ビジネス実務法務検定 2級に1回の受験で合格(*)することができた。その勉強方法などをまとめてみる。
(*)実情は、夏のテストを受けようとして勉強を始めていたがとても間に合わなさそうだったので、1回受験を見送って秋のテストを受けて、なんとか合格した。
使用した教材
・ビジネス実務法務検定試験 2級公式テキスト〈2021年度版〉
・ビジネス実務法務検定試験 2級公式問題集〈2021年度版〉
・ビジネス実務法務検定試験 3級公式テキスト〈2021年度版〉
・e-Gov(https://www.e-gov.go.jp/)からダウンロードした法令
・ポケット六法
最初、公式テキスト(2級)と公式問題集(2級)が必須で、この2冊だけあればよいと思っていた。ところが、公式問題集(2級)を解いていると、公式テキスト(3級)を参照しているところがあって、途中で公式テキスト(3級)を購入。後々気付いてきたが、3級テキストを参照しているのは、結構重要なところ(民法関係)のようである。
学習法
(1) 最初に、公式テキストを一通り読んだ。読みながら、ポイントをノートに書きだした。
(2) 公式テキストを途中まで読み進めたところで、問題集を並行して解き始めた。忘れた頃に解いた方がよいかと思って、公式テキストを読んでいるところの問題を解くということをしなかった。(これのせいで、余計に時間がかかったかもしれない…)
最終的には、テスト受験までに2周+α 解いた。3周目は時間がなかったので、重要な民法や会社法のあたりまでをなんとか解きなおした。
(3) 問題集に載っている過去問や模擬テストは、達成度を確認するために3カ月前、1カ月前、2週前、1週前など、到達度を確認したいタイミングで解いた。1週前に過去問を解いて合格ラインの70点に少し届かなかったときは少しあせった。
問題集は、最初メモを取りながら解いていた。しかし本番(IBT(Internet Based Test))は、メモは禁止されているので、問題集の問題を解くときも、メモを取らないようにして解くようにした。
(4) 法令の確認は、ずっとe-Govでダウンロードしたpdfファイルを見ていた。確認してみたら、テキストに関連してダウンロードした法律は、民法、会社法など全部で100ファイル近くあった。
ポケット六法の存在を知らなかったが、その存在に気付き、そんなに高価でもない(¥2090)ので、購入してみた。e-Govでもポケット六法でも、法令は確認しておくと、記憶に残りやすい気がする。
テキストの記載よりも、法令の文章がわかりやすいこともあった。
学習時間
3級合格後の学習時間を確認してみると、約130時間だった。
感想など
・膨大な法律の条文のうち、法務の実務として必要なポイントがテキストにまとめられている。それがほぼ出題範囲であるが、ごく一部、テキストに記載のないことも選択肢として出てくることがあるようである。
・テキストでは、太字で書かれてところがあり、そこが重要ポイント。そこをまずおさえないといけないが、それ以外の太字ではないところや、また表などからもテストでは出題はされる。
・テキストの内容をどれだけ理解しているか、覚えているかの確認は公式問題集を解くことによって行う。目標は、3周くらいして、3周目でほとんど間違わないくらいが、安心できる目安のような気がする。
・また、過去問を解いて、合格ラインを余裕をもって超えられるようになっていれば安心できる。
・民法や会社法などは、重要なところからだとも思うが、そもそもそれらの法律は条文も多いため、出題が多いのかもしれない。
・会社法はなじみがないので、実例として、自分の会社がどうなってるか(取締役会、監査役会があるかどうかなど)確認してみたりした。
まとめ
テスト対策としては、公式問題集を複数回解いて、間違わなくなるようになるのを目標にするのがよいと思う。
また、過去問を解いて、余裕をもって合格ラインを越えれるようになるのも目標にするとよいと思う。そうなれば、本番の際も、心に余裕をもってテストを受けれると思う。
1級がかなり難しいという噂なので、ちょっと興味がわいてテキストと問題集を購入。来年受けてみたい気もする。
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