イーオンのDiscussion mattersのトピックに関連して、feral animals(野生動物)について調べていたら、こんな記事を見つけた。アライグマに関する記事。
The creature was a raccoon, a mammal native to North America that has spread across Japan mainly through irresponsible pet owners and shops.
(その生物は北アメリカ原産の哺乳類のアライグマであり、主に無責任な飼い主やペットショップによって日本中に広まっている)
The spread of the feral animals stems from the late 1970s, when raccoons were imported as pets following a hit TV anime series called, “Rascal the Raccoon.”
(その野生動物(アライグマ)の広がりは1970年代後半からで、TVアニメのヒット作である『あらいぐまラスカル』を受けてアライグマが輸入されていた時期からである)
They were designated an invasive alien species in 2005, meaning that importing, selling, keeping or releasing raccoons is prohibited, in principle.
(アライグマは2005年に特定外来生物として指定されて、原則として輸入、販売、飼育、放したりするのは禁じられている)
特定外来生物とは、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼしたり及ぼすおそれのある外来生物(侵略的外来種)の中から、規制・防除の対象となるもの。特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律、によって規定されている。
A woman in her 40s in Tondabayashi, Osaka Prefecture, discovered four young raccoons in the warehouse of a factory where she worked around March last year. She brought them home and fed them milk. The animals were later set free on a mountain.
In October last year, Tokyo police sent papers on the woman to prosecutors on suspicion of violating the invasive alien species law.
(大阪府富田林市の40代の女性が、昨年3月に勤務先の近くの工場の倉庫で子どものアライグマを4匹みつけた。その女性は家に連れて帰りミルクをあげた。後にアライグマは山に放たれた。昨年の10月、特定外来生物に関する法律に違反したとして、警視庁はその女性を書類送検した)
環境省のサイトには、"アライグマ防除の手引き(計画的な防除の進め方)"というドキュメントがあった。
https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/files/manual_racoon.pdf
日本では人口は減っているが、鹿、アライグマなど野生動物はどんどん増えていっているようである。
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