Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


『シンプルで伝わる英語表現』、英語のニュアンスを学びたい人に!

英語の勉強を続けいているが、TOEIC受験やオンライン英会話だけだとちょっと偏ってるかなと、かねがね思っている。今年はもう少し幅を広げてみようかなと思っていて、それでたまたま購入した一冊。

 

『シンプルで伝わる英語表現』(倉林秀男、ジェフリー・トランブリー著)

 

目次はこんな感じ。

 第1章 英文法の基礎を固める

 第2章 ビジネスの相手との会話

 第3章 社内コミュニケーション<仕事>

 第4章 社内コミュニケーション<プライベート>

 第5章 Twitter、Instagram、LINEなどSNSの英語

 

どんな本かわからずに購入して特に期待していなかったが、かなりよかった。

まず、第1章の一番最初で、現在進行形の未来を表す使い方の話で、引き込まれてしまった。あの伝説の坂下千里子さんの出ていたオトキソ(大人の基礎英語)で、未来を表す現在進行形についての解説があって覚えていたが、いきなりそういう細かいところからはじまっていてすごいなと思った。その放送時は軽く解説されていただけだと記憶しているが、この本ではもう少し詳しくどういうことか解説されている。

 

2章は、会社の英語教育を受けて見かけたような内容だった。ビジネスで必要となる、取引先など社外の人に対する丁寧な表現など。

 

3章、4章は社内で使う英語表現というのが少し珍しいかもと思った。社外の人ほどに対するほどは丁寧ではないが、それなりに配慮がされる。話題にしてよい事、ダメな事は社会的、文化的な背景も関わってくる。

英会話のイーオンに通っていた頃、外国人の講師に話していい話題、ダメな話題について教えてもらった記憶がある。政治の話題がダメというのだけは記憶にはっきりと残っている。

 

5章は、SNSでの表現。SNS表現だけの内容で1冊の本があればいいのになと思った。日本語でもネットスラングがあるが、英語でも同じように独特の表現があるらしい。

 

全体的には、1つのトピックが2~4ページで読み進めやすい。

各トピックで最初に選択肢があり、どの表現が適切か選ぶようになっていて、ダメな表現はどうしてダメか解説されている。

重要なところは、青文字の太字になっているのもよかった。

 

非常に良い本だと思ったが、1つだけ気になるところがあった。

イラストは、もう少し違う感じでもよかったような気がした。

 

この本は、1回だけではなくたまに読み返した方が良い本だと思った。読んでいるときは納得しても、しばらくすると忘れそうな気がするので。

 

ある程度のレベルの人向けかもしれないが、結構よい本だと思う。おすすめ。

 

 

 

 

 

 

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