今年読んだ中で人におすすめしたい英語本は、『Holes』 by Louis Sachar。この本を読む前に、Sidney Sheldonの『Naked face』を読み終わって、Sidney Sheldonの別の本をアマゾンで探してたら、アマゾンがちょくちょく勧めてくる。別の作者の本であったが、レビューで高評価で、アメリカで賞もとっているとのこと。個人的には、この賞に説得力を感じたので購入してみる気になった。”A New York Public Library's 100 Great Children's Books 100 Years Selection” 100年間の子供向けの本100選に選ばれっていうのはすごいんじゃ。
読んでみると、実際おもしろかった。読んでよかったと思った。内容は冒険小説で、登場人物がおもしろく、それぞれ癖などを持ってる。その癖伏線だったのかぁ、みたいなのがあったり、色んな意味で面白かった。作者の遊び心があふれている感じがした。
英語の本を読むときに、一番大切なのは、その本が読み続けられるくらいに面白いことだと思うので、その点は十分だった。読んでいて続きが気になるくらいであったので。
また、この本は大人向けの本ではないので、知らない単語もそれほど多くなく、あんまり辞書を引かず楽しめた。ただ、"donkey, Mary Lou"はdonkeyを知らなかったので、何のことかなと思いつつしばらくわからまま読み進めた。結局、調べたらdonkeyはロバのことであった。人間の名前じゃなかったのか・・・。
一つ読む際に気をつけたほうのが良いのは、登場人物。英語の本は登場人物が本の最初にリストになって掲載されているというのはないみたいなので、英語の本を読むときは特に人物はメモしながら読んでいる。この本はそれをしとかないと登場人物がややこしくなるかも。
この本、日本語翻訳も出ていてきっと面白いんじゃないかと思って何人かすすめてみた。その後、感想を聞いたことはないが。
Sidney Sherdonの『Naked Face』は本屋で見つけて、作者名と本の厚さで適当に買った本。2,3年前に買ったが、"They were fuzz"という表現が最初の方に出てきたりして、敷居が高そうで読んでなかった。Fuzzは、警察の軽蔑的なスラング。口語的な英語が多くで出てきそうで、テキストに載っているような英語とは違うっぽいなと思ったのでしばらく断念していた。今年、読み始めてみたらそれなりに面白かったので最後まで読めた。ただ、読みながらこの人怪しいなと思っていた人がいて、そうではないことを期待していたが、やっぱりその人だったかぁ、ということはあったが。
あとから知ったが、この本が作者の処女作。アマゾンのレビューでは、評判はそれほどよくないみたいだが、ベストセラー作家になる前の、重要な第一作目の本かもしれない。
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