Conyacの翻訳者のトライアルテスト(レベルテスト)をうけてみた。今回7回目の挑戦。
今回はテストを受けられるようになってからすぐに受けずに、少々準備して臨んだ。
ツールの導入
以前書いたように、前回のテストを受けたその次の日に『Zero to One』という本を読んでいて、作業効率化のためのツールの導入が必要だと思った。
特に、Conyacのテストは時間制限があるので、作業効率は特に重要である。
今まで6回テストを受けているが、それで翻訳のスピードも遅いと気付いてきていて、問題意識もあった。
また、少し先のことを考えると環境は整えておいた方がよさそうだと思った。
翻訳の報酬は基本1語あたりいくらという計算になるようである。ということは、単純に翻訳できる速度によって収入が変わってくる。
例えば、単価が同じであったら、1日で2000語翻訳できる人と、1000語の人だと報酬が2倍違う。
というわけで、作業効率をあげるためにツールを導入したりして環境を整えた。少し手間はかかったが、効率はかなり上がっている。
どれくらい効果あるかを、Conyacのテストくらいの記事を訳して確認してみたら、大雑把に言って1.5倍速くらいにはなっていた。
模擬練習
模擬練習については、なぜか今まで全然思い浮かばなかった。
本番に近い状況で練習するのは重要だと理解していて、TOEIC(模試)、英検(過去問)などではそういう準備をしている。しかし、このテストのためには全然やっていなかった。
(これに気づいたのが、『英検など、初めて受けるテストの勉強法』を書いたことがきっかけ。こんな風にブログに書いて、自分のためになるというのが時々ある。)
何度かテストを受けてるので、分量などわかっているので、このテストを想定して同じような英文を訳して練習してみた。テストで出題されるくらいの分量を訳するのに少し慣れた気がした。
そして、テスト慣れということ以外にも、上記の導入したツールなどにも慣れるという目的もあった。
問題集
以前中断していた問題集も再開して解いていた。『翻訳英文法トレーニングマニュアル』
英文記事を単に訳しているだけだと答えがないのでどれくらい間違っているかもはっきりわからないので、自分の問題点がわからない。ということで、答えがある問題を解くのは重要だと思って解いていた。
テスト結果
そして、今回は普段よりもしっかりと準備をしてテストを受けてみた。
その結果は、
Starter(High)レベルだった。
またしても。
ただ、今回も合格しなかったものの、最近は心に少しゆとりがある。
1つは、ちょうどテストの前くらいに、翻訳者ネットワーク・アメリアの定例トライアルの結果がかえってきて、その結果が以前よりも上がっていたため。少しづつレベルが上がっている感触がある。
また、翻訳は慣れだというようなことを書いてあるのを見つけて、昔読んだ本を思い出した。語学学習は時間がかかると書いてあった。実際に、TOEICなんかでは実際800点代から900点代まで2年以上かかっている。語学学習は時間がかかるものだと思う。
それから、上記の問題集。問題を解いていても、間違うところは少なくない。そういうので、自分のレベルを思い知っているのでまあこんな結果でも仕方がないかなと納得している。
ということで、必要な学習を続けていけば、まだまだレベルは上がるので、いずれは通るんじゃないかと思っている。
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(2020/06/14 追記)
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