つい最近知り合いの人からあるTOEICのPART5の問題について質問された。
それについて解説したら、思いのほか参考にしてもらえたようなので、それについて書いてみる。
聞かれた問題はパート5の問題で、正解の選択肢以外にももう一つ別の選択肢も正しそうで、これがどうしてだめかという質問であった。
パート5は、いくつかのタイプの問題に分類される。例えば、格(he, him, his, himself)を選ぶ問題とか、動詞を選ぶ問題、品詞を選ぶ問題(success, successful, successfully)、などがある。
今回質問されたのは接続詞を選ぶ問題で、文意が通る接続詞を考えて選択肢から選ぶという問題であった。たしかに若干まぎらわしい文章であったが、正確に意味を説明して、それしか文意が通らないという解説をした。それで理解してもらえたようであった。
その説明をした際に、この接続詞問題はやっかいなので気を付けた方がよいということを少し補足した。
実際、接続詞問題はパート5の問題の中ではやっかいな問題だと思っている。
というのは、2つの文章をつなぐ接続詞を選ぶということは、2つの文章をきっちり意味を理解して関係性を理解しないといけないからである。2つの文章が反対のことを表していて逆説の接続詞が入るのか、原因と結果を表しているのか、などを理解しないといけない。
つまり文章全体をきっちり理解しないといけない。これは時間に余裕がないリーディングテストでは負担が大きい。パート5では、全文読まなくて答えがわかる問題もあるが、それに比べて大変である。
そして気を付けた方がいいのが、接続詞問題はちょっと考えたら解けそうな感じがして、つい考え込んでしまい時間を消費してしまうところである。考え込むのは避けたほうが良いと思う。
例えば、ある問題で3分くらい考えこむなら、1分くらいで見切りをつけていったんマークしてしまって次に進んだほうがよいと思う。そして、最後に時間が余ったら見返すつもりの方がよいと思う。本当に見返せるかどうかというのはあるが、さっさと次に進んだほうが後ろにある解きやすい長文問題で正解を稼げるかもしれない。
ちなみに、接続詞問題が結構やっかいなんじゃないかというのは、一時期『でる1000』などパート5の問題ばっかり解いていた時に気づいた。
基本的にリーディングの問題を解くときは時間を計っている。はっきりとは覚えていないが、接続詞問題は解くのに時間がかかっていたので大変だと気付いたような気もする。
TOEICのリーディングは時間との戦いなので、普段から問題集を解くときも時間を測ったりして、スピーディに解くことは意識したほうがよいと思う。
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新型コロナウイルス感染症対応の通知が、本日(2020/2/21)更新された。
3月以降のテストは、開催の実施可否を検討中という状況に変わり、3月のテストについては受験票の発送は保留になっているとのこと。これはもしかして・・・。
https://www.iibc-global.org/info/administration/urgent_12
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