Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


ローレンス・ブロックの『聖なる酒場の挽歌』など4作品

昨年10月に、帯に「スカダ―・シリーズ閉幕」と書かれた『マット・スカダー わが探偵人生』という本が出版された。著者は、1938年生まれのローレンス・ブロック。

昔は、このマット・スカダ―シリーズを購入してよく読んでいた。

ここ十数年は、忙しかったりしてあまり本自体を読まなくなり、ローレンス・ブロックの本も全然追いかけていなかった。

昨年たまたま『マット・スカダー わが探偵人生』を見つけた。それで確認してみたら、シリーズの未読の長篇が最終作を含めて2冊あり、その2冊を購入した。

 

 

 

マット・スカダ―シリーズの最近の2冊を手に入れてみたものの、最後にこのシリーズを読んだのが大昔すぎて、最近の作品を存分に楽しめないかもしれないと思った。

ということで、シリーズの最初から読み直し始めた。

 

まず『聖なる酒場の挽歌』。日本では1986年に出版された本。

内容はさすがにほぼ覚えてなかった。覚えていたのは主人公のマット・スカダ―の境遇や行きつけの店の名前くらい。

3つの事件がからんだストーリーの展開は結構おもしろく、雰囲気も非常によかった。

ただ読み終わってから、文庫の発売順が原作の発売順と違っていたことに気づいてちょっと残念だった。きちんと順番に読みたかった。

この作品の出来がよかったので、日本ではこの作品が先に出版されたのかもしれない。

この本はシリーズ6作目で、この本が出たあと日本では初期の3作品が出版されていた。

アル中探偵マット・スカダー・シリーズ

十年前の夏・•・・・・・この当時を思い出す都度、スカダーの脳裡には二人の飲み友達のことが蘇ってくる。裏帳簿を盗まれた酒場の店主と、女房殺害の嫌疑をかけられたセールスマン。彼らを窮境から救うべくスカダーは調査にのりだした。が、事件は予想外に奥深かった!異彩を放つアル中探偵の回想を通して、大都会ニューヨークの孤独と感傷を鮮烈に描き出す現代ハードボイルド・ミステリの最高峰!

 

 

2冊目からは、原作の順番に読み始めた。原作の1~3作目の作品。

『過去からの弔鐘』

『冬を怖れた女』

『一ドル銀貨の遺言』

 

全部全然違った設定で面白かった。

『一ドル銀貨の遺言』では、ゆすり屋が殺され、ゆすられていた相手3人に自らが恐喝者を装って捜査をすすめていくという展開がなかなかスリリングで面白かった。

アル中探偵マット・スカダー・シリーズ

大都会ニューヨークで、人々は今日も孤独に生きている。元警官のアル中探偵への依頼は、ヴィレッジのアパートで殺された娘の過去を探ってくれというものだった。犯人は逮捕された後、独房で自殺していた。スカダーは二人の過去を調べはじめたが、意外な真相が明らかになっていく!大都会の片隅で生きる人々の哀歓を鮮烈に描き出して人気急上昇の現代ハードボイルド・ミステリの傑作!

 

 

アル中探偵マット・スカダー・シリーズ

ニューヨーク市警の刑事ブロードフィールドは察内部の腐敗を暴露し、同僚たちの憎悪の的となった。折りしも、ひとりの娼婦が彼を恐喝罪で告訴。身の潔白を主張する彼はスカダーに調査を依頼した。だが、問題の娼婦が殺害され、容疑はブロードフィールドに!彼の苦境に警官たちが溜飲を下げる中、スカダーは単身、真相の究明に乗りだした・・・・・。鬼才の筆が冴える第一級のハードボイルド!

 

 

アル中探偵マット・スカダー・シリーズ

たれ込み屋のスピナーが殺された。その二カ月ほど前、彼はスカダーに一通の封書を託していたー自分が死んだら開封してほしいと言って。そこに記されていたのは彼が三人の人間をゆすっていたこと、そしてその中の誰かに命を狙われていたことだった。スカダーは殺人犯を突き止めるため、自らも恐喝者を装って三人に近づくが…・・。ニューヨークを舞台に感傷的な筆で描く人気ハードボイルド

 

 

ローレンス・ブロック - Wikipedia

 

Wikipediaで確認すると、マット・スカダ―シリーズの長篇作は、『償いの報酬』、『マット・スカダー わが探偵人生』まで入れると18作ある。

しばらくこのシリーズを楽しめそう。

 

www.englishlearner-m.net

 

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