Conyacの翻訳者のトライアルテスト(レベルテスト)をうけてみた。
今回2回目の挑戦。
前回は、3月下旬に受けてみて(Standardレベルになれず)不合格、判定はStarterレベルであった。
ここ数年英語の勉強をしているが、基本的には英語を英語として処理する能力を鍛えていた。TOEIC、英検、英会話のレッスンのすべてがそう。読むにしても、話すにしても、日本語変換が入ると遅くなるので、英語を英語として処理する。そういう訓練をずっとしている。
翻訳はそれとは全く異なる。
今まで知り合いの人が翻訳にはまってるのをみても興味がなかったが、今年の春からふと興味がわいて、まじめに翻訳に取り組み始めた。はたから見て大変そうだと思っていたので、翻訳は手を出していないというのもあった。しかし実際やってみたら、想像していたより更に難易度が高かった。
前回のテストのときはほとんど翻訳の勉強をしたことがない状態で無謀にも受験した。
しかし、今回は多少は勉強している。『英語の発想』を読んだり、『翻訳の布石と定石』を読んだり(まだ半分以下)、『英語翻訳術』を読んだり(ほんの少しだけ)している。
それに、工業英検にも取り組んで、英日翻訳、日英翻訳の問題も解いている。今までやっていなかったが、イーオンのレッスンも無駄にしないように、本文を翻訳するようにしている。
テストを開始。
今回、翻訳する文章もニュースであったが、前回より簡単に感じた。さすがにちょっと翻訳になれてきているかもしれない。
前回よりいい感触で、訳文を提出。
結果は一週間前後で来るとのこと。たしかに前回はちょうど一週間くらいで結果が来た。
ある日、メールをチェックしていると、結果通知が来ていた。
予定より3日ほど早い。
全然、心構えができていなかったが、メールを開いてみた。
・・・。
結果は、不合格
ケアレスミスが1カ所あり。これはだめだ。読解が難しい英文の解釈を間違っていているのもあった。
それから、単語の意味を正しく日本語にできていないところがあった。これはなんとなく引っかかっていたが、確認しなかった。同じ英単語でも、文脈によって適切な日本語は変わってくるので要注意。以前も同じようなことをしてしまったが、英単語を自動的に自分の中で決まった日本語にしてしまう。
これは全然知らない単語だとこういうことは起こらないと思う。辞書を調べるので。危ないのは知ってるつもりになってる単語。こういうのは確認しようとも思わないので無意識のうちに適切でない日本語にしていることがある。
翻訳者の方々が、翻訳の仕事をするようになってより辞書を引くようになったと書いているのを見かけるが、その意味がちょっとわかったかもしれない。
不合格(Standardレベルになれない)にも2種類ある。StarterレベルとStart(High)レベル。テストの結果がStarterレベルと判定された場合に3か月後、Starter(High)レベルと判定されると1か月後から次のテストを受けられるようになる。
今回もまた"Starter"と判定された。テストを受けられるようになるのは3ヶ月後。
またぼちぼちと次回頑張ってみたい。
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(2019/12/24 追記)
Conyacのレベルテストには再々チャレンジしてみた。その結果はこちら↓
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