少し前に、会社の人事の教育担当者に語学教育に関連して意見を求められたので、自分の経験に基づいて回答した。
英検のスピーキングテスト(二次試験)は、面接官がいて対面式で行われる。面接官の質問に答えたりしてその英語力が採点される。
元々自分の場合は、4技能(読む、書く、聞く、話す)の中で、話すことに一番苦手意識があり、英検の二次試験でも何度か不合格になった。そのため、不合格を経て、合格したことは、英語を話すことに対しての自信につながった。
ある海外出張で、自分が英語で説明しないといけないことになった。そのとき、英検の二次試験を乗り越えたことを思い出し、それが心の支えとなった。(内容としては、お客さんが完全に満足する内容ではなかったが、それは伝わったようであった)
当然、テストなので傾向と対策は必須ではあるが、英検は対面式という点で非常に価値があると思う。テスト会場に入るところから全部英語で、挨拶もして、準1級以上では自己紹介もあって、インタラクティブで、非常に実用的だと思う。
もし、「英検」と「TOEIC SW」を迷っている人がいるとするならが、実用的という点で、ぜひ英検をおすすめしたい。
もちろん、TOEIC SWを選ぶ理由(会社で必要とか、表彰制度を目標にしているとかなど)のある人は、TOEIC SWでよいと思う。
自分はTOEIC SWも受けた経験があるが、その経験の上で、英検とTOEIC SWのどちらかを受験しようと迷っている人には、より実用性がある英検をぜひおすすめしたい。
費用的にも、英検が4技能すべてのテストということを考えると、かなりお得である。
会社での人事の教育担当にも、上記のようなことを伝えて、英検の方がTOEIC SWよりも実用的でおすすめであることを回答しておいた。
会社としての英語教育では、実用性は特に重要だと思うので。
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