Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


Gengoの翻訳者のトライアルテストをうけた(2)

Gengoの2回目のトライアルテストを受けてみた。

1回目のトライアルを受けたのがちょうど1ヶ月前。見返してみたら訳を提出した後13時間で不合格通知が来ていた。瞬殺。

その後すぐConyacのトライアルも受けて不合格。

翻訳というものをよくわかないままテストを受けて、当たり前のように不合格した。そして、今回は少しレベルアップしたかなと思いつつ受験してみた。

今回受けてみたところ、Conyacで頂いたレビューコメントが非常に役に立った。

具体的な単語の訳に関して2つ指摘を受けたが、それらは自分では無意識に機械的に日本語にしていたものであった。ここではこのように訳す、と指摘してもらい、今回はそれらの単語がそのまま出ていたので、今回はそれらは問題なかった。また、団体名についての訳に関して、どのように調べるかということについてもコメントいただいてその内容も役立った。

 

結果が来た。

1日と13時間後に。

 

 


不合格。

 

がっかり。今までよりいい感じで訳せたと思ったがだめだった。

 

今回ダメでようやく気づいた。自分のレベルがよくわかっていない。そして更に求められるレベルもまだわからない。これでは次に受けたとしても合格する可能性が極めて低いんじゃないかなと思ってきた。どれだけ足りていないかわかっていないので。

思い返せば、英検1級を受験する時には過去問を解いていて、大体10点くらい足りなくて、そのギャップを埋めようと必死に取り組めた。特に点数が取れていなかったのが語彙問題だったから、そこを中心に勉強した。

自分のレベル、合格基準とのギャップ、自分の弱点がわかっていたから対策が打てた。

しかし、これはそうではない。なかなか勉強するのも難しい気がしてきた。

それにマークシートのように正否がはっきりしているわけでもなく、記述式の問題と考えると、そういう点でも難しそうな気がしてきた。

 

ところで、結果通知はメールでくるが、メールのタイトルに結果を入れるのはやめていただきたものである。開く前に結果が目に飛び込んでがっかりする。そして更にメールを開いたら、大きなフォントで『テスト結果は不合格』ですとも書いてある。そんな念を押さなくても。

 

合格までの距離感がわからないとなると、とりあえず受け続けるのが最善のような気がする。レビューコメントくらいしか手がかりがないので。

 

また受けれるようになったら受けてみよう。

 

そして、とりあえず今はジェダイマスターの言葉を思い出しておこう。

 

"The greatest teacher, failure is."  -Yoda

 

 

 

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アガサ・クリスティーの力の入ったデビュー作、『The Mysterious Affair at Syles』

『The Mysterious Affair at Syles』をやっと読み終わった。時間はかかったが結構面白かった。

この本はアガサ・クリスティーのデビュー作。99年前の1920年に出版された本。日本語版は『スタイルズ荘の怪事件』。

遠い昔、日本語版を読んだことがあったがほとんど覚えていなかった。

 

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ストーリー

ヘイスティングスが友人のジョンがいるスタイルズ荘に滞在していると、
ジョンの義理の母である女主人が毒(ストリキニーネ)で不審死する。そして近くに偶然滞在していたヘイスティングスの友人であり、有名な探偵であるベルギー人のエルキュール・ポワロがその不可解な死の捜査に乗り出す。

 

感想

地の文が多めで、会話はそんなに多くなくて、思ったより大変であった。それに知らない単語も多かった。

内容的には、力の入ったデビュー作という気がした。この作品により多くの読者を獲得したというのは納得。最後の2章ぐらいが話が盛り上がり一気に読めた。途中、捜査が停滞して進展がないところでは停滞感があるが、それによって最後の盛り上がりより引き立ってるのかもしれない。

推理小説的な部分もなるほどと感心するが、デビュー作であるのにもかかわらずポアロのキャラクターはかなり魅力的に描かれている。

ちょっと唐突なんじゃないかというところもほんの少しあるが、人間関係のドラマ的な部分もこの本では描かれているが、ポアロはそちらの問題も解決している。

そういう付加的な部分もあったりして読み終わったときにいい感じの余韻があった。

この本で1箇所だけ、灰色の脳細胞("little grey cells")が既に使われていた。

"This affair must all be unravelled from within.” He tapped his forehead. “These little grey cells."

(「この事件はこの中で解き明かされないければならない」彼は額をとんとんとたたいた「この灰色の脳細胞で」)

日本語の『灰色の脳細胞』は有名な言葉となっているが、誰がこれを使い始めたか気になって少し調べたがよくわからなかった。

単語

英語の本を読むときは、まず知らない単語があっても調べないで読み進めるようにしている。その後で、もう一度読み直して知らない単語を確認することがある。この本でも単語を確認していた。

最初そんなに多いと思っていなかったので気軽にメモパッドに書き出したら、結構多くて20枚以上も使ってしまった。しかも裏表両面使っている。

知らない単語は、ストーリー的に重要そうな単語しか意味を確認しないが、確認していたら割合重要なところが理解できていなかったのに気づいた。危なかった。

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この本のおまけ

この本には、出版されなかったオリジナルの『12章』が最後におまけとしてついてくる。

本編の12章はポワロが関係者を集めて推理を披露し、犯人を名指しするという章。おまけで最後についている12章の方は、出版されなかったオリジナルバージョン。内容的には変わらないが、設定が法廷ということになっている。法定でポワロが推理を披露して犯人を名指しする。

出版社はアガサ・クリスティーに書き直させたが、それがどうだったか比べられるという趣向になっている。これははっきり言って書き直されたものの方が断然楽しめる。

この関係者を集めて犯人を名指しするというのは、現代でも当たり前に使われている。コナンくんも小五郎のおじさんを利用して同じことをやっている。

 

フリーの 『The Mysterious Affair at Syles』

この本は、『Project Gutenberg』でフリーで読めるので、興味のある方は眺めてみるのもよいかも。アガサ・クリスティーの本はほとんど載ってないがこの本は載っている。

https://www.gutenberg.org/

 

最後に

霜月氏の本では、『スタイルズ荘の怪事件』の評価は★★★★である。 

アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 

 

 

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 

 

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Discussion Mattersの復習メモ(2019年4月)

本日で4月のレッスンが終了。4月のDiscussion Mattersのレッスンを振り返る。

 

英会話のイーオンの在籍が3月でまる6年経過して、そして今月から7年目に突入。先月まで習っていた先生(アメリカ出身)には、考えてみると3年くらいは習っていて結構長かった。その先生が別のクラスの指導に変わったため、今月より新しい先生(イギリス出身)に変わった。

教材は同じなので、そんなにはレッスンのスタイルも変わらないかと思っていたら、予想以上に違っていた。予習は前の先生のレッスンにあわせてやっていたので、予習スタイルも変更して、ようやく慣れてきた。

以前はテキスト本文の音読があったが無くなった。また先生による本文に出てくる単語の解説がほとんど無くなった。

そのかわりに内容について話す時間は長くなった。また自分の発言の表現などをよりナチュラルな表現に修正してもらえる。非常にありがたい。

 

単語

レッスンで出てきたメモしておきたい単語を列挙。

fly-by-night 信用のおけない。

dude おまえ。(呼びかけなどで若者が使う表現。アメリカで使われる。イギリスでは、mate)

suit 合う。("What time do you want to meet?" "Four suits me."(4時がいい))

do away with 廃止する。

hearty (食べ物などが)ボリュームたっぷりな。

firsthand 直接経験した。

casual monster 平然と残酷なことをする人。casualは気にとめることなく、という意味。


自分の言い間違い

レッスン中の自分の言い間違え。言い終わった後すぐに、自分で間違ってると気付いた文章。

"He was allegedly committed a crime." (←wasはいらない)

"Preferences are differ." (←areはいらない、あるいはdifferentにする)

こういう発言をすると、帰りの電車ではへこんだ気持ちで言い間違えについて考えてしまい、そのおかげでいつもより電車に乗ってる時間が非常に短く感じる。

また当然これら以外でも自分が気づいていないところでミスしているというのは容易に想像できる。

 

本文の訳

今まで一度もしたことなかったが、今月からレッスンの本文を訳している。予習のためと、翻訳の練習を兼ねてやっている。訳してみると、わかっていないところ、自信のないところなどがよくわかる。そしてレッスンでそのあたりを質問して教えてもらっている。

レッスンで最初に読んで気づかなかったが、これはもしかしてsarcasm(皮肉)かというところがあり、先生に聞いてみたらそうだった。上に書いたcasual monsterも最初、日本語にできなかった。訳していって少し細かくみていくと、読解力もまだまだだなと気づく。

前の先生はレッスン中に単語の意味を訪ねてきていたので、単語は基本的に英英辞典で調べていた。しかし先生が変わり単語にはそれほど時間が割かれなくなり、そしてこの本文の翻訳をやるようになってからは英英辞典の使用が減って、英和辞典で調べることがかなり増えた。

 

一ヶ月経ち、新しい先生のレッスンにも慣れてきて結構いい感じになってきた。これからも新しいことを色々学べそう。

 

 

 

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GWの学習プラン

ゴールデンウィークに入ってから何の勉強をするか考えるのは、せっかくの時間がもったいない。ということで、GWにどういう方針で学習をするか考えていたが、大体まとまってきた。

 

学習時間

昨年はGW中は平均4時間くらいはやっていたと思うので、今年の目標は少し増やして1日平均4時間30分を目標にしよう。

GW10日間で合計45時間が目標。

自分の場合、一日4時間勉強するのはまあなんとかなるが、5時間を超えるとそこそこ頑張らないといけない感じ。ということで、無理しない程度の目標で地道に学習を続けたい。

 

今後のテストなどの予定

TOEIC 第240回 (5月) 申込み済。

TOEIC IP (5月)

TOEIC 第241回 (6月) 申込み済。

工業英検 (7月)

中国語レッスン (5月~6月)、申込み済。

 

学習内容

GW後のテストの予定などを踏まえて、大きくわけて以下の4つの勉強をする予定。

(1)TOEIC対策

5月は会社でIPテストもあるはずで、それがあれば5月に2回はTOEICを受けるので、TOEIC対策はする。去年はGWにTOEIC対策していたが、GWあけに台湾出張がありその期間勉強できず。しかも現地で体調を崩して、帰国後にテスト受験というイマイチな展開だった。

TOEIC対策としては、リスニングよりは点数がとれていないリーディングを強化したい。『でる1000』(2周目)や『読解特急上級編』などをやる予定。そして模試は3セットやる予定。

 

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(2)工業英検対策

テストはしばらく先であるが、過去問などを使って継続的に問題を解いて、和訳、英訳して経験値をあげていきたいところ。こちらはセミナーとかも調べてみたりしたが、タイミングもあわなさそうなので今のところ独学で対応する予定。

オンライン翻訳サービスのトライアルをうけるかもしれない。Gengoはちょうど昨日2回目を受けた。スケジュール的に3回目をGW中に受けられるかもしれない。Conyacの方は、英日翻訳は前回の不合格で6月末頃まで受けられないが、日英翻訳は受けられるかもしれないのでチャレンジするかも。日英翻訳は初めてなのでどれだけ通用しないかわくわくする。

(3)中国語

中国語レッスンを受講する予定なので、予習を開始しておきたい。レッスングループの中では自分が一番レベルが低いので準備はかかせない。受講生の中で相対的にレベルが低いし、実際に絶対的なレベルも低いので予習に時間がかかったりする。受講するのはちょっと気持ち的には負担を感じるが、逆に頑張ったおかげで去年は中国語を少し習得したなと実感もあったので今年もしっかり準備してレッスンに臨みたい。

(4)イーオンの予習

GWがあけると、TOEIC対策や中国語レッスンがあって忙しくなる見込みなので、3レッスン分(3週間分)の予習をまとめてやっておく予定。

 

ということで、勉強内容を宣言することによって、自分に対してGW中に勉強する理由を一つ増やしてみた。

 

 

 

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アメリカ出張で学んだフレーズ

3年前の今の時期、アメリカのラスベガスに約1週間ほど出張に行っていた。

毎年この時期に業界の展示会がラスベガスコンベンションセンターで開催されていて、一度だけ参加する機会があった。

出発前の成田空港での写真。

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英語に関しては、3年前の時点で英会話のイーオンに通い始めて3年経っていたので、ある程度なんとかなるかなと思ったが、本場のアメリカでネイティブスピーカーの英語に対応するのは大変だった。早口で一気にまとまって説明されたりすると全然わからなかった。

しかし、初めての海外出張もアメリカでそのときは惨憺たる状況だったが、それに比べると断然レベルアップはしていた。

自分で自覚してレベル上がったなと思ったのが、外人さんの列に並んで買い物をすることができたこと。できる人からすると、全然大したことないことだと思われそうだが、自分では結構頑張った。ほめてあげたい。

滞在していたホテルの1階にベーカリーがあった。毎朝一人でそこで並んで朝食のパンなどを購入していた。一度は、店員さんに自分の言ってることが理解してもらえなくて、並んでる別のお客さんが彼はこういうことを言ってるんじゃないのか、と言って助けてもらえたこともあった。そのときが一番のピンチの時だった。今でもその時の焦った状況が思い出せる。

そして毎朝そこ通っていて習得したのがこのフレーズ。

"For here or to go?"

それまで聞いたことがなかった。そして、その出張以降も全然聞いたことが無い。こういうのを知っておきたかった。意味を調べて理解したから、別に2回目からは困ることはなかったが。

このフレーズの意味は、「ここで食べる?それともテイクアウト?」

テイクアウトしていたので、"To go, please."と答えていた。ちょっと慣れた時に一回、"For here or to go?"と聞かれる前に調子に乗って"To go, please."と言ったら、これも伝わらなくて、ちょっと焦ってジャスチャーを交えて言い直した。

ちょうどこの出張の直前くらいから、Hanaso英会話を始めた。出張後このフレーズの話を何人かの先生にしたが皆さん普通にご存知のようだった。

 

ところで、現地に到着した時に、同行していた会社の人が日本で大きな地震があったらしいと教えてくれた。それが熊本地震であった。Los Angels Timesにも、記事が掲載されていた。

 

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コンベンションセンターやそれ以外でもスターバックスがいたるところにあってコーヒーや食事などを買っていたが、一度だけ、マクドナルドに食べに行った。ペーパーシートがモノポリーになっていた。いい感じ。

 

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なんとか出張期間を乗り切って、ほっとして油断して帰途についていたら、ラスベガスの空港のセキュリティチェックで止められた。最初なにかわからなかったが、ハサミとかナイフがついた携帯用ツール(LEATHERMANのMICRA)を機内持ち込みのカバンに入れていて、預け入れの荷物に入れるのを忘れてしまった。没収されてしまった。がっかり。このツール何かと便利でずっと携帯していたので、帰国後同じものをまた購入した。現在のは2代目。

 

 

帰りの空港でチェックインした後にUSA Todayを購入。そのUSA Todayにミュージシャンのプリンスが死亡したという記事が載っていた。プリンス・アンド・ザ・レボリューションのプリンス。アルバム『Purple rain』のCDも持っていて、昔はよく聞いていた。アメリカからの帰りにその記事を見たので、非常に印象が残っている。たぶん出張とあわせてこのことを忘れることはないと思う。プリンスが亡くなったのが2016年4月21日。

 

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この出張から3年間、更に英会話スクールとオンラインレッスンを続けていて、英検1級も合格しているので、もしまたアメリカに行くことがあっても、英語に関してはあんまり不安はなくなっている。

ただし、しばらく英語のレッスンを休んだりすると、一気にレベルダウンして話せなくなるので、それには要注意。

 

  

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翻訳読本、『英語の発想』

翻訳の勉強をはじめるにあたり先日購入した『英語の発想』を読み終わった。 自分としては、非常に良い本だった。買ってよかった。

英語の発想 (ちくま学芸文庫)

英語の発想 (ちくま学芸文庫)

 

 

どんな本かというのは、まずはこの本の背表紙から抜粋。

 

翻訳とは、二つの言語間のギャップを、いちばんのっぴきならない形で乗り越える作業だといえる。(中略) 本書はあくまでも「翻訳の現場から」という立場にこだわり、具体的な翻訳作業の分析を通して、日本語と英語の根本的な発想・認識パターンの違いを鮮明に浮かびあがらせる。「直訳」から「意訳」への劇的な変換を迫る画期的な翻訳読本。

 

目次

はしがき

第一章 実例の研究=二題

第二章 <もの>と見るか、<こと>と取るか

第三章 行動論理と状況論理

第四章 客観話法か共感話法か

第五章 受動態と受身

文庫版あとがき


内容

翻訳という視点で、英語と日本語の違いが書かれている。作者は、なかなか進まないと自分でも言いつつ、途中いくつかの著作を引用しながら、日本語の分析をする。

そして日本語と英語の構造などの違いを明らかにして、いくつかの例をもとに翻訳の方法が確認される。例はそれほどは多くなくて、一つ一つの例をもとに深く掘り下げられている。

文法的には、英語は名詞中心で日本語は動詞中心だとか、無生物主語、直接話法/間接話法、受け身などについて英語と日本語の違いについて書かれている。直接話法と間接話法の間の描出話法というのは知らなかった。(習ったけど覚えていないだけかもしれない)

途中1つだけ、童話の例があげられているが、作者によると『学術的な論文などの翻訳より、はるかにむつかしい』とのことで、『私のこの試訳なども、はたしてどこまでその難関を抜けえているか、怪しいものだ』と書かれている。直訳の文章から、表現を変えていくプロセスが紹介されているが確かに難しそうである。

 

『翻訳の布石と定石』

この本と同時に『翻訳の布石と定石』という本を購入した。工業英検の勉強のためにこれを一通りやろうかと思って進めようとしている。この本では、この英語の文法のパターンはこのように訳すべき、そうすると日本語として自然になる、ということが体系的に書かれている。例文も多く載っているし、問題もある。しかし、なかなか進まない。この本を読んでいるとたびたび睡魔に襲われ、屈してしまった。

その理由が、『英語の発想』を読んでいてわかった。

『翻訳の布石』では、最終的な結果として、この英語のパターンはこう日本語にすればいいということだけがまとめて書かれている。しかし、どうしてそうなるかという考え方や背景の説明がない。なので、確認のための参考書としては非常に良い本という気はするが、この本をいきなり勉強するのはなかなかハードルが高かった。

一方、『英語の発想』の方は、それぞれの言語の特徴や違いなどと、具体的な翻訳の内容が関連付けて説明されている。色々な文法のパターンが網羅されているわけではないが、英語、日本語の構造や特徴についても分析されていて、考え方が書かれているので、非常に翻訳についても理解しやすい。

『翻訳の布石』はまだほとんど進んでいないが、『英語の発想』と内容がかぶっているところは多そうなので、今後こちらの本もより理解して進められそうな気がする。

 

翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道

翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道

 

 

感想

内容が濃くて極めて価値のある良い本だった。内容が価格をはるかに上回っている。まだ今年3分の1も過ぎていないが、今年読む本の中で上位にランクインすると思う。 

英語の文法についてはテストなどのために勉強するが、母国語の日本語の方は普段何気なく使っていて深く文法について考えたことがない。そういう意味でこの本の日本語の説明は非常に勉強になった。

引用されていた日本語に関する本などは既にネットでチェックしていて、また近いうちに買ってしまうかもしれない。

一番最後で、英語と日本語の違いについてのまとめが記述されているが、その終わり方は非常によかった。余韻が残って、本全体が引き締まる終わり方だと思った。

 

非常に良い本であった。

★★★★★

 

 

 

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TOEIC975点ホルダーが『TOEICテスト 新形式精選模試』を解いた結果

『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング』『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング』を一通り解きおわったので、その結果についてまとめてみる。参考として、その直後のTOEICのスコアも併記。

 

●2017年
06/19 Test1 L89,R87 (予想スコア 910(L470,R440))

[06/20 TOEIC IP 950(L475,R475)]

●2018年
03/10 Test2 L88,R85 (予想スコア 890(L460,R430))

[03/11 TOEIC 第228回 975(L495,R480)]

05/19 Test1 L91,R91 2回目 (予想スコア 935(L475,R460))

[05/20 TOEIC 第230回 910(L470,R440)]

[05/24 TOEIC IP 955(L480 R475)]

07/28 Test3 L88,R93 (予想スコア 925(L460,R465))

[07/29 TOEIC 第232回 930(L470,R460)]

10/08 Test2 L93,R90 2回目 (予想スコア 925(L475,R450))

[10/28 TOEIC 第234回 955(L490,R466)]

 

●2019年

02/16 Test4 L87,R92 (予想スコア 920(L455,R465))

02/17 Test5 L91,R93 (予想スコア 935(L470,R465))

03/04 Test3 L92,R94 2回目 (予想スコア 945(L475,R470))

[3/10 TOEIC 第238回 955(L485,R470)]

 

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)

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TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

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  • 作者: 加藤優,野村知也,Paul McConnell,中村紳一郎,Susan Anderton
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コスト

リスニング、リーディングとも5回分のテストが入って各2052円。つまり5回分のL&Rの模試が、4104円。1回あたり820円。公式問題集は模試2セットで3024円で1セットあたり約1500円。『でる模試』はリスニングとリーディングが別冊になってるが、1セットあたり約740円。『新メガ模試1200問』6回の模試(L&R)が入って2592円。1セットあたり432円。公式問題集よりかなりコストパフォーマンスはいいが、他にコスパのよい問題集はある。

難易度

全体的に本番よりほどほどに難しく感じられる。ただ、本番では実施回によってパートごとの難易度が変わったりするが、この問題集ではそういうのはあまりなく全体的に均一なレベル。ということで、本番で結構難しいパートはこの問題集よりも難易度が高いんじゃないかという気がする。

本のサイズ

B5サイズ。最近はこのサイズが多いかもしれない。新形式になる前にはA5サイズの模試問題集が多かった気がするが、B5の方が本番に近いためよいと思う。

本の構成

リーディング、リスニングが別冊になっている。やりたい方をやるという人にとっては自由度があってよいかもしれないが、自分の場合は両方セットで解きたいのでどちらかというと1冊にしてもらった方がありがたい。

スコア予想

この本では、リスニング、リーディングでの正解数による予想スコアの換算表あり。やはりあると嬉しい。通常、模試問題集の予想スコアは、本番のスコアより低めにでるように設定してあると思うが、それを踏まえた上で、目安と考えれば参考にはなると思う。

以前より模試問題集をやっているが、予想スコアが900点を越えはじめたときは嬉しかった記憶がある。レベルが上がったというのを実感できるので。

全体の感想

全体にしっかり作りこまれている印象で、いろんなレベルの人におすすめ。公式問題集しか解いたことのない人は、次にこの模試をやるのがいいと思う。以前も書いたが、ある書店のPOPに、公式問題集より公式らしい、みたいなことが書いてあった。最近の公式問題集は全然買っていないが、たしかにこの問題集は本番と比べて違和感は殆ど感じない。

その他

今年、続編の『TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2』、『TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2』が発売になった。既に購入済みであるが、そちらもTOEIC本番対策に役立つだろうと期待している。

 

TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2(CD-ROM1枚+MP3音声無料DLつき)

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TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2

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  • 作者: 加藤優,野村知也,Paul McConnell,中村紳一郎,Susan Anderton
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本日、英会話のイーオンにて6月のTOEIC(第241回)を申し込んできた。

 

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TOEIC 第239回 感想

本日、2019年4月14日、TOEIC(第239回)、平成最後のTOEIC公開テストを受験してきた。その感想について書いてみる。

PART1 普通

PART2 やや易

PART3 普通

PART4 やや難

PART5 やや難

PART6 普通

PART7 難

 

PART1

最初が女性が荷物の載っている台車を押している写真。2枚目が男性が左手に資料を持っていて右手でメガネのディスプレイを指さしている写真。6問目は自信なし。

PART2

割と聞き取りやすかった印象。しかし1問は消去法もできないくらい聞き取れなかった。

PART3

最初の長文問題が、ちょっと間接っぽくて一瞬迷う問題であった。TOEICではパートの冒頭でいきなり難し目の問題がくることがあるが、こういうので慌てると次の問題に影響するので要注意。

PART4

長文の中にヒントが一回しか出てこない問題が少し聞き取れなかった。そのヒントの一回が速かったりして聞き取りにくかった。あと、長めの設問、選択肢が多かった気がする。

PART5

割と答えを選びにくい問題が多かった気はする。11分で終えたが、結構間違ってるかもしれない。

PART6

前回(易しめ)と前々回(難しめ)の間で、普通な印象。消費時間は12分くらい。

PART7

読み応えのある長文が揃っていたという印象。記事タイプの長文が多かった!?
パート7の時点で残り約52分で安心していたら、最後まで解き終わった時点で残り1分切っていた。本日は見直し時間がなかった。トリプルパッセージ3題を残して、残り15分の時点で一瞬心が折れそうになった。

まとめ

本日のテストはリスニングは易しめでリーディングが難しめであった。

その中でも印象的なのがパート7の難しさ。最近やった『新メガ模試1200 Vol.2』のテスト1や『YBM模試』のテスト1よりも難しかったと思う。これらのテストではそれぞれ3分、5分と余らせて終わることができ、素点も92/100, 95/100であった。

まだ取組中の『読解特急3上級編』は、難しい長文問題の問題集という位置づけである(実際にかなり難しくありがたい本である)が、中身は記事タイプの長文問題。出張の話題とか、求人の話題とかなら状況をイメージしやすいが、記事だと状況を掴みづらく、読んできっちり理解しないといけないので難易度が上がるんだろうと思った。

勉強していたら、徐々にでも上がると思うので、元号が変わっても頑張っていきたい。

 

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト VOL.2

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト VOL.2

 

 

 

TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問

TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問

 

 

新TOEIC TEST読解特急3 上級編

新TOEIC TEST読解特急3 上級編

 

 

 

 

 

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ブログ開始4ヶ月経過、ブログなどについて語る

ブログ開始以来、4ヶ月経過。記念企画で架空インタビュー。第4弾。(^_^;)

 

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「はやいですね。ブログ開始からもう4か月経ちました」

「そうですね。過去の記事を参照しようとして以前の記事を見ていたら100日以上前だったりして、月日の流れを感じてます」

「今のところ、ブログの更新も1日おきで順調に継続中ですね」

「そろそろネタが・・・」

「はい?何ですか?」

「あ、いや、なんとか頑張って更新してます」

「最近の興味は翻訳ですか?」

「そうですね。急に翻訳にハマってしまいました。知り合いの人が工業英検の勉強しているのを聞いていても全然興味なかったんですけど、なんだかんだで急に興味が出てきました。翻訳は調べてみると専門分野って感じですね。技術や法律などいろいろあって深いですね。仕事では軽く英語の契約書に軽く目を通すことはあって、会社の人がすすめてくれた『英文契約書の読み方』という本も以前購入していたんですが、そんなにじっくり読んでなかったです。あらためて契約書や本をじっくり読んでみたいなと思ってるところです」

「翻訳は全部残るから責任大きそうですね」

「反対の意味で訳してしまったら大変ですよね。契約書なんか特にやばいなと思ってしまいます。さすがにそういう重要な翻訳は依頼する場合も料金がより高いみたいですね」

「オンライン翻訳のテストを受けてどうだったですか?」

「大変でした。勢いで申し込んだんで、自分の実力も、求められるレベルもわかっていなかったです。かなり無謀でした(笑)。でも、興味ある人は試してみるのがいいんじゃないかと思います。エントリーするのは無料で、多少フィードバックももらえますし」

「合格、不合格の結果が出てくるので、結果通知は気になりそうですね」

「まあ、結果を待つのはどきどきしますね。そして、不合格の通知を見てがっかりしました。昔までさかのぼって、高校も落ちたし、大学も落ちたし、あぁまた今回も不合格か、みたいな(笑)。でも今は冷静になって、落ちてよかったなと。お金をもらってダメな翻訳するよりいいですからね」

「たしかに仕事ということになると大変ですよね」

「ところで、不合格をたて続けに経験しましたが、それ以外に以前からあるものに応募していているんですが、一向に結果が来ません。それも不合格なんじゃないかと思ってきました」

「英語関係ですか?」

「はい、英語関係といえば英語関係です。また何か進展あればそれについても書きたいと思います」

「ブログの記事でたまに世界のニュースに関するものもありますが、そういうのも興味ありますか?」

「割合興味あります。理系なんですけど、実は世界史が一番得意でした。受験勉強が終わったあとも、世界の歴史がコンパクトにまとまっているのは、教科書じゃないかと思って数年後に買い直したくらいです。ところで、イエメンの代理戦争の記事を書きましたが、それを投稿した2日後にユニセフからイエメンのための寄付の依頼が郵便で来ました。このタイミングで!、と思いましたが、CNNのニュースで飢饉があったりしたのを見て知っていたので、ほんの気持ちだけですが寄付しておきました。」

「ユニセフから郵便が来るんですか?」

「以前、かなり前ですけど寄付をしていたことがあって、今もたまに郵便が届きます」

「それでは最後ですが、明日はTOEICですね。頑張ってください」

「はい、リスニングテストのためにいいポジションになることを今は祈ってます!」

 

~~~

 

英文契約書の読み方 (日経文庫)

英文契約書の読み方 (日経文庫)

 

 

 

 

 

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2019年度のTOEICと英検と工業英検のスケジュール

どのテストを目標にするか整理するために、2019年度のTOEICと英検と工業英検のスケジュールを並べてみた。さすがに、TOEICと英検は全然スケジュールがかぶっていない。

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こうしてみると、秋から冬のTOEICテストの開催が密集しているのがわかりやすい。10月、11月、12月はインターバルが短くなるので、本番の実戦感覚が体に残りそう。勉強を継続しながら、3回くらい連続で受験するとスコアが伸びそうな、いい感じのスケジュールのような気がする。

 

今月と来月のTOEIC239回と240回は、既に受験申込み済み。その後は7月の工業英検2級が目標で、これは申し込む予定。6月の英検はちょっと迷ったが冷静に考えると、中国語レッスンを受ける予定なので対応できなさそう。

秋も中国語レッスンが入るとかなりそれで時間がとられるで、英検は大変そう。それに工業英検と英検の2次試験がかぶってもいる。一応、7月の工業英検2級には合格して秋には工業英検1級を受けるというもくろみなので、そのとおりにうまく行けば英検を受けられない。英検は年末年始に頑張って勉強して1月に受けるのがよさそう。

表には入れなかったが、8月頃の通訳案内士や(TOEIC 244回と同じ日の)日本語教育能力検定試験もちょっと興味があり。

それに中国語のテストも久しぶりに受けてみたい気もする。HSKかあるいは中国語検定か。

しかし、普段は英会話スクールやオンラインレッスンもあるので、あんまり詰め込み無いようにしすぎないといけない。実際去年の10月~12月は、英語のセミナーとか英検サンプルテストとか色々詰め込み過ぎて大変だった。当時、スケジュールが立て込んでたので、英会話のイーオンを1か月休学するという技も使った。しかしそれでも大変だった。

5月は会社でTOEIC IPテストもあるかもしれないので、5月にはまた一月ほどイーオン休学という必殺技を出すかもしれない。

 

それにしても、色々テストの予定を考えていたら、それだけでおなかいっぱいになってきた。

 

 

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Wikipediaで300万もの編集をした人物

イーオンのDiscussion Mattersの予習のため、『Wikipedia』について調べてみた。そうしたら300万ものWikiepeaの記事の編集をした人がいるというのを見つけた。

Steven Pruittという人。自ら新たな記事も35,000作っている。

 

en.wikipedia.org

この方、2017年にはTime誌にも取り上げられている。"The 25 Most Influential People on the Internet"(インターネット上で最も影響力のある25人)で、ドナルド・トランプ大統領らとともに選ばれている。

ボランティアとして膨大な編集をやっていて、それで得られるお金は0とのこと。(オンラインレッスンでこの話題でレッスンを受けたところ、先生は何がしかのお金をもらってるんじゃないかとしきりに言っていた)

お母さんがソビエト人だったので、知識や情報が無料で手に入ることに非常に気をかけているいるらしい。

 

www.msn.com

 

300万回の編集というは数字が大きすぎて、イメージが難しい。もちろん中には誤記修正とかちょっとした修正もあるような気がするが、それでも記事を300万回は『保存』しているはず。

単純に保存のために、例えばボタンを300万回クリックすることを想像しただけでもおそろしい。3000回を押すのを1000セットもやるということ…。

ブログの記事を1つ書くのも時間がかかる自分としては、想像を絶している。

 

Wikipediaの記事の信頼性

Wikipediaの信頼性についての記事はネット上に色々あるが、Wikipediaそのもののページに、"Wikipedia is not a reliable source"(Wikipediaは信頼できる情報源ではない)、と書いてあった。書いておいていただけるとわかりやすい。たまに進行中の事件などについて編集合戦がおこったりしてるので、大方の人は言われるまでもなくわかってそうだが。

en.wikipedia.org

 

日本語版Wikipedia

日本語版の記事数は110万くらいで、言語別では13位。登録しているボランティアと非登録のボランティアの人両方が編集できるようであるが、非登録の人の編集の割合が多いという特徴があるとのこと。

昔、日本のウィキペディアではアニメの記事は多いと聞いたことがあるがどうなんだろうか。もっともらしい話のような気はするが。

ja.wikipedia.org

そういえば、最近Wikipediaで寄付のお願いを見かけない気がする。そのうちあるのかな。記事の編集はしたことがないが、寄付はしたことがある。

 

 

 

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TOEIC 第238回 結果(アビメ)

TOEIC 238回の結果が郵便で届いた。アビメを確認。

スコアは既に書いたようにL485, R470で955点。

 

www.englishlearner-m.net 

リスニングを前回の237回と比較。

左側が前回の495点の時の結果で、右側が今回の485点の結果。前回が1ミス(?)で今までで最高の出来だったが、今回は維持できなかった。5問以上は間違って、485点。パート2~4の難易度高めの問題で、出題者側の思惑通りきっちり間違えたという感じだろうか。

 

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座ってる席によらず、リスニングは点数をキープしたいと思っているが、今回はややイマイチなポジションであった。真ん中よりやや後ろだった。

リンスニングテストの音声は会場であらかじめ確認されているということであるが、計測器とか使ってやっているのであろうか?ちょっと気になる。あとオーディオの機材によって音質は違うんだろうなと思ったり。(以前、TOEIC SWを受けに行った時に、試験会場ですごく細かいことを試験官が言っているのを聞いたことがあって、こんなことを考えてしまうようになった。)

 

前回の237回のリーディングの結果と今回の結果との比較。左側が前回470点だったときの結果。右側が今回の470点の結果。点数は同じであったが、アビメの結果はちょっと違う。

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長文対策を少し前からやりだしたが、その効果についてはまだなんとも言えない結果。

TOEICは結構頻繁にテストを実施しているので、対策を難しくするために、色々なパターンで難易度をコントロールしていると想像している。実施の回ごとに難しいパートが違っていたりするのもその一つかと思っている。例えば、238回はパート6が簡単だったが、237回はパート6は難しかった。そして238回では単語が難しくパート7がやや難しかったりしたような。

そういう実施回の難易度を反映したのがこのリーディングのアビメの結果なのかなと思う。去年はある時期に立て続けに"文法が理解できる"が100%とれていたこともあった。

 

ところで、4月1日の11時30分に新元号の発表があったが、3月にTOEICを受験した人はそれより30分後のTOEICのオンライン発表の方が気になってたのではないだろうか。

それは自分だけ?

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パソコンで文章の入力をすることが多くなって、MS-IMEが不便に感じるようなった。そしてついさきほどGoogleのIMEをインストール。ちょっと快適になった気がする。

 

 

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Conyacの翻訳者のトライアルテストをうけてみた

先日Gengoのテストで不合格だったが、今度はオンライン翻訳サービスConyacのトライアルテストも受けてみた。

Conyacでは、レベルテストと呼ばれている。

このテストで合格すると、Standardレベルになり、翻訳の仕事がうけられる。

このテストで不合格だと(Starndadレベルになれないと)、次に受けられるのが3か月後、もしくは1か月後になる。テストの結果がStarterレベルと判定された場合に3か月後、Starter(High)レベルと判定されると1か月後から次のテストを受けられるようになる。

Conyacのレベルテストは、10時間以内と時間制限があるので平日は受けられない。ということで、どうせだめなら早いうちに受けておこうかと思った。3月下旬の段階でもしStarter(High)と判定されて、1か月後からテストが受けれるようになれば、ゴールデンウィーク中の時間がある時にチャレンジできるかもしれないので。

受けたテストは、英日翻訳で、制限時間は10時間。

普通に会社で仕事している感じだった。食事や休憩をはさんで訳し続けて、ほぼ10時間使いきった。前回のようなケアレスミスが無いように見直していたりしたら、訳を提出したのは結局締め切り2分前だった。

目安として1週間くらいとのことであるが、結果は、ちょうど7日後に来た。

 

 


不合格

 

まあ、なるほどの結果。

Starterレベルとの判定だったので、次回テストを受けられるのは3ヶ月後の6月末以降。

結果が出るまでに翻訳について『英語の発想』を読んだり、ネットで色々調べてたら段々と『翻訳』というもののイメージがつかめてきた。そして色々知るにつれ、トライアルテストはダメそうだとわかってきたので、まあ予想通りの結果だと思った。

提出した訳についてコメントをいくつかいただいた。専門用語をどう表現するかというところが勉強になった。また、明示的に記載されていない文章の意味を読み取れず反対の意味になったところがあり、指摘されてなるほどと思った。もう一歩深く考えて背景的な明記されていない部分の読みとりも必要だったが、それができていなかった。ためになる。

 

英語の発想 (ちくま学芸文庫)

英語の発想 (ちくま学芸文庫)

 

 

翻訳に必要なこと

自分が英日翻訳に取り組み始めてみて、現時点のビギナー視点で、翻訳には下記の3つが必要だと理解した。

(1) 読解力

正確な読解力はまだまだないなと翻訳のテストを受けてみて実感した。

TOEICや英検でもリーディングはあるが、長文全部を理解しなくても設問の箇所に対して理解できれば点数が取れる。更に設問も選択肢なので答えは含まれる。一方、翻訳の場合は、あるまとまった量の文章をすみからすみまで理解しないといけない。

(2) リサーチ力

専門用語がどのように訳すべきか知らないこともある。そのときは調べて適当な言葉を見つけなければいけない。

以前、技術者のカンファレンスに参加したときに同時通訳があったが、専門用語の表現が適切じゃない通訳の人がいて気になったことがある。

(3) 自然な日本語(自然な訳文)

もとの文章を直訳すると、不自然な文章になる。言語の構造や特性が違うので当然であるが、それを適切で自然な日本語に仕上げないといけない。

英語はそれなりに理解できるからなんとかなるかもと思ったが、英日翻訳の場合、提出するのは日本文である。つまり最終的に自然な日本語に仕上げないといけない。それがなかなか難しい。訓練が必要そうだと思った。

 

まとめると、元の文章をきちんと理解できるのは最初のステップで、もし分からないところがあれば調べて、そして最終的には自然な文章(訳文)に仕上げる。つまり、元の英語の文章をしっかり理解できるだけではダメで、それを自然で読みやすい日本語にしないといけない。

ようやく基本的なことが分かってきた。

 

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その他

ネットを見ていて印象に残ったのは、トライアルテストで提出する訳は商品のつもりで提出する、というもの。 言われてみればなるほどだと思った。テストでは、単純に商品レベルの翻訳をできるかどうかを試されていると考えないといけないと思った。

 

機械翻訳の話題も見かけた。機械翻訳がAIの進歩とともにかなり改良されているので、危機感を持っている翻訳者の人たちも多いようである。自分もこの話題には興味があり、以前『機会との競争』という本も読んだ。翻訳以外でも機械の進歩により、人間の仕事が奪われるということであるが、最近ではAIの技術も進歩してきてますますその傾向が進んでいる気がする。翻訳などはAIの適用分野としてはよいらしく、Google翻訳もAIにより精度が向上しているとのこと。

 

機械との競争

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英語を英語で処理するための勉強をしていると、日本語訳はほぼ見たことがない。例えば、TOEICの教材でも、訳はほぼ見たことがない。

しかし、最近翻訳した日本語に注意が行くようになっている。今日たまたま目にした技術系の本では日本語訳がいまいちだった。訳のダメさに目が行くと内容が頭に入ってこないので困る。確かに自然な日本語というのは重要だと思った。

 

結果は当たり前に不合格だったが、テストを受けてみて翻訳について色々分かってきた。これからは工業英検を目標に翻訳についてじっくり勉強してみようと思う。

 

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(2019/09/23 追記)

Conyacのレベルテストには再チャレンジしてみた。その結果はこちら↓

 

www.englishlearner-m.net

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(2019/12/24 追記)

Conyacのレベルテストには再々チャレンジしてみた。その結果はこちら↓

 

www.englishlearner-m.net

 

 

 

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3月の英語の学習時間

3月の英語の学習時間を集計してみた。

43時間47分

先月よりは勉強している感じがしていたが、7時間くらい多かった。日数が3日多かったという話もあるが。

前半は、TOEIC対策中心で、TOEICのテスト後は翻訳に目覚めてしまい、工業英検の勉強などの翻訳の勉強をしていた。

この数字にはオンライン翻訳のトライアルテストの時間も数時間含まれているが、その時間が一番真剣に英語に取り組んだような気がする。合格/不合格の結果が出てくるのでさすがに真剣になる。

そのおかげかどうかわからないが、次の日にCNN10を聞いていたら、いつになく聞き取きとれて、よく理解できた気がした。気のせいかな。

毎日ずっとはモチベーションを高く維持したままそうそう勉強はできないが、たまには必死に勉強することも必要だと思った。

 

主な教材

TOEIC対策としては、前回触れたように、『精選模試』、『990点攻略』などを使った。

 

翻訳関係は、何か体系的に説明された本を一冊やろうかと思い、『翻訳の布石と定石』をはじめている。1ヶ月くらいで終わらないかなと期待したがとても終わらなさそう。

 

翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道

翻訳の布石と定石 実務翻訳プロへの道

 

 

また、工業英検の関係の資料や過去問をコンビニで購入したので、そちらも徐々に進めている。7月に2級を受けようとしているが、勉強時間が確保できれば何とかなるのではないかという感触が現時点ではある。

 

4月はどのように学習を進めようかと思っていたが、今回のTOEICの結果を見たら、自然とTOEIC対策を重点的にやることに決まった。

 

~~~

最近、公私ともに変化があって落ち着かない状態であるが、英会話のイーオンのDiscussion Mattersでも変化があった。(あんまり元号の事には気を掛けていられない状態)

Discussion Mattersのレッスン、本日から先生が変わった。イーオンに通いだしてちょうど6年になるが、考えてみればそのうちの3年くらいは先週まで習っていた先生であった。1, 2年で外国人の先生は異動や退職という印象であったが、その先生は結構長く続いていた。その先生はレッスンの受け持ちが変わっただけで今日も見かけたので挨拶はしたが。

新しい先生は、3年ぶりにイギリス出身の先生。レッスンについては、教材が同じなので、ある程度は同じレッスンの流れかと予想していたが、思った以上に違っていた。新しい先生のレッスンの進め方にあう予習にかえないといけない。

今日来週のレッスンの予習のために、記事を探してたら面白い記事を見つけた。先生にレッスンの冒頭で面白いニュースがあるかと質問されたので、思わずその記事の話をしてしまった。来週話すネタだったのに。先生によってスモールトークでの質問も違っていて意表をつかれてしまった。前の先生の場合は、大抵先週末に何をしたか?だった。

早く新しい先生になれないといけない。

 

 

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TOEIC 第238回 結果

本日、TOEIC(第238回)の結果がネットで発表された。

結果は、L485,R470で955微妙。

 

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リスニング、リーディングそれぞれで自信の無いところが数個ずつあったが、それらが正解になってないかなと淡い期待を抱いていたが、さすがにそんなに甘くは無かった。結果は手ごたえからするとまだ妥当な点数。

リスニングが安定しないのは少々残念。

 

週末用事があり、新幹線に乗った。昨日虹が見えたから、もしかして何かいいことがあるか?!と思ったが、やはり虹とTOEICのスコアには何の関係もなし。

 

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今回の本番前の主な勉強内容は以下の通り。

模試については、精選模試を中心に6セットこなした。

 

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)

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TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

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リスニングはパート1,2は『990点攻略』の例文のシャドーイング、オーバーラッピング、音読を継続している。たまにCNNも聞いていた。
 

【CD2枚付】TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版: 新形式問題対応 (Obunsha ELT Series)

【CD2枚付】TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版: 新形式問題対応 (Obunsha ELT Series)

 

 

リーディングは、今までじっくりとパート7対策をしていなかったが、上記の『990点攻略』に従って、パート7の解き方を変えてみた。そういう意味では1週間後のアビメが楽しみ。これでパート7が結構解けているなら結構嬉しい。


また、PART5も、難度難しめのものを解いていた。でも、全部解けているわけでもないので、頑張って全部解けるくらいにならないといけないか。

 

TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

 

 

新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5

新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5

 

 

『でる1000』もそろそろやり直しておこう。正答率も9割に届いていなかったし。

 

www.englishlearner-m.net

あと、2週間弱で平成最後の公開テスト。

勉強の意欲が上がるスコアでよかった。・・・と考えることにしよう。

 

 

 

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