本日から愛知県知事リコール署名活動が始まった。
日本で知事のリコールは初めてらしい。
ネットで断片的に情報を見ていたが、この本には愛知県知事リコールに至るまでの記事などがまとめられている。
内容
2020/6/2に開催された、「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」の記者会見の質疑応答が全文掲載されている。
会見を行ったのは、高須克弥氏、百田尚樹氏、有本香氏、竹田恒泰氏、武田邦彦氏。
高須氏「あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」において、昭和天皇の写真をバーナーで焼いて足で踏みにじる映像や、我々を守って亡くなられた英霊を辱めるような作品を芸術作品として、我々が払った税金で展示をした」
百田氏「いちばんの問題は、これらが税金を使った企画展で展示されたことです」
高須氏によると、愛知県政記者クラブで会見予定だったが、問い合わせが殺到し、
三密をさけるために、ホテルで開催することに。
しかし残念なことに、会見の翌日、リコール運動のことを全国紙(東京紙面)では、
産経以外報じていなかったとのこと。
本には、大村知事の立場からは、知事会見での関連コメントが記載されている。
展示会の内容が隠されて不正に申請されている疑いがあるようである。
展示会は、開幕後「大炎上」し公開後3日で展示中止となった。
再開され、それに中止を求めた河村たかし名古屋市長が抗議の座り込み。
座り込みのときの、河村市長の「日本国民に問う!陛下への侮辱を許すのか!」というプラカードを、NHKは映らないように撮影し報道。
河村市長に対して、朝日新聞、中日新聞が批判記事を書く。
→それに対して、河村市長が公開質問状を送るも回答なし。
展示会の芸術監督は、朝日新聞の論壇時評を担当している人物。
今年、6月頭ごろ、新型コロナウイルスの対応をしないといけない最中なのに、大村知事が芸術祭の負担金の不払いで名古屋市を提訴。
リコールとは関係ないが、高須氏が、昭和天皇の通訳を務めた人物による、昭和天皇の回想録をイギリスのオークションで落札して、宮内庁に寄贈した話もあり。
また、最後に掲載されていた、高須氏の半生記がなかなかおもしろかった。美容外科医での成功、転落、弟子の裏切り、復讐など波乱万丈。
自分のところの知事が、自分の税金を使って、抗議が殺到して中止になるような非常に偏った内容の展示をするのを想像すると・・・。
なぜかメディアでは、昭和天皇の肖像がバーナーで焼かれて、灰を踏みつけられている映像作品について触れないようである。触れられていても「昭和天皇をコラージュした映像作品」などとかなりぼかされている。
リコールとは関係ないが、本で一番印象に残ったことは、美容外科医でもあり、僧侶でもある高須氏のこの考え。
僕たちの肉体は一時的な借り物であり、いわば遺伝子を運ぶ船だと思うのです。ご先祖のDNA、英霊の魂や先人たちの礎のうえに生かされている。
がんを患いながら、リコール運動されている高須氏に感心する。
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