昨年よりベストセラーとなっている、百田尚樹氏の『新版・日本国紀(上)(下)』を読んでいる。
そちらはまだ下巻に入ったばかりであるが、並行して読んでいた『皇位継承でたどる天皇陵』は、昨年末に読み終わった。
全体で200ページほどの薄めの本。
内容
背表紙より。
御陵の変遷には時代の習俗や宗教が深く関わり、皇位継承の在り方もいくつかの事件を契機として大きく変化している。皇位は現在まで、どのようにつながってきたのか、歴代天皇の主な事績は何か、天皇陵の現状はどうなっているのか・・・。これらの疑問に分かりやすく答える陵墓巡拝に必携の一冊。
神武天皇から明治天皇まで、全ての天皇についてではないが、各天皇にまつわる出来事や天皇陵などについて、2ページほどで紹介されいる。
後小松天皇(在位1382~1412年)のところで、とんちで有名な一休さんについて記述があった。一休さんは後小松天皇の第一皇子だったとのこと。
正親町(おおぎまち)天皇(在位1557~1586年)のところでは、信長に正親町天皇が要求された、正倉院に収蔵されている蘭奢待(らんじゃたい)という香木について書かれていた。「蘭奢待」という漢字の中に、「東・大・寺」が隠されているという説明に、へぇと思った。(ただ、実のところ、それよりも2021年のM1ファイナリストのランジャタイの名前はここから来てるんじゃないかと気付いたことの方が嬉しかった)
いずれ、この本を参考にして、天皇陵をいくつか訪れてみたいなと思っている。
参考
天皇陵は宮内庁が管理しているようで、宮内庁のサイトに各天皇陵の場所などの情報が公開されている。
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