翻訳トライアスロンに参加したころは時間をかけて取り組んでいた。
しかし、その後忙しくなり、ビジネス実務法務検定やTOEICの勉強をしたりで、今は翻訳の優先順位が下がってきた。
翻訳トライアスロンの課題は3つある。3つ目の実務翻訳の課題についても途中まで翻訳していたが、勉強以外も忙しくなり、結局提出できなかった。
提出したトライアスロンの2つの訳の結果が公表された。
2020年度 第1種目(出版)
63点 (平均65点)
2020年度 第2種目(映像)
72点 (平均79点)
それぞれ、平均点を下回ってる。
ミステリーの翻訳も字幕翻訳も初めての挑戦とはいうものの、平均点行かなかったのは残念。しかし、周りはプロレベルくらいの人もいそうだし、こんなもんだろうか。
初挑戦で、なんとかこれくらいのスコアになったのは、勉強に使った本が良かったからかもれしれない。しかし逆に言うと、使った本が良かったから、分かった気になって参加してしまったということもあるが。
結果が公表されて、いい本を読んだとしても、自分で訓練し続けなければ上達しない、という当たり前のことに気づいた。
・ミステリ翻訳の参考書
『越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文』
ブログでは以前触れてはいるが、まだきちんとは紹介していなかった。
この本は、タイトルからはわからないが、ミステリ翻訳についての本。ミステリ翻訳について有益な情報がたっぷりなので、ミステリ翻訳を勉強している人は読んでおいて損はない本だと思う。
以前触れたように、この本に関連して、越前氏が訳した『ダ・ヴィンチ・コード』も読んでみた。
・字幕翻訳の参考書
『字幕翻訳とは何か』
この本は以前紹介したが、字幕翻訳全般の具体的な考え方についてまとめられている。情報が体系的に整理されていて、この本を読んで字幕翻訳を理解できた気がした。(理解するのと、できるのは別…)
字幕翻訳の勉強をする人は、持っておいた方が良い本ではないかと思う。
この本は、Kindle版しかなかったので、この本のおかげでKindleの世界に入ってしまった。
今回の結果で、今後の翻訳の勉強をどうするか、考えないといけないなと思った。
各分野で考え方、作法、文体など習得することが違うので、とてもいろんな分野に手広く対応することはできず、少なくとも分野は絞らないといけないなと思った。
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