、特にRの発音を頑張っていたら、慣れない舌の動かし方の練習をしすぎたようで、水を飲むとき、舌が変な動きになってむせてしまった。口の周りだけで非常に局所的ではあるが、発音トレーニングはフィジカルトレーニングだと思った。

 

効果など

ほぼ2年前からこの先生にこのレッスンを受けているが、トータルで163回受けていた。どうやら即効性は無いが、徐々に良くなっているようである。

色々な単語を学習して意味は知っているが、正確な発音やアクセントの位置などは知らない。レッスンでは間違って発音している単語を指摘してもらって正しい発音に少しずつ改善しているということになっていると思う。

効果について、ずっと習ってる別の先生に、発音改善を確認したが、頻繁に習ってる先生には気づかれにくいようであった。最初から発音はそんなに悪くないよ、という感じで言われた。

英検受験シーズンだけ断続的に受講しているValue Englishでは、久しぶりにレッスンを受けた時にLRの発音がよくなったと言われた。また最近、新しい先生に割合発音がいいけどなぜ?、みたいに言われたりした。

発音は多少はよくなっているようである。しかし2年経ったが、まだ今でも1レッスンで20個近く指摘されてのいるのでまだまだ先は長そうと思われる。

 

発音記号

このレッスン始めるまで、単語の発音を確認したことが無かったので、発音記号の読み方もはっきりと理解していなかったが、今では発音記号の読み方も調べて、大体発音記号を見るとわかるようになった。またレッスンの予習でも今は発音も確認するようになった。辞書で発音記号を見たり、発音の音声を再生したりして発音を確認している。

 

参考書籍

最初『英語耳』を使って発音の訓練をしようと思ったが、発音が自分では正しいかどうか確認できないと思ったので、結局この本は最初から順番に進めていくということはやめた。しかし、子音や母音が、発音記号とともに載っていて、また発音の仕方が口の形や口の中の舌の絵で解説されているのが便利で、辞書的に使っている。

 

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

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まとめ

スピーキングや発音の確認は自分だけでも録音などしてできなくないかもしれないが、発音が分かる人に指導してもらう方が効率的だと思う。

最初発音ができていなくて、言い直した何度目かの発音で、先生に"Good!"と言われると、こういう風に発音する音か!と理解できるので、わかりやすい。

 

英検1級スピーキングテスト準備でHanaso英会話を活用

英検1級の2次試験対策の記事を書く際にすっかり忘れていた。オンライン英会話のHanasoもそれなりに活用していた。

 

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Hanaso英会話のコースの一つに"Webニュースレッスン"というのがある。そのレッスンを、英検1級の2次試験(スピーキングテスト)の準備のために利用していた。

 

"Webニュースレッスン"とは文字通り、ネット上の英語のニュース記事を素材に使うレッスン。基本的な流れは、ニュースなどの記事を音読して、不明な語句などを確認し、その後内容について質疑応答があったり、先生と意見を述べあったりする。

"Webニュースレッスン"は、記事を自分で用意しなくても、先生が用意しているようである。しかし、自分の場合は、いつも自分で記事を用意しておく。事前に自分で役に立ちそうな記事を探しておいて、それを使用するため。

英検の対策としてはレッスンを受けるときは、英検で出てきそうなトピックに関連する記事を用意する。そしてそれを使って"Webニュースレッスン"を受ける。

 

例えば、"Space exploration should be promoted?"(宇宙開発は推進すべきか?)という2次試験では基本的(?)なトピックがある。

まずトピックに関する英語の記事をネットで探す。

これは割合よくあるトピックなので、Googleで"Space exploration pros and cons" (宇宙 開発 良い点と悪い点)で検索すると、pros and consについて書かれた記事が何件かヒットする。

その中で適当そうな記事を選ぶ。例えば以下のようなもの。この記事は実際にレッスンで異なる先生のレッスンで2回使った。

greengarageblog.org

記事は、内容や文章の難易度、長さで選んでいる。レッスンは1コマ25分なので、1回で終わる程度がよいが、内容がよければ分割して2回に分けて使うこともある。

レッスンを受けた後、記事の情報や先生の意見などをもとに、スピーチで使えそうな自分が納得できる肯定理由、否定理由を整理する。

最終目標は、そのトピックに対して、スピーチ案を書きあげられる情報を集めること。つまり、導入、根拠1、根拠2、根拠3、結論というスピーチの流れの中の根拠を3つ上げることである。

まあこれは、必ずしも1回のレッスンで情報が集められるとは限らないが。

 

英語記事を利用する理由

英検1級2次試験対策としては英語のスピーチの準備が最重要ポイントである。そのため英語の記事を使ったレッスンを受けている。英語の記事だと適当な情報が見つかったら、もともと英語なので、英訳する必要が無いので、そのまま使える。またそのトピックに関連する単語も覚えられる。

もし、日本語の記事で情報を見つけたとしても、英訳する時に間違いがないとも限らない。

まとめ

Hanaso英会話の"Webニュースレッスン"で、英検1級2次試験の準備で活用していた。記事を音読して、先生とトピックについて話しをするので、スピーチの準備として結構よいと思う。

ただこの活用法のちょっと大変なところは、トピックによってはなかなか記事が見つからなくて時間がかかることがあること。これはHanaso英会話の問題ではないが。

 

ということで、Hanaso英会話でスピーチを作るあたりの準備に利用している。以前紹介したValue Englishの方は、模擬面接によるテスト準備として利用している。

 

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実際に、レッスンで使用した記事などの参考情報は下記を参照して頂ければ。

 

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医学部不正入試の影響もある?! 日本はG7どころかOECD加盟国でも最下位

英会話のイーオンの『Discussion Matters』のレッスン、次回は医学部不正入試関連の話題。予習のために女性医師の割合などについて調べてみた。

英検の準1級や1級の2次試験にたまに出てくるGender equality(男女平等)のトピックで参考にしていただけるかも。

 

日本の医師全体で、女性医師の割合が5人に1人くらい。少ない。下記のリンクの一番下の表3に情報あり。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/06/kekka1-2-2.html
(厚生労働省のHPより)

 

そして、30ヶ国以上のOECD加盟国の中で最下位の割合。世界に通用する割合の少なさ。大きいグラフの一番下が日本。

http://www.oecd.org/gender/data/women-make-up-most-of-the-health-sector-workers-but-they-are-under-represented-in-high-skilled-jobs.htm
(OECDのHPより)

 

日本の女性医師が5人に1人というのも改善していてこの数字らしい。

https://www.nippon.com/en/features/h00261/too-few-female-doctors-japan-ranks-last-among-oecd-nations.html
(nippon.comより)

オンラインレッスンのHanaso英会話でこの記事を使ってレッスンを受けた。講師の方の生徒で女性医師の人がいるそうで、子どもがいない人は女性医師の方は問題なく続けているが、子どもがいる女性医師の方は仕事を続けるために専門を変えたりして対応しているらしい。実際に大変らしい。

 

女性医師が今後増えれば、職場環境も改善されて働きやすくなったりしないだろうか。

 

医師に限らず、安倍総理のいう女性が活躍できる社会がもっと実現すればよさそうと思うが、最近のWorld Economic Forum(ダボス会議)でのGendar gap reportによると、男女平等のランキングは日本は110位である。興味のある方は、Report(pdfファイル)のp.139に日本の詳細データがあるのでそちらを。

https://jp.weforum.org/reports/the-global-gender-gap-report-2018
(World Economic forum HPより)

 

英会話のイーオンが役に立つのかと考え始めた出来事

自分の場合、約6年通った今は、英会話スクールは十分役立っている、と思っている。

しかし通い始めてから少しして、英会話スクールがどれくらい役に立つのかな、とずっと考えることになる出来事があった。

 

TOEICで800点台にのったあとに英検を受けようと思った。 

知り合いの人がライブか何かで聞いてきた話を教えてくれた。

「年をとってくると段々新しいことをしなくなる」

確かにあんまり新しいことをしていないなと思った。それで英検を受けようと思った。英検はそれまで一度も受けたことは無かったので。一応安全なところからと思って、まずは英検2級。1次試験は全然問題なく、2次試験も自力で勉強して合格した。

次は英検の準1級。調べてみたら単純比較できないものの大体TOEIC800点くらいで英検準1級に通るか通らないかくらいという感じであった。これまでスピーキングはあんまり練習したことがなく、自力だと2次試験がだめかもしれない思い、英会話スクールのイーオンに通い始めた。

英会話スクールは通った方がいいだろうなと頭では理解していたが、こちらは英検受験よりもかなり敷居が高く、なかなか覚悟が決められなかった。決心するのに時間がかかった。

英会話スクールに通い始める際に、面接がありクラス決めがされた。11段階中でレベル6ということになった。ラウンドアップレッスンというコースでは "Breakthrough"、グループレッスンは "Encounter"というレッスンを受けはじめた。

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(イーオン公式HPより)

 

イーオンに通い始めて、次の英検ですぐに準1級を申し込んだ。1次試験はなんとか合格できた。2次試験は、それなりに勉強して、英会話スクールにも通っているので、なんとかなるだろうと思った。

しかし、残念ながら不合格となった。

当時は現在とスコアのシステムが違っていて、英検準1級の2次試験のスコアはこんな感じだった。1点差ではあったが不合格であった。

21点/38点満点。合格点は22点。

スピーキングがダメそうだと思ったので、英会話スクールに通い始めたのに、スピーキングテストの方で不合格になった。

Breakthroughのレッスンでは日本人の女性の先生に習っていた。結果発表後の最初のレッスンで結果を聞かれたので、「スピーキングでだめでしたよ」と言った。がっかり感は出ていたと思う。というか隠さなかった。

そのときにその日本人の女性の先生が何と言われたのか覚えていないが、申し訳なさそうな感じで話されていた。

申し訳なさそうにされて、自分で何かが違ってたなと思った。考え直したみた。

その先生からは英会話のレッスンは受けているが、そもそも自分のスピーキング力がなくて、不合格になっている。自分の実力が不足していたのである。落ちたのは自分に原因がある。

英会話スクールに通ってるから、英検準1級のスピーキングテストに合格する、というわけではない。そんな短絡的な話ではないと気付いた。当たり前の話であるが。

一方で、英会話スクールでやっていることについても考えた。

普段のレッスンでは、テキストの予習をして、問題を解いてくる。表現、単語、文法などに目を通しておく。しかし、いつこういうを使うのだろうかと思ったりした。そして、次の週、次の次の週と新しいユニットに進んでいく。過去のユニットの内容はどんどん忘れていく気がする。

また習ったことを復習する機会はカリキュラムの中にはあまり無いのも気付いた。

ネットで調べたら、英会話スクールが役に立たないという記事も見つけた。それなりになるほどと納得する記事でもあった。

ということで、英検準1級のスピーキングテストに不合格したおかげである。英会話スクールはどれくらい役に立つものだろうかと考え始めた。

もちろん英会話スクールに行かないよりは、行くほうが何かしら役に立ってるはずである。

お金を払って、時間もかけて習いに行っている。それらをムダにしないように、最大限英会話スクールを活用できるようにと、レッスンを受講していた。

 

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英会話のイーオン、レッスンを4か月更新『Discussion Matters』

前回の英会話のイーオンのDiscussion Mattersのレッスンを受けた後、受講期間を更新してきた。これで夏頃までレッスン継続となり、3月いっぱいでまる6年である。

イーオンに通ってる人と話してて、5年以上通ってると言うと長いですねと言われた。
10年通っている人を知ってるので、そんな感じでは思ってなかったが、そういう感覚の人の方が多いのかなと思った。たぶん、レベルが上の方のクラスの人は割合長期間継続している人が多い気がする。英語力を維持するという目的のために通っている人が多いので。

会社の補助を受けていたりした時は、1年で契約していたが、最近は短めで更新している。通うのをやめようなかという波は最近はあんまりないが、短いほうが気が楽なので短めの期間で更新している。

 

『Discussion Matters』というレッスンはグループレッスン。1回のレッスンごとに1つの社会問題が含まれる300語くらいの本文があり、そのテーマについて議論するというもの。社会問題は、記事、レター、インタビュー、会話などいろいろなタイプの文章で提示される。それについて自分で調査したりして、そのレッスンの社会問題について意見を述べる。

例えば前回は、”法を破ったときに、会社や会社の社員がより厳しいペナルティを受けるべき"、というテーマであった。Facebookのマークザッカーバーグがデータ流出事件で議会で証言した後のアメリカでのアンケートについて調べた。アンケートによると、多数の人がプライバシーデータの違法な扱いにはより厳しい罰則を望んでいる、というような結果を調べて話した。

クラスの人数や先生の進め方にもよるが、それほどDiscussionという感じではない。ただ、まれに議論がヒートアップしてギスギスした空気になったことはある。英語ではきちんと表現できなかったり、相手の言ってることが理解できないということもあったりで、もどかしさもあったりして感情が高まった感じであった。その人の専門に関するテーマだったので、こだわりもあったらしい。

当初このレッスンを受けたいと思っていなかったが、当時の先生が、レベルを上げてこのクラスを受けるよう強くすすめてくれた。最初、社会問題に興味がなく、レベルが上がると英語が達者な人ばかりでちょっと厳しかった。上がる前の一般的な会話のほうが良いかと思った。しかし、続けてるうちに徐々に慣れた。

英検1級を受けはじめたら、このレッスンは特に役に立っている。ライティングやスピーキングテストでは、社会問題について書いたり話したりするので。

自分としては週に1回決まった時間にレッスンがあり、そのために準備するというところがよいところだと思っている。予習のために勉強するので、普段から勉強するのが習慣化される。一方、TOEICや英検だとテスト前だけ集中して勉強したりするので。

 細々とDiscussion Mattersはずっと受講を継続しようと思っている。

英検1級(不)合格のときの2次試験の対策やスコアを振り返る

考えてみたら2年間で6回中5回も英検1級の2次試験を受けていた。結果は2勝3敗。対策やスコアなどを振り返ってみる。

 

英検1級の2次試験のテストの流れ

英検1級の2次試験であるスピーキングテストは以下のような流れで行われる。テスト時間は全体で約10分。

自己紹介(あなたのことを少し教えて下さい、と言われ自己紹介する)
スピーチ(1分間で5個のトピックから1つ選び、準備し、2分間スピーチする。)
質疑応答(スピーチに関して試験官から質問があり、それに答える。)

 

英検1級のスピーキングテストの採点の観点

スピーキングテストの採点は、以下の4つの観点で行わる。

short speech
interaction
grammar and vocabulary
pronunciation

それぞれが10点満点。1級の2次試験は、準1級以下と違って面接官が2人いる。おそらくそれぞれが5点満点で採点して、合計が10点になるのだと思う。そしてそのスコアが最終的にCSEスコアに換算されて合否が決まる。

 

対策としてやったこと(1)
スピーチのトピックの作文。1つずつ確実にスピーチできるトピックを増やすため、各トピックについて作文してノートにまとめた。そのトピックが出たらこのようにしゃべるという内容を書く。導入、可能な限り3つの(少なくとも2つの)根拠、結論。ライティングテストのエッセイのフォーマットと同じ要領。作文するのために調査が必要なので、1トピック書くのに時間がかかる。

オンラインレッスンのValue englishの方に、スピーチの語数は2分間で何語必要か尋ねたことがある。200語といわれた。つまりこれはライティングテストのエッセイくらいの文を2分間で話すということ。

感覚的には30トピックくらい準備できれば、5個のトピックのうちの1つくらいは対応できる可能性は高くなるのではないかと思う。受験のたびに作文して現在37トピックの作文をした。

作文してノートにまとめてもスピーチはできないので、仕上げとして作文したトピックについて2分間でスピーチする練習をした。なれてきたら確認の為に録音して練習した。よいスピーチではないのは分かっていても、録音を聴いて思っている以上に文法を間違えていたりしてがっかりすることはよくある。あと、語数も確認したが、最初なれないうちは2分間で100語を越えるくらいしか喋れなかった記憶がある。

作文の際に気を付けていたのは、自分で納得できる根拠を上げること。参考書などスピーチの文章が載っているが、自分の思っていないことを丸暗記するのは、自分的には無理があるので、自分で納得する根拠を上げてスピーチするようにしている。そのため、自分の場合、調べてもなかなか根拠が上げれず作文できていないトピックもある。

 

英検1級 面接大特訓

英検1級 面接大特訓

 

 

 

対策としてやったこと(2)
過去問など使用して、自分でスピーチ部分を模試形式で練習した。1分間時間を計って5個のトピックから1つ選びスピーチの準備をする。その後2分間スピーチする。これを1回やるのは、3分強でそんなに時間はかからないので、毎日やるようにしていた。

同じ5個のトピックのセットを使って、ある1つのトピックになれてスピーチできるようになったら、それを除いた別の4個のトピックでスピーチする練習をしていた。

 

対策としてやったこと(3)
自己紹介の練習をする。話す文章を考えて、それを自分で発音して練習する。文章も決めたら、単語の"r"の発音とか、アクセントとか調べたりして練習した。2次試験を受ける人と話したら、これに気付いていなようだった。自己紹介は自分で用意したことを喋れるのでじっくり準備ができる。

自分の自己紹介の文章は5つの文。最後にちょっと、くすっとなる文章を入れている。面接官も人間であるので、事務的な自己紹介よりは、ちょっとおもしろい方が印象がよいのではと思って一番最初からやっている。

AIが導入される話しもあるが、2次試験は現状は面接官の主観評価である。ということは、例えばInteractionがスコアが3か4か迷うような場合、印象をよくしておけば4にしてもらえるかもしれない。

今まで自己紹介後、概ね意図した通り笑ってもらうか、その部分について面接官と少し盛り上がったりしている。

ところで、この自己紹介の練習は意外と他の場所で役に立つことに気付いた。考えれば当たり前であるが、初対面の人とはそこから入るので。例えば、英語のレッスンで新しい先生のレッスンをとることになると自己紹介する。そういうときに練習したフレーズはスムースに出てくる。

 

対策としてやったこと(4)
オンラインレッスンでの模擬面接レッスン。上記のようなことを一通り準備して、本番に近い感じで試したり、アドバイスをもらったりするために利用していた。

 

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2次試験のスコア
自分のスピーキングテストの詳細な結果。"(基準点602)"の後ろの4つ並んだスコアは以下の各観点のスコアを表す。
short speech / interaction / grammar and vocabulary / pronunciation

2016 第3回 600/850 (基準点602) 7/6/6/6 不合格
2017 第1回 606/850 (基準点602) 7/7/6/6 合格
2017 第3回 592/850 (基準点602) 4/7/6/7 不合格
2018 第1回 597/850 (基準点602) 6/7/6/5 不合格
2018 第2回 617/850 (基準点602) 8/7/6/7 合格

short speechのトピックについては運がある。short speechが4の時は、トピック5個全てなじみがなくて、全然ダメであった。8の時は、対応できるトピックがあり、根拠を3つ挙げることができてうまくいった。

short speech以外の項目は基本的には短期間に改善するのは難しいと思う。発音改善のためのレッスンを最初のテスト後にずっと受けていて、2年近くなるが、なかなか8まではいかない。

バーチャル2次試験

自分はそれほど見なかったが、英検のサイトのバーチャル2次試験は模範解答的な流れだと思うので、チェックしておいたほうがよいと思う。いま少し見てみたら、テストの時の状況を思い出して、軽く胃が痛くなった…。

その他

自分は英検1級2次試験を最初受ける前は、結構スピーキングはひどかったと思う。しかし、受けるために勉強して一気に進歩したと思う。それを2年間で5回も受けたので、社会問題などについて結構話し続けられる。

以前は言葉が出てこないくらいの感じであったが、short speechが4点だったときは、アイデアはあまり浮かばなかったが、かなり内容のないことを話し続けた。意味のないことではあるが、話し続けられるようになってて自分で感心してしまった。

 

英検は1次試験に合格すると、一度2次試験に落ちても、その後1次試験免除で最大3回2次試験が受けれる。つまりそのたびに勉強していれば蓄積は増えて、通る確率は増えるはずなので、なるべくリラックスして受けるのがよいと思う。

 

 

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英検1級2次試験対策のオンラインレッスン

ちょうど2年前の今日、英検2次試験対策のオンラインレッスンに登録して、トライアルレッスンを申し込んだ。


英検1級を受験したが、例のCSEスコアのため1次試験に合格するかどうかよく分からなかった。とりあえずトライアルレッスンだけ受けておこうと思った。受かってたら速やかに正式に申し込むつもりで。

数日後、ネットの結果発表を見たら、無事合格していたので正式に申し込んだ。他の1次試験の合格者も申し込むかもしれないので速やかに申し込んだ。

2次試験前は講師の方々の予約が結構埋まっていたと思う。英検の場合、前回2次試験におちた人が、回数制限はあるが1次試験免除で受けられる。その人たちは確実に2次試験を受けることが決まってるので、そのため早々に受講を申し込んでいる。

そして、その申し込んだオンラインレッスンというのは、Value English

ネットで探したが自分の知る限り、あんまり他に選択肢は無かった。2年間ずっと、2次試験のたびにここでレッスンを受けている。他をあまり探していないので、もしかしたら他にも何かあるかもしれないが。

レッスンが英検対策向けということで、料金は一般的な英会話レッスンと比べると高価であるが、自分は十分に価値があると思う。先生が英検の試験官役となって模擬面接をしてもらえて、終わった後、その面接の改善点など指導もしてもらえるので。

Value Englishは2年前と比べると、サービス内容が変わってきていて、より資格試験対策への重点が置かれるようになってるようである。

先生方はフィリピン人であるが、以前日本に住んでいたという先生もいたりする。最初の先生は日本に住んでいて小学校で英語を教えてらっしゃった。その方は自分が受講している途中で辞められたが。

 

このレッスンを受け始めた理由

英検のリスニングテスト、リーディングテストはマークシートなので、過去問を使って家で本番のように時間を測って実施できる。答え合わせもマークなので正解不正解がはっきりわかり到達度がはっきりわかる。

ライティングも過去問などでテストをすることは可能である。しかし、どれくらいの点数になるかは自分でははっきりしない。語数が足りていないとか、根拠を3つ挙げれていないとかくらいはわかるが。

そして、スピーキングテスト。これは模擬形式でテストをするのも難しい。英検のスピーキングテストは面接官がいるので、模擬テストをしようとすると相手が必要であるので。

練習は本番のように、本番は練習のように。

こういう言葉があるが、なるべく本番と同じように準備しておきたかった。そのために模擬試験形式の対策レッスンを受講したかった。自分の場合、準1級の2次試験のスピーキングテストでも1点差とはいえ以前1回おちている。1級は自力ではとても無理だと確信していたので。

 

こういうレッスンを受けずに自力で2次試験にうかる人もいる。またその反対に英検1級だと高価な手厚い指導のレッスンを受ける人もいるようである。

自分としては、今のこういう感じのレッスンを受けるのがちょうどいいと思っている。自分で準備することは自分でやって、他の人の助けがどうしても必要な部分をオンラインのレッスンでカバーするという感じで。

 

今までに1級の2次試験は5回受けたが、毎回Value Englishで模擬形式の面接で練習している。

2016 第3回 1次試験合格、2次試験不合格
2017 第1回 1次試験免除、2次試験合格

2017 第3回 1次試験合格、2次試験不合格
2018 第1回 1次試験免除、2次試験不合格
2018 第2回 1次試験免除、2次試験合格

ところで、Value Englishは、英検対策レッスン受講者の限定お試しレッスンなど、無料で受けれるレッスンのプレゼントがたまにある。実はそれを利用して受けているのが、CNNのレッスンである。

 

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TOEIC975点、英検1級の英語力でセンター試験の英語を解いてみた結果

TOEIC975点、英検1級の英語力でどれくらいセンター試験の英語で通用するか解いてみた。解いたのは、筆記問題(80分)。

問題の内容

第1問
発音、アクセントの問題。英検でもTOEICでも見かけない問題。

第2問
空所補充の文法問題。TOEICで見かける問題、昔の英検2級の問題にあった並べ替えと組み合わせた空所補充問題、など色々なタイプの空所補充問題。

第3問
長文問題。不要な分を削るなどの英検でもTOEICでも見ない問題。

第4問
調査についての説明文と調査結果の表の問題。TOEICタイプの長文問題。

第5問
道についての長文。陸路、海路、空路などとそれによる人類の発展の説明文。英検タイプの長文問題。

試験時間

試験時間は80分であるが、63分で一通り解き終わった。TOEICはリーディング75分であるが、ずっと集中してぎりぎり終わる感じなので、TOEICほどはきつくない。問題数もセンター試験の方が54問でTOEICの方は100問。

結果

161 /200

各大問ごとの正解数。

第1問 7/7
第2問 14/19
第3問 3/6
第4問 8/8
第5問 13/14

感想

やり終わって満点近い手ごたえかと思ったが、全然そうでもなかった。たいしたことなかった。

やはりなじみのあるタイプの問題はそれほどおとさないが、やりなれないタイプの問題は対応しづらい。

センター試験もTOEICと同じで英語力にかかわらず全員が一つの同じテストを受けるので、色々なレベルの人をふるいにかけられるような問題になっているなと思った。

例えば、難しめの問題としては選択肢の中の一つがグレーな感じの記述で残りが正しくないので、それが答えであるみたいな。また、もっともらしい選択肢があるものの、長文の中の一つのキーワードで別の選択肢に正解が決まるみたいなのもあった。その1語を見逃して間違えてしまった。

一問、組み合わせを選ぶ問題で選択肢を選び損ねるケアレスミスをした。センター試験では、TOEICに比べて問題数がそれほど多くなく、長文問題など配点の高い問題もあるのでケアレスミスは要注意だと思った。

発音、アクセントについては全問正解して、ちょっと嬉しい。英検1級の2次試験を受けて以来、もう2年近くオンラインレッスンで発音改善のためのレッスンを受けている。その成果が出た。

全体のスコアは微妙であるが、発音、アクセントの問題が全部解けたのでオッケー。

 

英検サンプルテスト受験。英検のAI自動採点に貢献?!

英検サンプルテスト(モニターテスト)について教えてください。

 

回答
当協会では、英語コミュニケーション能力をより的確に測定するための調査・研究として、英検サンプルテストを実施し、テスト開発などに活用させていただいております。

 
(英検HPより よくあるご質問)
http://faq.eiken.or.jp/faq/show/2079

 

英検ではサンプルテストというものが実施されている。英検の本番の調査用のテストらしい。そのテストを2018年12月2日に受験してきた。そして、その結果が返ってきた。

 

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テストは英検の級などに基づいて分類されていて何種類かのテストが実施されているようである。自分の場合は、英検1級相当のテスト。テストは、リーディング(語彙問題)とライティングのテストであった。

このテストは問題が回収されるのでどこが間違っていたかは確認できない。かろうじて結果だけが送ってもらえる。

一年前も同様なテストがあり参加した。リーディングとライティングのテストを受けた。その一年前のテストの時、隣でテストを受けていた女性が印象的に残っていて今だに影響を受けている。

その方は語彙問題を淡々とではあるが、止って考える気配が無くどんどん解き進めていた。プロっぽいなこの人は、と思った。全くの想像であるが、翻訳とか英語を本職にしている人という印象だった。ちょっとかっこいいなと思った。

実はその影響もあって、本をすらすら読みたいと思っている。

ところでこれを書いていて気付いた。このサンプルテストのライティングテストのデータはライティングテストのAIの自動採点のデータとして使われてるんだろうなと。

 

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英検1級受験者向けの参考データ、英検1級の素点とCSEスコア

英検では、2016年度からCSEスコアが導入された。

それまでの英検のテストでは問題の配点が決まっていて公開されていた。

例えば、リーディングの大問1の語彙問題は25問あるが、各1点で合計25点というように。問題冊子を持って帰れるので記入しておけば、正解が発表されるとリーディングとリスニングについては自己採点してスコアがはっきり分かった。英検1級のレベルを調整するのは、合格点の方で行われていた。つまり合格点がテストにより変動していた。

しかし現在のCSEスコアのシステムでは合格基準の点数が決まっている。例えば、英検1級では、1次試験で2028点が合格点。これが毎回固定の合格基準。一方、スコアの方が統計処理されてCSEスコアとして算出される。

自分は英検2級、準1級は以前の形式で受験した。英検1級はこのCSEスコア導入後にしか受けていない。 

下記は、英検のウェブサイトからのCSEスコアについての説明の抜粋。

 

2.同じ正答数であっても回次によりスコアは異なります
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。

※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。

 

(英検HPより 英検CSEスコアでの合否判定方法について)
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/eiken-cse_admission.html

 

CSEスコア導入後に、自分は英検1級を2回受験しているので、1次試験のスコアについて比較してみる。

2016年度第3回
Reading 678
正解数 29/41 (大問1 16/25, 大問2 6/6, 大問3 7/10)
Listening 700
正解数 22/27 (Part1 9/10, Part2 7/10, Part3 5/5, Part4 1/2)
Writing 733
27/32 (内容 6/8, 構成 7/8, 語い 7/8, 文法 7/8)

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2017年度第3回
Reading 690
正解数 30/41 (大問1 18/25, 大問2 5/6, 大問3 7/10)
Listening 684
正解数 19/27 (Part1 9/10, Part2 5/10, Part3 4/5, Part4 1/2)
Writing 717
28/32 (内容 8/8, 構成 8/8, 語い 6/8, 文法 6/8)

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比較してみると、ReadingとLisningは、正解数が多いほうがCESスコアも大きい。しかし、Writingについては各観点の合計が27/32と少ない2016年第3回の方がスコアは733と大きくなっている。たしかに単純には素点からは、CSEスコアは算出できないようである。

CSEスコアのシステムだとどれだけ正解すれば1次試験に合格できるかわかりにくいが、上記の2回分の結果を見た感じでは、正答数が7割を超えるのが目安のようである。

 受験したとき、どれくらいで1次試験合格するかよくわからず、2次試験の準備を本格的には始めにくくて困った。

英検1級受験者の方々には、参考にしていただければよいかと。

 

英検とAI

英検1級は今後も受けようと思っている。そのため過去のスピーキングテストで出てきたことのある、スピーチを作りにくいトピックについては、まだネタになる情報を探したりしている。

そのうちの1つがAI。そんなに出題されてはいないが、スピーチは作りにくい。それでスピーチのネタになる情報を探していたら英検のサイトにこんなプレスリリースを見つけた。

英検サイトのお知らせ一覧( http://www.eiken.or.jp/eiken/info/)

2018年10月18日
【プレスリリース】AIによる自動採点実証研究で有意な成果~2019年度から英検に順次本格導入予定~

英検の採点にAIが導入される!

2019年度からなので、6月のテストから。ライティングは1級から3級まで全て2019年度1回検定から導入とのこと。そして、スピーキングは随時導入予定とのこと。

音声認識については、GoogleとかSiriとかかなり精度が高そうなものもあるのでそんなに驚かない。しかしライティングテストでAI自動採点が導入されるということは、手書き文字が認識できるところまで確認されているということだと思うので、なかなかすごい気がする。

スピーキングは随時導入ということであるが、試験形式も変わったりするのだろうか。英検の2次試験は面接官との対面というのが、自分としては非常に重要である。プレッシャーを受けながら英語を何とか話そうとするあの状況は、非常に経験値が上がる。なので、まさかとは思うがコンピュータ端末を利用した吹き込み式にはならないで欲しい。

こんなプレスリリースも見つけた。

2018年11月20日
【プレスリリース】2019年度より、実用英語技能検定(英検)従来型 検定料改定のお知らせ

2019年度より受験料が改定される。1級が8,400円から9,500円。1,100円アップ。

これは前向きに捉えると、値上げ後も英検は4技能のテストであるにもかかわらず、まだTOEIC SW(Speaking&Writing)テストの10,260円を下回る。

あと、こんなプレスリリースも。

2018年12月07日
【プレスリリース】2019年度 英検新方式 実施概要

大学入試システム対応のためと思われるが、何だかややこしいことになってるみたいな。2019年度は移行措置的なテストの実施みたいで、受験生や教育関係者の方々は大変そう。

ところで、英検の2013年度の合格通知の封筒。意外と歴史がある。

 

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英検1級合格のときの1次試験対策(リーディングテスト)を振り返る

英検1級の1次試験は、筆記問題(100分)とリスニング問題(約35分)からなる。

その筆記問題の100分には、リーディングテストライティングテストが含まれる。

リーディングテスト(4択)
短文の語句空所補充 25問
長文の語句空所補充 6問
長文の内容一致選択 10問

ライティングテスト(記述式)
英作文 1問

ライティングテスト対策については、既に書いたので、リーティングテストの対策を整理してみる。

 

www.englishlearner-m.net

 

 

語句問題

リーティングテストで一番重要であり、特徴的なのが最初の語句空所補充の問題。
語句が難しく、句動詞の問題も含め25問ある。

『英検1級語彙・イディオム問題500』を使って勉強した。準1級の時に使っていた問題集と同じシリーズの本。この本を見始めて驚いた。準1級であれだけ知らない単語を覚えたのに、更にまだこんなに知らない単語があるのかと。

 

英検1級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)

英検1級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)

 

 

この問題集を進めていて、ふと気になって語彙数を確認した。英検1級で必要な語彙数は14,000語くらいらしい。ということは、この問題集を全部こなしても、4択問題が500問だからせいぜい2,000語。そして、準1級の語彙数は7,000語。7,000語に2,000語足しても9,000語・・・。全然14,000語に足りない!実際にこの問題集をやった後に過去問をといてみて、見かけない単語がまだまだある。

ということで、『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX』を追加で購入。この本は2,800語強掲載されているとのこと。この本のありがたいところは、過去の出題を元にして、重要語句から順番に掲載されているところ。例えば、Unit1では"筆記大問1で正解として出題された単語を中心に"取り上げられていて、Unit3では、"筆記大問1の誤答選択肢や長文問題などに出現する単語"が取り上げられている。

 

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

 

 

実際にやったのは、『英検1級語彙・イディオム問題500』を2, 3周くらい。あと『出る順』の方を最初の方のUnit3くらいまでやったと思う。

『出る順』は問題集ではなく、見開きの左側のページに12の単語と意味が並んでいて、右側のページに例文が書かれている参考書。自分は、問題タイプでない単語の参考書は少し苦手なのでそれほど活用しきれていない気がする。

それから、"でる順パス単英検1級"というAppを購入してiPod touchで使っていた。英単語が表示されて4択の中から意味を選ぶという問題形式の機能ばっかり使っていた。

単語の覚え方

単語の覚え方としては、見たこともない単語が膨大にあるので、一気にまじめに覚ようとしないほうが良い気がする。すっと頭に入る単語もあるが、逆になかなか覚えられない単語もあるので。自分の場合は、1回目でなんとなく覚えて、2回目、3回目でより定着させるという感じでやっていた。例えば、embezzle(横領する)。初見では、"横領する"まではっきり覚えられなくともネガティブな意味というくらい覚えて、2, 3回目で徐々に覚えるという感じ。

覚えるとき、最初は書き出して覚えていた。知らない単語を書き出そうと思ったら、殆ど書き出していたような気がする。

 

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長文問題

大問2、大問3の長文問題は、基本的に長文を一通り読んでから問題を解いている。しかし最後の長文問題である大問3の3問目だけは全部読まないように変更した。長文が見開きで左右のページに書かれていて、ボリュームが多すぎるので最後まで読んだら最初の方を忘れる気がしたので。それでなくても難しい単語が入っていたりして、そんなにクリアに理解できていないので。最後の長文は半分を超えたあたりまで読んで、設問2つ答える。そして残りの文章を読んで残りの2問を答えるというやり方にしている。時間に余裕がなくなった場合、4問全て答えられないとひどいので、リスク分散の意味もある。

ところで、ある過去問を解いていて、選択肢を見ても正しいのが見つからないということがあった。たまにあることではあるが。選択肢を見返したら、1つの選択肢が倒置を使った仮定法になっていた。ぱっと見は意味が反対に見えた。そして、それが正解であった。本番ではなかったがこれに気付いた時は嬉しかった。

時間配分
参考までに、自分のリーティングテストの目標の時間配分。ライティングに余裕を残す作戦。

短文の語句空所補充 25問 (12.5分)
長文の語句空所補充 6問 (12.5分)
長文の内容一致選択 10問 (35分)

まとめ

語句問題が重要。リーディング問題の中で、25問/41問中なので、かなり影響が大きい。知りあいの人は長文問題は殆ど正解していたが、語句問題のために2回くらい不合格になっていた。
単語は大量に全部覚えようとすると時間がかかる。しかし、少しでも多く見ておけばそれが出題されるかもしれない。実際に会場に向かう電車の中で見ていた単語が出題されたことがあった。長文読解は急にはレベルが上げられないが、単語は間際まででも頑張れば報われることがある。

 

 

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

 

 

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

2018年度版 英検1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

 

 

 

英検1級 長文読解問題120 (旺文社英検書)

英検1級 長文読解問題120 (旺文社英検書)

 

 

英検準1級合格のときの対策を振り返る

ちょっと時間が経ってしまっている(5年以上前)ので、参考になりそうな話に絞って整理してみる。

経過はこんな感じであった。

TOEICが800点到達後、英検準1級は合格できるかなと思ったので受験してみた。2次試験(スピーキングテスト)はダメだろうなとなんとなく気付いていた。それで英会話のイーオンに通い始めた。

英会話スクールに通い始めて3ヶ月後の英検準1級(2013年第1回)、1次試験は無事合格したが、しかし残念ながら2次試験で不合格。当時の採点方式で1点差で不合格。

21点/38点。合格点は22点。

そして、その次のテスト(2013年度第2回)で、なんとか合格。

25点/38点。合格点は22点。

1次試験対策について。

まず最初に過去問を解いてみた。

感想は、知らない単語ばっかりだった。ということで、一番時間をかけたのは単語の勉強だったような気がする。どこかに書いてあったが、準1級で7000語くらい必要らしい。

使用した問題集は『英検準1級語彙・イディオム問題500』

問題が500問で、本も薄いので最初気軽に考えていたが、やり出したらすごく大変だった。冷静に考えると、問題が500問で選択肢が4個あるので単純に2000個は単語が出てくる。あんまり単語も重複していなかった。半分くらい知らない単語(1000語)だとすると、1ヶ月で毎日30語以上覚えないといけないことになる。

英検のwebサイトを見たところ、現在のリーディングテストでも語彙問題は以前と変わっていないみたい。41問中25問。ということでここの対策は依然重要と思われる。

本番のテストに慣れるために、過去問は週に1回か2回分を継続的に解くことにしていた。テスト1ヶ月くらい前には何回分かの過去問を解いていた。過去問を何回か解いていくと、段々回答のペースがつかめてくる。時間配分の目安ができてくる。必要以上に時間をとられて後ろの問題ができないということは避けないといけない。この時間配分を決めるのは重要だと思う。

2次試験対策について。

初めての2次試験のとき、最初の簡単な会話でうまく答えられなかった。それでいきなり動揺してペースを崩した。最初の会話は少々ダメでも引きずらないことが重要だと思う。

4コマ漫画のナレーションは、間接話法は自信が無かったので、直接話法だけでのみナレーションした。2分間で4コマなので、1コマ30秒。1コマで3文くらい話すのを目標にしていた気がする。

Q&Aは、社会性のある問題などについて質問されて答える問題。過去問などを解いてなれておく必要あり。英語で話すことに問題がなくても、話す内容が思い浮かばないと答えられないので。英検受験とは関係ない人に、英検の2次試験ではどんな質問をされるかということを話をしたところ、"日本語でその質問を聞かれても急には答えられない"と言われたのを覚えている。

テスト時は、試験官にフレンドリーに頑張って話す姿勢を見せるのが良いと思う。面接はいくつか採点基準はあると思われるが主観評価。なので微妙な場合、例えば3点か4点かの間くらいでどっちでも良いような場合、頑張っていれば好意的に4点をつけてもらえることがあるかもしれない。

2次試験対策としては、過去問題集の音声などを使いながら、声を出して練習していたが、1回不合格のあと、2回目の受験の時は自分の音声を録音もして確認した。思ってるよりもひどくてがっかりした。

対策の一つとしておすすめしたいのは、英検のサイトの"バーチャル2次試験"。じっくり確認して2次試験のイメージを固めるのがよいと思う。質問に対して、どれくらいで回答すればよいかというのもつかめる気がする。実際のところ自分はあまり見なかったが、意外に重要なのではないかと今は思う。

もし可能であれば、2次試験対策のレッスンの受講はおすすめ。一番のおすすめ。面接のテストなのでより本番に近い状態で練習しようとすると、相手(試験官役)が必要。この試験官役は、お願いしてすぐに誰にでもやってもらえるというものでもない。ということで英検対策用レッスンを受講するのが良いと思う。また、そういうレッスンでは、模擬面接のレッスンのあと、どうすべきかなどもコメントももらえるはず。

自分の場合、準1級の時はそういうことを全く考えなかったが、英検1級では受験のたびに模擬面接のためのオンラインレッスンを受講している。受講しているのはValue English。試験対策ではない普通のオンラインレッスンよりは高いが、コストパフォーマンスとしては良いと思う。受講し始めた当時はあんまり選択肢はなかったのでそこでずっと受講を続けているが、今だったら探せば別の選択肢もあるかもしれない。

最後に、英検準1級合格後のこと。

英字新聞をたまに買って読んでいたが、英検準1級合格後、新聞に準1級のために覚えた単語がいくつか出てきていた。新聞記事に出てくるような単語だったのかと気付いた。そしてその習得した単語の分だけ、英字新聞が少し読みやすくなっていて嬉しかった。

 

英検準1級語彙・イディオム問題500 (旺文社英検書)

英検準1級語彙・イディオム問題500 (旺文社英検書)

 

 

 

2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

 

 

2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

2018年度版 英検準1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

 

 

 

2018年の英検やTOEICなどを振り返る。今年最後は衝撃の結末。

英検1級、去年合格しているが今年も受験。

スピーキングに関して、ネイティブっぽくいい感じにしゃべりたい、というのが目標にありずっと発音改善に取り組んでいる。それを2次試験のスコアの形で確認したかった。

2次試験は下記の4つの項目で判定されるが、そのうちの"PRONUNCIATION"のスコアを上げたかった。

SHORT SPEECH
INTERACTION
GRAMMAR AND VOCABULARY
PRONUNCIATION

具体的な目標としてはPRONUNCIATIONで8点(10点中)取りたい思っていた。しかし残念ながら7点どまり。おそらくここで8点とれるようになるとかなり発音がよいと思われる。9~10点は殆どネイティブみたいな発音ができないと取れないのではないかと想像している。

英検のテスト自体としては、2次試験に2回不合格した後に、最終的に合格。前向きに考えると、2次試験を3回受けたので、スピーキング力向上のために良い訓練になったと思う。

CASECなるテストも受験した。

これはPC環境で受験するテスト。家でも受験できる。英会話のAEONに通っているが、そこでCASECのコンテストがあったので参加してみた。ディクテーションの問題など他のテストでは見られないような問題があり、初めての受験ということで微妙なスコアであった。

確かテスト受験後にすぐにスコアが出力されたと思う。英検やTOEICの換算スコアも表示されて、それぞれ2級、875点ということであった・・・。そんな結果であったのですっかり忘れていて、かなり時間が経ったあと、スクールで全国で20位以内に入ったとのことで表彰状をもらった。英会話のAEONはスクール生は数万人はいるようだが、このテストの受験者数は不明。実はかなり少ないのではないかと思う・・・。

TOEICも受験。

今年最初のテストでTOEICの自己ハイスコアを久しぶりに更新。975点。満点まであと15点。もう少しなので頑張って勉強すればいけるんじゃないかと思い、今年はそこそこTOEICに注力してみた。しかし残念ながらその後のスコアはぱっとせず。初回がハイスコアであった。

結局、公開テストとIPテストをあわせて8回も受験。1年間の最多の受験回数であったが、対策が中途半端だったかもしれない。

そして、今年もあと数日で終わるという今日、思いがけず今月のTOEIC(第236回)の結果がオンラインで公開された。

手ごたえは良くなかったので、あんまり期待していなかったが、全然予想していなかったスコアだった。

895点(L455, R440)

予想をはるかに超えたダウンであった。

3年ぶりくらいに900点を下回った。

今から本気で真剣にTOEICの勉強をしようと思う。

英検1級合格のときの1次試験対策(ライティングテスト)を振り返る

英検1級のライディング対策について、まとめてみる。

英検1級のライティング対策は重要と思われる。ライティングテストは筆記試験100分に含まれていて、その中でおそらく25分くらい使って回答することになると思うが、配点はリーディングやリスニングと同じになる。なぜか筆記試験という括りの100分の中に、リーディングとライティングが含まれているので、最初にリーディングで時間をかけすぎると、ライティングの時間が足りなくなる。その対策として、先にライティングから解くという人もいるようである。

 

内容的にはライティングテストは2次試験(スピーキングテスト)とかなり重なる部分がある。そのため、先の2次試験のことも考えて、ライティングに準備を十分行い、それを2次試験でも活用するというのが、効果的でおすすめである。実際に参考書なんかも、ライティングとスピーキングが共用になっていたりする。

 

目安の語数が200~240語と指定されてるが、語数をどうやって指定された数にするか?準1級の時には語数がもっと少なくて数えながらやってた記憶があるが、1級のライティングは語数が多いので数えていられない。そして何度かライティングテストの問題を解いているうちに気付いた。

 

行数で確認すればある程度語数がわかる。

 

具体的には、英検のサイトにある"解答用紙の見本"をダウンロードして、それを使用して何度か過去問などを解く。そうすると、大体1行当たり自分が何語書くかというのがわかってくる。自分の場合、1行当たり平均8語くらい書いていた。25行書けば大体200語ということになる。英検のライティングの回答用紙には5行おきに行数が書いてあるので行数はすぐに確認できる。ということで、自分の場合、25行を超えるあたりを目標に書いていた。

 

筆記用具について。リーディングはマークシートなので、マークシート用のシャープペンシル(1.3mm)を使用していたが、それをライティングで使用したら、文字が太くて書きづらかった。なので芯が少し細い物(0.9mm)に変更。Pressmanという速記用シャープペンシル。リーディングのマーク用と記述用のシャーペンをわけることで、かなり快適になった。

 

参考書は、『英検1級 面接大特訓』、『英検1級 英作文問題完全制覇』を使用。前者の本は、タイトルに面接が入っているが、内容はライティングテストも考慮されている。基本的なテーマが多く取り上げられていて、対策の考え方も記載されている。後者の本は、ライティング対策で最初使っていたが、文章があまり自分に合わないと思った。スピーキングやライティングでは自分の意見とその根拠を3つ挙げるが、この本の根拠は文章のせいか、観点のせいかわからないが、自分の場合そのままでは使いづらいと思った。

 

そして、準備としては実際に例えば25分などと決めて、過去問などをやってみるのがよいと思う。書く分量も多く、どれくらい忙しいかは体で体感してなれておくのがよい。本番前に2,3度、導入と根拠を3つと結論の一通りを25分くらいで200語書けるようになっておけばかなり安心して本番に望めるのではないだろうか。

 

自分はライティングで一番スコアをかせがせてもらってる。2016年からCSEスコアが導入されて、ウェートが上がりライティングのおかげで通りやすくなってるという話を聞いたりもする。きっちり時間を確保して、ライティングテストではスコアをかせぎたいところである。

 

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