昨日、11月10日(日)、工業英検(121回)を受験してきた。
受験したのは1級。テストについて振り返ってみる。
テスト構成と問題
1級の下記のような問題構成で、マーク式の問題はなく、全て筆記試験。テスト時間は2時間。辞書を2冊持ち込める。配点は、過去問に記載の情報と同様だとすると、大問Ⅵだけ20点で残りはすべて30点の合計200点。
Ⅰ 英文和訳 (30点)
Ⅱ 英文要約 (30点)
Ⅲ 冗長な英文を書き直す (30点)
Ⅳ 和文英訳 (30点)
Ⅴ いまいちな日本語ドキュメントを体裁を直して英訳 (30点)
Ⅵ ドキュメントの記載法 (1問) 20点
Ⅶ 英文要約/ドキュメントの記載法 (1問) 30点
持ち込んだ辞書
1級も2級と同様に2冊の辞書の持ち込みが可能。2級の時と同じく、自分が持っていったのは、研究社の『新英和中辞典』(1982年版)と東京書籍の『アドバンストフェイバリット英和辞典』の2冊。
周りの人は大辞典の人もいたりさまざまであったが、真後ろの方が自分と同じ和英辞典を使っていた。
感想
テストの出来具合は全体的にはそんなに悪くなかったと思う。割合対応できる問題が多かった。ちょっとついてたかなという感じ。
ただし、1級は合格ラインは70%であるが、大問7問のうち一つでも50%未満だと、それで不合格になる。今回概ね手応えが良かったが、一つやばそうなところがあった。なので、結果は微妙な感じかなと思う。
テスト時間は2時間。過去問を2.5回分(最後の1セットは時間の都合で半分しか解いていない)を事前に解いていたが、時間はほぼちょうど使い切るくらいであった。でも、テスト問題の相性や、周りの人たちが勢いよく鉛筆を動かしている雰囲気のため、あまり考え込まずにハイペースで解き続けられた。そして、一通り回答し終わった時点で10分余っていた。
工業英検は他のテストに比べて、受験生の平均年齢が高いが、特に今回は1級だったので、それが顕著だったと思う。そして、皆さんやる気がみなぎってる感じであった。
テストを申し込んでから、今回が最後の工業英検1級のテストとなることがわかったり、他のことで時間がとられたりして、実はあんまり準備ができていなかった。受けないでおこうかとも思ったりもした。もっと悲惨な感じになるかもしれないと思っていたが、まあ受けておいて良かったなと思った。
テスト結果
結果は12/3(火)にオンラインで発表される予定。そして合格者にはその後、郵便で結果が送られてくるが、不合格の場合は送付物は無しとのこと。TOEICと違って、合格・不合格があるからちょっとドキドキする。結果が待ち遠しい。
余談
ちなみに、テスト会場が東京の市ヶ谷だったが、天皇陛下のパレードなどは全然影響なかった。テスト会場近くで交番を通り過ぎるときに、おじいさんが警察官にパレードの影響を質問しているのが耳に入ってきたくらいであった。
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