クリスマスに発売されたばかりの百田氏の『野良犬の値段』を読み終わった。
本の帯の紹介文はこうなっている。
私たちはある人物を誘拐しました。
この人物を使って実験をします。前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、
日本社会に"命の価値"を問いかける。
稀代のエンタメ作家・百田尚樹がとうとう「ミステリー」を書いた!
読み始める前に、読み終わった人の感想を見ていると、一気に読み終わったというのが多かった。
それで、自分も読み始めたが、序盤は警察関係者の会話などがしっくりこなかったので、それほどでもないかなと思った。
しかし、途中から次が気になり始めて、どんどん読み進めて、終盤の盛り上がりでは、ドキドキして心拍数が上がりつつ、最後まで読み終えてしまった。
読み終わった直後は、この本の世界から抜けたくないような気持になり、しばらくぼーっと余韻に浸っていた。
結局、2日ほどで読み終わってしまった。
会話もそこそこあり、展開がおもしろいので、400ページ以上のボリュームの割には、読みやすいと思う。構成的には2部構成となっていて、この構成もうまくできてるなと思った。
著者サイン本を購入できたので、それは保存版にすることにして、読書用には追加でもう1冊買った。
読んだのは下の写真の右側の本。左側の本が、帯に書いてあるように著者サイン本。
ちょっと困るのは、こんなに読みやすくて面白い本を読むと、次の本が読みにくい。
ところで、以前このブログでも書いたが、この本のプロローグに書かれていることは、奇しくも百田氏のツイッターにコメントして、それをリツイートしていただいたときに経験させてもらった。
そのリツイート後、スマホではしばらくずっと「いいね」や「リツイート」の通知音がなっていた。フォロワーの多い有名人の方々はいつもこんな経験をしているのかと思った。
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