昨年秋に会社を辞めて生活が大きく変わった。その一環で今まで使っていた証券会社の口座についても見直すことにした。
NISAは金額制限や期限制限が面倒だなと思って手を出していなかったが、ちょうど今年から始まった新NISAが色々調べてみると使い勝手が良さそうなので始めてみることに。
今までは、株主優待目当てで適当にいくつか株を買っていただけだったが、売却益や配当の税金がかからないというNISAのメリットを生かせるように、持っていた株の銘柄の大部分を売却して、銘柄を選びなおしてNISA枠で株を購入した。
NISAでの運用予定の予算をかなり使ったあとでこの本を見付けて購入。
『2025年まで爆騰 日本&アメリカ 推奨銘柄30』
全体で124ページ。著者は、猫組長と中沢隆太氏。
本の折り返しのプロフィールによると、中沢氏は猫組長の投資顧問グループ(NEKO ADVISORIES)の専属アナリスト。SMBC日興証券在籍時には、同期600人の中で全国トップの営業成績だったとのこと。
この本は、『2024年まで勝てる株式投資術』の続編で、この前の本で挙げられていた銘柄の大部分が上がったとのこと。
あまりこのようなジャンルの本を読んだことが無かったが、猫組長の共著だということで買ってみた。参考になりそうだったら、この本の推奨銘柄を買ってみてもいいかなというくらいの感じ。
この本には、投資の考え方などの10個のコラムがあり、日本株の推奨銘柄が15、米国株の推奨銘柄が15紹介されていた。
株にはそんなに詳しくないので、コラムなどの内容も勉強になった。
結局、この本を読んだ後、推奨されていたある日本株の一つの銘柄だけ買ってみた。
基本的にはいったん購入したら長期保有して、利益が出たところで売却しているので、今回もしばらく放置して気長に利益が出るのを待とうと思う。
ちなみに、この本では誤植がかなり気になった。下記のようなところ。下記以外にも、読点「、」で改行されているところもあった。
P12 この極めて単純な大減速 → 大原則
P22 現実味を怯えてきた → 帯びてきた
P37 米中でカップリング → 米中デカップリング
この3個目と同じ「米中でカップリング」が帯の裏側にも書かれていた。「でカップリング」と「デカップリング」は意味が逆になってしまうと思うが。
出版社が、徳間書店という有名な出版社なのにどういうことなんだろうか。全体で124ページしかなく、普通に読んでいて気付くレベルだと思うが・・・。
内容が参考になったので買ってよかったと思うが、校正はもうちょっときちんとしていただきたいと思う。
この本が、今年読んだ一冊目の本。
今まで買ったことのない類の本から始まったが、今年は本を多く読んでいきたいなと思っている。
(↓↓ クリックしてもらえたら励みになります!)