このブログで既に何度か触れている、『アメリア』について。
より本格的に翻訳の勉強するためにどうしようかと考えて、翻訳者ネットワーク『アメリア』に入会することにした。
去年の秋ごろの消費税が上がる前の半年くらい前のことである。
翻訳スクールなども考えてみたが、アメリアがいいんじゃないかと思って入会することにした。
アメリアというのは、簡単に言うと有料の翻訳者コミュニティである。翻訳の勉強や情報収集できる場所であり、また求人も公開されていて応募することのできる場所である。
費用
基本は、入会金と年会費で、別途費用が発生するサービスもある。
入会金:5,000円(税抜)+ 年会費:15,000円(税抜)
たまにキャンペーンをやっていて、入会金無料になることもある。
(2020年5月21日(木)までに、お試し会員経由で正規の会員になると、入会金無料らしい。ちょっとWebサイトがわかりにくいが)
サービス
アメリアの主なサービス。
(1) 定例トライアル
毎月、トライアルテスト形式の400ワード程度の課題が出題される。応募料(1,500円(税抜))を支払って参加すると、4項目の観点のA~Eの評価と、AA~Eの6段階での総合評価を判定してもらえる。訳文について添削はされない。
課題の分野は、出版系のフィクション、ノンフィクション、実務系の金融、メディカル、特許、映像系の吹替、字幕など色々な分野がある。一部、日英翻訳もある。
年間で出題分野のスケジュールは決まっている。
この定例トライアルで、優秀な成績をとると、「クラウン会員」の資格を得ることができる。
https://www.amelia.ne.jp/user/guide/guide_window_01.htm
過去の課題は、解説とともに公開されていて活用することができる。
(2) 求人
色々なジャンルの翻訳関連業務の求人が公開されていて、翻訳会社に応募することができる。アメリアのシステム上で、履歴やプロフィールを登録して応募する。
アメリアのシステム上でのやり取りなので、何かあったときにはアメリアにサポートしてもらえるのは大きなメリットのようである。
(3) 翻訳に関連する情報
翻訳のジャンルごとの情報や、日本語力、英語力向上など翻訳に関連するコンテンツが公開されている。また、プロフィールの書き方やフリーランスとして働くための情報、確定申告などの情報もある。
(4) その他のサービス
・翻訳トライアスロン
定例トライアル以外にも、有料のものでは7月~9月の3か月で違う分野の翻訳をする翻訳トライアスロンというのものがある。
・翻訳お料理番
参加無料の毎月開催されている翻訳お料理番というのもある。こちら分量少なめの文章を翻訳するコンテスト形式ものものである。
・カウンセリング
無料のカウンセリングもある。あらかじめ予約して、電話、対面などでカウンセリングも受けられる。
・TOEIC
TOEIC IPテストも開催されている。
まとめ
本格的に翻訳について勉強してみようという人には良いサービスだと思う。翻訳者に必要な情報はかなり充実していると思う。
翻訳スクールなどから比べると、価格的に非常にリーズナブルなので、自分でどんどん情報を活用して学習を進められる人には非常に良いサービスだと思う。
今のところ、自分は定例トライアルにまめに参加して勉強させてもらっている。
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(2020/09/09 追記)
アメリア入会9ヵ月の感想や、アメリアでカウンセリングを受けた話はこちら ↓↓↓
~~~(2022/4/30)~~~
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