最近、たまたま目にした記事。「孔子学院」というのに見覚えがあってちょっと気になったので書いてみる。
http://www.conservativehumanrights.com/news/2019/18.02.19_Confucius.html
孔子学院とは中国が海外の大学などの教育機関と連携して、中国語や中国文化を広めるための機関。それが、イギリスの保守党の人権委員会で取り上げられ、イギリス内の大学と孔子学院との関係の見直しが求められている。
孔子学院が学問的な自由や表現の自由をおびやかしているとのこと。また中国共産党のプロパガンダを広める役割も担っているとのこと。中国の共産党の思想に従ってる人たちが、孔子学院で働いているらしい。
世界中の大学で孔子学院との契約を打ち切っている。ストックホルム大学、コペンハーゲンビジネススクール、シカゴ大学、ペンシルベニア大学、ミシガン大学などを含む少なくとも27の大学で提携が打ち切られた。
世界中の孔子学院では、3つの重要なトピックの議論が禁止されている。天安門事件、チベットそして台湾。
日本でもWikipediaによると、早稲田大学、立命館大学など10以上の大学で孔子学院が設置されている。
「孔子学院」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
2019年3月14日 (木) 01:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org
しまってあった書類を取り出して、あそこに確か「孔子学院」って書いてあったなというところを確認してみた。
確かに書いてあった。以前受験した中国語の試験であるHSKの結果にその名前があった。そのため自分的にはちょっと身近に感じた記事であった。あんまりハッピーな内容の記事ではないが。
HSKは中国政府公認の中国語のテストで、級の数字が日本の級の順番と逆になっている。英検では1級など数字が小さいほうがレベルが上であるが、HSKでは逆で一番下のレベルが1級となっている。ということで、自分は一番下の1級とその次の2級を通っただけのビギナーレベル。
~~~
ところで、この記事で思い出したのが、『ジャパンハウス』。外務省が日本文化を発信するということで、ロンドンやニューヨークなどに拠点を作っている。国レベルのアンテナショップといったところだろうか。この種のものとしては、他の国よりも遅れているらしいとかなり前に読んだ記憶がある。