特急シリーズの『新TOEIC TEST 読解特急 5 ダブルパッセージ編』、ずいぶんに前に購入した以来、全然使っていなかった。パート7の対策をそろそろ本格的にやってみようかと思い解いてみた。
結果
100問(Q1-Q100)のうち、4問不正解。Q27, Q49, Q64, Q97
内容
パート7のダブルパッセージの長文問題だけの問題集。ダブルパッセージ問題とは、二つの文書が出てくる長文問題。例えば、1つ目の文書が通知で、2つ目の文書がそれに対する質問というような2つの文書がセットになった長文問題。
この本ではダブルパッセージ問題だけ20個が含まれる。文書2つは見開きで左のパージに1つ目の文書が書かれていて、右側に2つ目の文書が書かれている。ダブルパッセージ問題1つにつき、5問の問題が含まれて、合計100問の問題が含まれる。
問題は語数順に並んでいて、最初の1個目の問題が370語で、一番最後の20個目の問題は473語。
自分の購入した本は3, 4年くらい前に購入した本で、昨年改訂版が出ていた。残念ながら、何が変わったかがよくわからない。古い版は手に入らないようであるし、購入する場合は最新の傾向を反映している新しい方を購入するのが問題ないと思う。

TOEIC L & R TEST 読解特急5 ダブルパッセージ編 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: 神崎正哉,TEX加藤,Daniel Warriner
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 新書
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難易度
難易度が低めの問題は含まれていない。また、極端に難しい問題は含まれていないと思う。ただ、解くのに若干時間がかかる。大雑把に言うと、前半の10個の問題は5分くらいで解けるが、後半の10個の問題は6,7分かかった。一番時間がかかったのはQ66-Q70の問題で、9分以上かかった。
感想
問題はよい問題がそろっていると思う。パート7対策のダブルパッセージ対策にはよいと思う。
この本が最初に発売された当時は、ダブルパッセージの長文問題がTOEICのリーディングテストの最後に4個あったが、今はトリプルパッセージ問題が加わり、ダブルパッセージ問題は2個しか含まれない。ただ、複数の文章を関連付けて答えを選ぶという問題は本質的には同じなのである程度役立つとは思う。
本のサイズが新書サイズであり、長文の文字が小さいのはちょっとつらい。見開きの左右のページに1つずつ文書が書かれていて、配置的には見やすいが、1文書を1ページにおさめてしまっているので、語数が多くなる後半は読みづらくなる。
『990点攻略』をやっていて、パート7の読み方や解き方が解説されている。それが自分の解き方と違っていたので、それを習得しようとしている。その練習のために、まとまった量のパート7だけの問題集はちょうどよかった。

【CD2枚付】TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版: 新形式問題対応 (Obunsha ELT Series)
- 作者: 濱崎潤之輔
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2017/07/18
- メディア: 単行本
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まとめ
パート7対策として、手軽な問題数の使いやすい問題集としてはよいと思う。
その他
ダブルパッセージ編をやってみて、結構良かったので、難易度高そうな『新TOEIC TEST読解特急3 上級編』を購入してしまった。やり始めたところだが、『上級編』というだけあって、こちらは難易度高い。これでパート7を強化してみたい。