税金とか国税局とかに関係する本を読みたくて、レビューの評価も高めだったこの本を購入した。
『トッカン 特別国税徴収官』(高殿円著)
内容
税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者である徴収官の物語。
感想
引き込まれる感じがあり、読みやすくて、割と短い期間で読み終わった。途中展開がちょっと無理じゃないかなと思って気になった部分は少しだけあったが。
徴収官の仕事である取り立てがメインのストーリーであるが、新米徴収官ぐー子の家庭の話も絡んでくる。1章の「死神と葬式女」だけは割と独立していて、登場人物の私生活が絡んでこないエピソードとなっていていた。
解説を読むと、『著者の高殿円さんは『銃姫』『プリンセスハーツ』など四十冊以上の著作を持つ人気ライトノベル作家』と書かれていた。全然著者を存じ上げなかったが、これを見て、この本の読みやすさに納得。
人気ライトノベル作家による、国税徴収官を扱った面白い本であった。
(↓↓ クリックしてもらえたら励みになります!)