Star Warsの『ブラッド・ライン』を読んだ。日本語翻訳版。
このストーリーは、映画化されておらず、内容としてはエピソードVIとエピソードVII(フォースの覚醒)の間のストーリー。
Star Warsシリーズでは、映画化されていないが、小説として出版されているストーリーはいくつかあるらしく、この本もその一つ。
『The Last Jedi』が上映されていた時期に発売開始されていて、本屋で見つけてすぐに購入してしまった。うまくのせられて買ったという気がしなくもない。
ちなみに『The Last Jedi』は大好きで、劇場で2回、飛行機の中で1回、合計3回観て、そして英語のジュニアノベル版も読んだ。
内容
いったん平和になった銀河帝国であったが、徐々に政治的に行き詰まりうまく機能しなくなりつつある。セントリスト党とポピュリスト党の対立。レイアはポピュリスト党の重要な議員であるが、議員をやめようと考える。というあたりから話は始まる。
また、この本の中でダークサイドのファースト・オーダーが力を強めつつあるというのも少し触れられている。
話としては、政治的な対立、駆け引きがメイン。レイアの生い立ちが、対立しているセントリスト党に利用されたりする。アクションシーンは、調査旅行に行った先の星などで見られる。また、潜入捜査的なシーンもあり緊張感のあるところもある。
感想
ストーリーはそこそこ面白かったと思う。Star Warsが好きな人は読んでおくと良いかもしれない。
この本は翻訳版なので、最近翻訳をかじりつつある自分としては、ほんの少し読みづらさを感じた。今現在2冊別の翻訳本を読み進めているがそれらよりも日本語が気になった。でも読むのをやめたくなるほどではなく、読み始めるとすんなりと続けて読むことができた。もしかしたらSFというジャンルなので翻訳が難しいのかもしれない。
その他
この本を買った時期に、『ファズマ』(上), (下)も発売されていて、非常に気になった。そして洋書もチェックした。しかし、スピンオフだし、ファズマにそれほど思い入れもないので、結局購入していない。でもまだ気にはなっている。
Phasma (Star Wars): Journey to Star Wars: The Last Jedi
- 作者: Delilah S. Dawson
- 出版社/メーカー: Del Rey
- 発売日: 2018/04/24
- メディア: ペーパーバック
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