『3語で言える英語表現186』は、今年3月に発売された本。
そんなに期待していなかったが、期待以上であった。
色んなシチュエーションで、日本人が言いがちな表現に対して、ネイティブはどういう表現を使うかというのが書かれている。
日本人の表現よりも、ネイティブの使う表現は基本シンプルで短い。
目次はこんな感じ。
1 自己紹介 編
2 ちょっとした日常会話 編
3 職場 編
4 ショッピング 編
5 食事の席 編
6 お出かけ 編
7 旅に出よう 編
8 おもてなし 編
丁寧にきちんと話す必要がなければ、たしかに短い表現の方が良いような気がする。
「大人の基礎英語」で、断る時の表現として、"Thank you, but no thank you."という丁寧な断り方がよいと解説されていた。出張に行ったときに、機内でこの表現を使ったとき、CAさんの反応がイマイチだった。その表現が冗長な感じになっていたので、単純にこの本に書かれているような"No, thank you."くらいがよかったなと思った。
オランダのホテルでチェックアウトしてタクシーをお願いしたとき、"To where?"と言われたことがある。その時初めて聞いた表現だったが、そんな風に短く言うのかと思って記憶に残っている。
日常会話などのカジュアルな会話では、ネイティブが使う短くてシンプルな表現を知っておくと便利そうに思われる。
アメリカのドラマをよく見るが、例の『ダメージ』を見ていた時に、この本に出ていた"Everything OK?"がよく出てきていた。
この本は、日本人のありがちな表現を、ネイティブはどう表現するかというコンセプトの本であるので、少し英語が話せて、ネイティブがどのように表現するかを知りたい人にはおススメの本だと思う。
ちなみに、『3語で言える英語表現186』というタイトルではあるが、必ずしも3語で統一されているわけではない。
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