Amazon Prime Videoで『誰が彼を殺したか?』を見た。
かなり面白かった。
1999年のメキシコでのテレビ司会者、パコ・スタンリーの未解決殺人事件を題材にしたドラマとのこと。
エピソードの冒頭では、このようなテロップが出てくる。
メキシコ市場最も物議を醸した事件
パコ・スタンリー殺害に着想を得ています
一部は実在の人名を使用していますが
法的真実は記録と裁判所の決定にあります
全部で6エピソード。
各エピソードごとに登場人物一人づつの視点から、事件が映し出される。
いつものように、英語音声、日本語字幕で見ていた。
しかし、英語の音声と登場人物の口とがあっていなかったので、おそらく(メキシコなので)スペイン語のセリフの英語吹き替えなのかなと想像。
ということで、もともとはメキシコで作られたドラマかなと思った。
この作品のメキシコ感の雰囲気は結構よかった。
エピソードごとに、各登場人物から見え方によって事件が映し出されつつ、話が進んでいくという構成は非常に面白かった。
(最近百田尚樹氏が自分の作品について解説していた。『永遠の0』は主人公が他人からの視点で描かれていて、『モンスター』は主人公の(1人称での)視点で描かれていると、解説されていた)
ただちょっと残念だったが、この元になっている事件が未解決事件とのことで、終わり方が難しかったのかなとは思った。
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