Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


ローレンス・ブロックの『墓場への切符』

少し前に出たローレンス・ブロックのマット・スカダ―シリーズ2作を読む前に、シリーズの最初から読み直している。

マット・スカダ―・シリーズの8作目の『墓場への切符』(1991年)を読み直した。

 

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)
2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)
3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)
4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)
5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)
6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)
7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)
8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)
9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)
10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)
11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)
12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)
13 処刑宣告 (Even the Wicked)
14 皆殺し (Everybody Dies)
15 死への祈り (Hope to Die)
16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)
17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)
18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

この『墓場への切符』以降はハードカバーで買っている。

ちなみに、この本は消費税が3%だった当時に購入したもの。

 

本作は、マット・スカダ―や彼の関係者が、モットリーという怪物に狙われるという話。スカダ―がこんなに痛い目にあわせられたのはなかったかも。かなりスリリングで面白かった。

訳者あとがきによると、この本は前作(※個人的には前作もかなりよかったと思う)に比べて評判がよかったとのことで、いくつかコメントを引用している。その中でも、スティーヴン・キングは他の有名作家の名前まで出してかなりほめてるんじゃないと思った。

スカダー・シリーズは作を追うごとによくなっており、本書はそのシリーズ最高作だ・・・・・・とりわけモットリーという人間の皮をかぶった怪物の描き方が卓抜である。誰にもーーーレナードにも、パーカーにも、ケラーマンにも、グラフトンにもできないことをブロックはやっている。誰にもできないことを/スティーヴン・キング

 

マット・スカダ―シリーズは、かなり面白いシリーズではあるが、ハードカバーは文庫本よりも持ち運びなどが少々不便だったり、読むペースが文庫本ほどはあがらない。

年内に未読の2作に辿りつけるだろうか。

 

 

 

 

www.englishlearner-m.net

 

 

 

 

 

(↓↓ クリックしてもらえたら励みになります!)

にほんブログ村 英語ブログ 英語学習者へ
にほんブログ村