大昔に買って全然読んでいなかった『沈黙の教室』(折原一著)。
ついに読んだ。
この『沈黙の教室』は、1995年の第48回日本推理作家協会賞の長篇部門の受賞作。
この『沈黙の教室』はハードカバー版で購入したが、その当時はミステリーのハードカバーをよく購入していた。
背表紙より。
連合赤軍事件の記憶も新しい1973年、青葉ヶ丘中学の3年A組では悪質ないじめが横行していた。不気味な<恐怖新聞>が発行され、粛清の対象とされた犠牲者は残酷な結末へと突き落とされた。悪魔の化身のようなクラスを担任教師が呼んで<沈黙の教室>......。
その20年後、クラス会の告知が新聞に載った途端、新たな<恐怖と粛清>が鎌首をもたげた!四重の謎と多彩な文体が生み出す渾身のサスペンス大作


読み始めると、400ページを超える本だったが、続きが気になり読み続けることができた。寝転がって読んだりもするので、ハードカバーは少し重くて読みにくかったがそれでも読み続けられるくらい面白かった。
現在の交通事故で記憶をなくした人物が、過去の不気味な雰囲気のあるクラスと関係がありそうなところからはじまり、過去と現在のことが明らかにされていく。
30年くらい前の本なので、今とは違うスマホなどもない社会の話ではあるが、なかなか面白かった。
折原氏は叙述トリックで知られているが、折原作品は結構好きで他にも何冊か本を持っている。叙述トリックは、ややこしい感じ(いい意味で)が結構好き。
ストーリーの中に曼殊沙華(ヒガンバナ)が登場する。文庫版の表紙には曼殊沙華が描かれている。
話の内容と絡んでこの曼殊沙華が結構印象に残っていて、屋外で見るかけると、この『沈黙の教室』を思い出してしまう。
(↓↓ クリックしてもらえたら励みになります!)
