TOEICのプレスリリース(2019年7月10日)によると、来年の4月から受験料が改定されるとのこと。
現在、リピート受験等の割引きなしで受験すると、消費税(8%)込みで、5,725円。
それが2020年4月(第249回公開テスト)より、消費税(10%)込みで、6,490円。
そして、この2つの間に、単純に消費税増税での価格アップもある。消費税(10%)込みで、5,830円。2019年10月~2020年3月(第244~248回)の期間。
段々消費税増税の実感が湧いてくる。
もう一件、興味深いプレスリリース(2019年7月2日)があった。
昨年あたり、結構話題になっていたが、入試制度改革で民間のテストが使われるようになるという件。TOEICや英検などエントリーしていたが、最近TOEICが参加取り下げを決定したという話。TOEICに絞って準備していた人たちは結構ショックが大きいかもしれない。
一方、英検の方は大学入試対応については進んでいるようである。ちょっとややこしそうであるが。
・2019年度 英検「大学入試英語成績提供システム」採用の各試験の実施概要
https://www.eiken.or.jp/eiken2020/documents/reigai.pdf
・2020年度「大学入試英語成績提供システム」利用型英検各方式の実施概要
TOEICにしても英検にしてもメジャーなテストであり、それらが英語教育制度に関わってきているのでかなり当事者の受験生やその周りの方々は大変なんだろうなと想像する。
昨年自分の英語の活用の場を探して(今も探しているが)、英語教育制度関係のことを少し調べてみたが、大学入試で民間のテストを利用することに関して、冷静じゃないトーンの書籍とか出ているのを目にしたりして、自分は近寄ってはいけない世界だと思った。
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