『アセンション』を見てもまだSFの気分だったので『エクスパンス~巨獣めざめる~』のシーズン1を観てみた。
いつものように英語音声で日本語字幕。
シーズン1は全体で10話。1話が45分前後。
資産家の娘で政治活動家に身を転じたジュリー・マオの失踪事件を発端に、ケレスの刑事ジョー・ミラー(トーマス・ジェーン)と偶然事態に巻き込まれた船長ジェームズ・ホールデン(スティーヴン・ストレイト)、国連副次官のクリスジェン・アヴァサララ(ショーレ・アグダシュルー)の人生が交錯する。地球と火星と小惑星帯の政治的緊張が高まる中、彼らは史上最悪の陰謀を暴くことになる。
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見始めてすぐにがっつりしたSFだなと思った。
映画みたいに作りこまれている。
出てくる団体とか関係性が理解しづらいところがあるが、大きく分けると3つの勢力がある。地球、火星、小惑星帯の人々。
最初分からなかったが、「ベルタ―」というのは小惑星帯(the asteroid belt)の人々のことをさすようだと途中で気付いた。
小惑星帯の中でも固有名詞がいくつか出てくるが、主要な登場人物である刑事ミラーがいるケレスも小惑星帯にあるらしい。(Wikipediaを見ると、実際に小惑星帯にケレスという準惑星があるが、これのことだろうか)
宇宙船に乗っていて襲撃にあうホールデンが生き延びていくストーリーと、失踪事件を追いかける刑事ミラーのストーリーが並行して進んでいく。地球上でも政治家(?)が宇宙空間で起こっている事件について駆け引きをする。
刑事ミラーは、昔ながらのハードボイルドの私立探偵っぽい雰囲気でかっこいいなと思った。
話はどんどん予想しない展開で進んでいき、緊張感や盛り上がりもあってかなり面白かった。
ただ、シーズン1では、明らかになっていない部分が残った状態で進んでいく。タイトルの「巨獣めざめる」も何のことかはっきりしない。
そういうのが、このあとのシーズンで明らかにされていくのかなと期待。
シーズン2以降が楽しみ。
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