英語学習を本格的にはじめたのはいくつかの理由がある。そのうちの一つは以前書いた。
別の一つの理由が、ソフトウェアエンジニアだったためである。
ソフトウェアエンジニアは大雑把に言うと、プログラム言語を使ってプログラムを開発する人。自分はそのソフトウェアエンジニアだったので、プログラム言語として、C言語やJavaなどを仕事で使っていた。
プログラミング言語はプログラムを作るための人工の言語である。
人工の言語ではあるが、経験を積むと良いプログラムを書くことができるようになる。読みやすさとか、メンテナンスしやすさとか、気をつけることがいくつかあり、こういう風に書くべき、というのが慣れると分かってくる。
経験がない人が書いたプログラムは、経験のある人から見るとそんな風には書かない、ということになる。
中には、このように書くべきという主張を持つ人たちが過剰に言いあって、宗教論争的に対立することもあるようであるが。
ということで、プログラミング言語も、自然言語と似た部分はある。
世の中の技術の進歩は速いので、技術の進歩に伴って色々な新しい言語が登場してくる。(一番最後に少しはまっていたのが、Ruby。当時、オブジェクト指向に傾倒していたので、国産のインタプリタのRubyに興味を持った。Perlの方は自分では殆ど使ったことがない。)
で、ある時にふと思った。
プログラミング言語は技術進歩とともにどんどん変わっていく。追いかけるのが大変。
しかし、英語などの自然言語は、ゆるやかに変わっていくが、プログラミング言語ほど速く変わらない。しかも英語などは世界でより多くの人が日常使っている。
新しいプログラミング言語を覚えるより、
自然言語である英語を習得したほうが役立ちそう。
というわけで、ソフトエンジニアだったのが1つの英語学習のきっかけとなっている。
最近ある人にソフトウェアエンジニアだったことを思い出させてもらった。一緒に確認の調査をしていたら言われた。
「(キーボードの)入力が速いから、ソフトウェアやってた人だって分かるね」
なぜかちょっと嬉しい。
英語については、ソフトウェアをやっていた頃から、既に興味はあった気がする。プログラム言語の一つであるJavaの本の日本語版を持っていたが、その当時原書も購入していたので。
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そういえば、情報処理技術者1種というのにも合格したことがあるのを書いていて思い出した。たしかもっとも簡単な国家資格とかだったような。