ボリュームのある本なので、なかなか進まなかったがついに読み終わった。
昨年末に読んだ『野良犬の値段』がおもしろすぎて、次の本をどうしようかと思っていたところ、同じ百田氏の『永遠の0』が読みかけだったのを思い出し、最後まで読み切った。
この『永遠の0』は、百田尚樹氏の作家デビュー作。
内容
零戦のパイロットだった祖父について、孫が当時の関係者に話を聞き、調べていくという話。
背表紙より。
「娘に会うまで死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる事実とは。
感想など
文庫版で500ページ以上ある、百田氏の力のこもったデビュー作。名作だと思った。
全然知らなかったが、映画化もされ、ドラマ化もされてた。
第2次世界大戦の頃の話が、主人公たちが自分の祖父を調査する中で、細かく描かれている。勉強になった。本の最後に約30冊の本が参考文献が列挙されている。かなり情報収集して作品化されたようである。
その史実に基づいた部分に加えてノンフィクションの部分があるが、そのストーリーがおもしろかった。
感動するストーリーであった。
これは人にすすめたいと思った。
でも、調べてみると、累計500万部(!)以上売れている大ベストセラー作品だった。
アマゾンのレビュー件数も1900を超えていて、平均で星4.4という高評価となっている。
これをすすめたら、何を今さら、と言われるかもしれない。
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