英語を勉強していてよかったなと思っている。英語が仕事で役立ったり、趣味に活かすことができたり、世の中の見方が変わったり、色々いいことがある。
その中で仕事で英語が役立ったなと思った話し。
まず英語を勉強し始めた理由。いくつかある。そのうちの一つは結構「あるある」だと思うが、海外出張に行って、英語が全然話せなかったことが理由。
そして、これも結構「あるある」だと思うが、帰国直後は英語の勉強の意欲が高まっているが、しばらくすると、その必然性もなくなるので結局英語の勉強をしない。
最初の海外出張から時間が経って、2度目の海外出張があった。そして英語が通じず。
帰国直後は英語の勉強の意欲が高まっているが、結局英語の勉強をしない。
勉強した方がいいと思いながらも勉強しない。
そんな時、"効果的な英語学習方法の紹介"セミナーを受講した。これはもう数年前のセミナーだが、興味深い話が色々あり印象的で今でもかなり内容を覚えている。
そのセミナーをきっかけに、ようやく勉強し始めた。
セミナーではTOEICのテスト問題についても解説があり、そのあとのTOEIC IPを受けてみた。
結果は690点。
勉強すれば800点は行けるんじゃないか?!、と思い徐々に勉強するようになった。
そして、1年後に800点に到達した。
2011.07 690(L335 R355) IP
2012.01 730(L380 R350) IP
2012.07 800(L410 R390) IP
ちょうど自分が800点とった時期に、会社でTOEICの成績優秀者が公表されるようになった。公表されるのはTOEIC800点以上で、800点台の人と900点台の人が別々に公表されていた。それぞれ数名ずつ名前が公表されていた。
ただし会社では、報奨金とか手当のようなものは一切なかったが。
そしてその数か月後、会社で人員削減のため早期退職制度が実施された。自分が早期退職制度を経験したのこの時1回だけ。金額的な保証内容は覚えていないが、やめる人は大手の人材会社に登録して仕事が見つかるまで、長期間転職の世話をしてもらえるという保証が付いていた。社員は皆その説明会に参加させられた。その人材会社の費用については会社が払ってくれるということ。
その早期退職制度の時、社員は上司と制度に応募するかどうかの面談があった。人数の調整が必要だったのかどうかわからないが、面談は2回あった。そしてどうやらこの面談の時にいわゆるリストラがあったらしい。この先、君は残っててもやる仕事がないよ的なことを言われたりして。
振り返って考えると、全く証拠はないが、社内で英語の成績優秀者に入っていなかったら、自分もリストラにあっていた気がする。当時そんなに重要な仕事に加わってもいなかったので、そうだったとして全然おかしくなかったと思う。それがたまたま数ヶ月前に公表され始めた英語成績優秀者に入ったことで、ぎりぎり助かったんではないかと思っている。
その後、英語の勉強も続け、しつこくアピールした(他に特にアピールすることがなかったので)おかげで、英語力は認知してもらえるようになった。そして、海外関係の仕事にも関わらせてもらえるようになった。最近3年間くらいで10回海外出張にも行かさせてもらった。少し前に組織替えがあり今後はもう行く機会はあまりなさそうではあるが。パスポートも先月期限が切れて更新していない。
仕事に関しては、英語の勉強をしていたおかげで、リストラをまぬがれ(ほぼ確信)、海外関係の仕事につき海外出張に行かせてもらうことができた、と思っている。
3年ほど前から行かせてもらった海外出張、最初はオランダであった。写真はアムステルダム中央駅。