数年前に買って未読だった本を読み終えた。
2017年の吉川英治文学新人賞受賞作である『ミッドナイト・ジャーナル』。
この本は東京の丸善で買った記憶がある。
文庫の新刊が平積みになっているところでこの本を見つけて買った記憶がある。

本の後ろに書かれている著者経歴によると、著者は産経新聞に勤めていたとのこと。その経験が元になって本作は書かれているようである。
本作の主な登場人物は、児童誘拐殺害事件で大誤報を打った中央新聞で働く記者たち。大誤報の事件から7年経って児童連れ去り未遂事件が発生する。記者たちは過去の事件との関連の可能性を念頭において、警察などへ取材を進めていくという話。
記者がどのように取材して、日々の新聞の紙面がどのように作られているかというのが、実際にこういう感じなんだろうなと思えて、なかなか興味深かった。毎日、朝刊、夕刊の締め切りに追われて仕事をするのはなかなか大変そう。
新聞社は他社に先を越されてはいけなくて、自分たちがスクープを書こうとする。そのために普段から色んな人物と関係性を築いていく努力をするというのもなかなか大変そうに思えた。
全体を通して説得力、迫力、リアルさなど感じておもしろかった。
この作者の本は今回初めて読んだが、また別の本を読んでみたいと思った。
ところで、東京の丸善は少なくともその当時2,3回は行ったことがある。エスカレーター横に座るところがあったのが印象に残っている。大体席は埋まっていたが1回座って休憩したことも覚えている。
丸善には、洋書コーナー目当てで行っていたと思う。アガサ・クリスティーの本などが充実していた本棚などの記憶はあるが、結局洋書は買わなかった気がする。
ちなみに、丸善から東京駅をはさんで反対側に、新社会人として入社した会社の本社があった。
入社した頃に、その本社の会議室に新入社員が集められ、人生初めてのTOEICを受験した。
その初受験のTOEICの結果は410だったと記憶している。
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