前から少し気にはなっていたが、翻訳の勉強をやっていてどんどん自分の日本語能力がどれくらいなのか気になってきた。
それで現状の把握と学習のきっかけのため何か日本語のテストを受けたくなって
調べてみた。
日本語検定というのがちょうどよさそうである。
日本語検定とは
日本語検定とはどういうものか、日本語検定のウェブサイトより抜粋。
(https://www.nihongokentei.jp/about/)
日本語を使うすべての人のための検定です。
普段私たちが何気なく使っている日本語ですが、思わぬ勘違いや思い違いも多く見られます。 日本語検定は、日本語を正しく使えるようになるための手立てとなります。
この日本語検定、2019年は受験者がのべ7万人以上でかなり規模は大きいようである。
※日本語検定と似たテストで、『日本語能力試験』というがあるが、日本語能力試験の方は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験、ということで対象者が異なる別のテストである。
試験日
大体6月と11月の年2回の実施されている。
次回は、2020年は6/13(土)で、申込期間は、3/2(月)~5/15(金)。
検定料
1級 6,300円
2級 5,300円
3級 3,800円
4級 2,500円
5・6・7級 1,800円
試験時間
1・2・3級 60分
4・5・6・7級 50分
レベル
レベルの目安は下記のように記載されていて、一般的には3級が平均レベル、とのこと。
1級-社会人上級レベル
2級-大学卒業レベル~社会人中級レベル
3級-高校卒業レベル~社会人基礎レベル
4級-中学校卒業レベル
5級-小学校卒業レベル
6級-小学校4年生レベル
7級-小学校2年生レベル
テストの内容
出題は、下記の6つの領域からされる。
敬語、文法、語彙、言葉の意味、表記、漢字
ちなみに、6級以上では1つの領域でも50%未満があると不合格になる。例えば、敬語だけ正解が30%しかないと、他がどれだけよくても不合格になる。
レベルチェック
日本語検定のウェブサイトの『コンテンツ』に『検定問題に挑戦』というのがある。ちなみに、2級を試してみたところ、思っていたよりも難しく、なんとか通るかどうかというくらいの結果であった。
まとめなど
日本語検定は、日本語の勉強するきっかけにはよさそうなテストだと思う。自分の日本語が気になってるとか、日本語の勉強をやり直したいけど何をすればいいかわからないという人にはよさそうである。
テスト時間も長くなくて、受験料もリーズナブルな感じなのもよい。
あと、いくつか英語や中国語などのいくつかのテスト系のウェブサイト(TOEIC、英検、HSK、工業英検など)を見てきているが、この日本語検定のウェブサイトがかなり見やすいと思った。
まずは次回の2020年6月のテストを受けてみようと思っている。とりあえず2級で。
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