Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


今年2018年に読んだ本。『Holes』、『蟻地獄』などがおすすめ。

今年2018年に読んだ本。

今年は久しぶりにそこそこ本を読んだ。書店に立ち寄る習慣が復活したため、何冊も本を購入した。またネットでも購入していて未読の本は増えている・・・。

『神様ゲーム』 麻耶雄嵩
『さよなら神様』 麻耶雄嵩
『殺戮にいたる病』 我孫子武丸
『Burglars Can't Be Choosers』 Lawrence Block
『蟻地獄』 板倉俊之
『びっくり館の殺人』 綾辻行人
『筋読み』 田村和大
『対談(2)!日本人が英語を学ぶ理由!』 三宅義和
『奇面館の殺人(上)(下)』 綾辻行人
『陰の季節』 横山秀夫
『化石少女』 麻耶雄嵩
『TED Talks: The official TED guide to public speaking』 Chris Anderson
『TED Talks: The official TED guide to public speaking』(Audio book) Chris Anderson
『がん消滅の罠 完全寛解の謎』 岩木一麻
『奇跡の男』 泡坂妻夫
『Naked face』 Sidney Sheldon
『Holes』 Louis Sachar
『ウロボロスの偽書(上)(下)』 竹本健二
『ウロボロスの基礎論(上)』 竹本健二
『Foundation』 Isaac Asimov
『The Last Jedai』 Michael Kogge
『Force Awaken』 Michael Kogge
『And Then There Were None』(Audio book) Agatha Christie
『The Coaching Habit』 Michael Bungay Stanier
『The ABC Murders』 Agatha Christie
『Murder On The Orient Express』 Agatha Christie
『東京零年』 赤川次郎
『あなたが消えた夜に』 中村文則

英語の本については、以前翻訳で読んで面白かった本を、勉強もかねて原書で読もうと思い立って読んでいる。ローレンスブロック、アイザックアシモフ、アガサクリスティーなど。

英語の本でおすすめは、一択。『Holes』

 

本を買うとき割合ネットで調べて買うのでそんなに外さなくて、大体面白かったのでちょっと難しいが、日本語の本のおすすめは、この3冊。ポイントは次が気になってどんどん読めるというところ。

『蟻地獄』 板倉俊之
『陰の季節』 横山秀夫
『あなたが消えた夜に』 中村文則

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『蟻地獄』は一番読み出すととまらない本だった。気になるところも無くはないが、断然面白さが上回っていた。あまりに面白かったので、まんまと作戦にはまってると思いつつ、同じ時期に発売された『月の炎』も購入。これは未読であるが。

『陰の季節』は完成された印象の警察小説だった。この方の本は初めてで『64』とか有名な作品があるらしい。他も色々読んでみたいと思いつつ、まだ読んでいない。

『あなたが消えた夜に』は、連続通り魔事件を捜査する警察小説だが、ちょっと普通と違ってる。これはかなり面白くて完成度高いんじゃないかと思ってアマゾンのレビューを見たら意外と低かった。

また、この本は、登場人物が多いので人物メモを作っておいてよかった。途中、整理されている箇所は何箇所かあったが、それだけだとわかりにくそう。

 ちなみに、『東京零年』も次が気になってどんどん読めて、基本的に面白いが、ちょっと強引な感じが気になった。

 

Holes (Holes Series)

Holes (Holes Series)

 

 

蟻地獄 (新潮文庫)

蟻地獄 (新潮文庫)

 

 

 

陰の季節 (文春文庫)

陰の季節 (文春文庫)

 

 

 

あなたが消えた夜に (毎日文庫)

あなたが消えた夜に (毎日文庫)

 

 

今年(2018年)読んだ英語本。『Star Wars The Last Jedai』、『Star Wars The Force Awaken』

今年たまたま洋書セール(忘れもしない、英検の2次試験がダメすぎて呆然としていた帰り道)で、『Star Wars The Force Awaken』を見かけて購入。Junior Novel版で、少年向け?みたいで、ボリュームはそんなにない。そんなのもあるのかと知り、大好きな『Star Wars The Last Jedai』のJunior Novel版も購入。映画のThe Last Jediは非常に感動して、劇場で2回、飛行機の機内で1回と合計3回見た。


Junior版ということだが、『Star Wars The Last Jedai』、『Star Wars The Force Awaken』両方読んだが、結構大変だった。難しい単語が多かった気がする。ストーリーを知ってて、本が短めだったからなんとか読み終わった。

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Star Wars The Last Jedai』はサウンドトラックまでも購入。これを聞きながら、小説を読んでいた。


Star Wars The Last Jedai』の方は、実はJunior Novel版でないのを既に買っていたが、難しくて最初の方で断念中。映画にない話が最初に入ってるぽくて、何の話なのか状況をはっきり読み取れなくて、挫折中・・・。

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去年、講談社英語文庫の『スター・ウォーズ エピソード4』を読んだが、結構難しかった。講談社英語文庫は巻末に単語などの注釈が入ってるので多少安心だが、洋書のSF小説はなかなか難易度が高い。

 『スター・ウォーズ エピソード4』での、お気に入りの台詞は、状況が悪くなったときにHan soloが言った、"Here's where the fun begins!"

 

Star Wars: The Last Jedi Junior Novel

Star Wars: The Last Jedi Junior Novel

 

 

 

Star Wars The Force Awakens Junior Novel

Star Wars The Force Awakens Junior Novel

 

 

 

 

The Last Jedi: Expanded Edition (Star Wars)

The Last Jedi: Expanded Edition (Star Wars)

 

 

 

STAR WARS: THE LAST JEDI (SOUNDTRACK) [CD]

STAR WARS: THE LAST JEDI (SOUNDTRACK) [CD]

 

 

 

 

 

 

今年(2018年)読んだ英語本。『The ABC Murders』, 『Murder On The Orient Express』

今年、『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』を書店で見かけて買った。日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞作。これはなかなかやばい本である。昔、日本語翻訳で有名作品をいくつか読んだ程度であったが、この本ではクリスティーの作品が全て解説してあって、色々読みたくなった。今となっては原書で。翻訳を通さずに読むのは、クリスティーの書いた文章をそのまま読んでる、という嬉しさがある。


最初は、なれるためにも読んだことのある本からスタート。『The ABC Murders』はかなり前に呼んだが、メイントリックが記憶にあって大まかな話の流れは覚えていた。そんなこともありそこそこ読めた。会話も割合多くそれで読みやすかったかもしれない。ただ、登場人物はまあまあ出てくるので、整理して呼んだほうがよいと思う。以前、筒井康隆氏が読書について、登場人物を書き出して整理するみたいなことを書いていた記憶があるが、それを実際にやってみると結構楽しい気がする。ストーリーも追いやすくなるし。


ストーリー以外で面白かったのは、どんな犯罪がいいかという議論をポアロヘイスティングスがする場面があり、ポアロが説明していたのが、クリスティーの別の作品を指してるんじゃないか、というところ。あと、作中でシャーロックホームズ(虚構の人物)の名前が出てきたり、Jack the Ripper(実際の犯罪者)が出てきたりしたのも興味深かった。両方、イギリスにまつわることではあるが。

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もう一冊。『Murder On The Orient Express』は昨年末に映画の公開にあわせて発売されて、昨年購入した本。一度読み始めたが、ちょっと難しくて断念していたが、クリスティーを読むモチベーションが上がったので再開。何が難しかったかというと、端々にフランス語のセリフが出てくるところ。結局、フランス語はあんまり気にしないで、読むことにした。講談社英語文庫の本なので、後ろに注釈がついててそこにはフランス語のも含まれていたがあんまり確認しなかった・・・。

この本でも、途中まで登場人物を書き出していたが、Part2の最初のところで、客室のレイアウトと乗客名が書かれた絵があったので、自分で書き出す必要が無くなった。


この本も昔日本語翻訳で読んだことがあって、犯人を覚えていた。そのため、作者がどのように伏線を張ってるかみたいな観点で読めて面白かった。印象的な場面は、ポワロがある人物に尋問する際、自分は名の知れた探偵だけど聞いたことあるかと尋ねて、知らないと言われるシーン。作者はポワロをちょっとコメディっぽい感じにしている。そして、最後のページも印象的。個人的には(詳しくかけないが)このエンディングは好き。読み終わった後、いい余韻に浸れた。

この本は、透明のブックカバーを着けて読んでいた。(透明なので分かりにくいが上の写真でもカバーはつけている。) そのためかどうかわからないが、英会話スクール関係の人と話していてこんな本読んでるんです、と手渡したら、きれいな本ですね、というコメントをもらった。

この透明のブックカバーは、あるノートのオプションとして売られているカバー。サイズはぎりぎり何とか入った感じ。個体差で入らないことはあるかもしれないが、自分のはなんとか入ってジャストフィット。ノートの方は知らない単語や気になる表現などを書き出すために使っていたが、段々やらなくなってきた。思った以上に時間がかかって、多読の妨げになりそうなので。


ちなみに、霜月氏の評価では、『The ABC Murders』(ABC殺人事件)が★★★★☆, 『Murder On The Orient Express』(オリエント急行殺人事件)が★★★★。

 

 

 

The ABC Murders (Poirot)

The ABC Murders (Poirot)

 

 

 

 

 

 

ミドリ MDノートカバー<ブンコ>

ミドリ MDノートカバー<ブンコ>

 

 

 

ミドリ ノート MDノート ライト 文庫 無罫 3冊 15206006

ミドリ ノート MDノート ライト 文庫 無罫 3冊 15206006

 

 

 

今年(2018年)読んだ中でのおすすめの英語本。『Holes』 by Louis Sachar

今年読んだ中で人におすすめしたい英語本は、『Holes』 by Louis Sachar。この本を読む前に、Sidney Sheldonの『Naked face』を読み終わって、Sidney Sheldonの別の本をアマゾンで探してたら、アマゾンがちょくちょく勧めてくる。別の作者の本であったが、レビューで高評価で、アメリカで賞もとっているとのこと。個人的には、この賞に説得力を感じたので購入してみる気になった。”A New York Public Library's 100 Great Children's Books 100 Years Selection” 100年間の子供向けの本100選に選ばれっていうのはすごいんじゃ。


読んでみると、実際おもしろかった。読んでよかったと思った。内容は冒険小説で、登場人物がおもしろく、それぞれ癖などを持ってる。その癖伏線だったのかぁ、みたいなのがあったり、色んな意味で面白かった。作者の遊び心があふれている感じがした。


英語の本を読むときに、一番大切なのは、その本が読み続けられるくらいに面白いことだと思うので、その点は十分だった。読んでいて続きが気になるくらいであったので。


また、この本は大人向けの本ではないので、知らない単語もそれほど多くなく、あんまり辞書を引かず楽しめた。ただ、"donkey, Mary Lou"はdonkeyを知らなかったので、何のことかなと思いつつしばらくわからまま読み進めた。結局、調べたらdonkeyはロバのことであった。人間の名前じゃなかったのか・・・。


一つ読む際に気をつけたほうのが良いのは、登場人物。英語の本は登場人物が本の最初にリストになって掲載されているというのはないみたいなので、英語の本を読むときは特に人物はメモしながら読んでいる。この本はそれをしとかないと登場人物がややこしくなるかも。


この本、日本語翻訳も出ていてきっと面白いんじゃないかと思って何人かすすめてみた。その後、感想を聞いたことはないが。

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Sidney Sherdonの『Naked Face』は本屋で見つけて、作者名と本の厚さで適当に買った本。2,3年前に買ったが、"They were fuzz"という表現が最初の方に出てきたりして、敷居が高そうで読んでなかった。Fuzzは、警察の軽蔑的なスラング。口語的な英語が多くで出てきそうで、テキストに載っているような英語とは違うっぽいなと思ったのでしばらく断念していた。今年、読み始めてみたらそれなりに面白かったので最後まで読めた。ただ、読みながらこの人怪しいなと思っていた人がいて、そうではないことを期待していたが、やっぱりその人だったかぁ、ということはあったが。


あとから知ったが、この本が作者の処女作。アマゾンのレビューでは、評判はそれほどよくないみたいだが、ベストセラー作家になる前の、重要な第一作目の本かもしれない。

 

Holes (Holes Series)

Holes (Holes Series)

 

 

穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)

 

 

The Naked Face

The Naked Face