「TOEICの模試を1回やれば100点くらいは変わる」みたいなことを以前聞いた。かなり前の話しで正確な表現は覚えていないが、模試を1回でもやっておけば効果があるという趣旨であった。もちろん本当に1回の模試で100点もそうそう上がる気はしないが。
それを言ったのは会社の人。その人はいつも会社でのTOEIC IPテストで満点をとっている。
この発言を聞いたのが、新形式になる前なので数年前くらいだった気がする。これを聞いた当時はまだ自分も公式問題集を2,3冊程度しかもっていなかった。その後、模試の問題集を色々購入した。
今は自分も模試を解くのはTOEICの対策としては重要だと痛感している。特にテスト前日にはなるべく1セット解いておきたいと思っている。
その人の発言には、割合影響を受けている。満点という説得力のためかもしれないが。
一時期(800点台の頃?)、リーディングの長文問題で、問題文を読んでから本文を読むというのをやっていた。たしか、本文を全部読んでると時間が足りないから、効率を求めてそのような作戦にしていた。
ある時その人に長文問題をどのように読んでるか聞いたところ、先に本文は一通り読んで、それから問題文を読むということであった。それ以来、先に本文はきちんと読むように変更した。それが正しいように思えたので。当然変えた当初は今よりもまだリーディングのレベルは低かったと思うが、頑張って読むように変更した。
(ずっとその方法で本文全部読んでから問題に取りかかっていたのを、ちょうど今変えてみようかと模索中ではある)
以前会社でIPテストがあった次の日にその人が言っていた。
「会場に行ったら、もうスピーカの近くに座ってる人がいた」
会社のIPテストは大き目の会議室で受験するが、スピーカーは天井に(たぶん何箇所か)設置されている。自分はいまだにどこかよくわからない。そんなに場所によって音声の聞こえ方も変わらない気もしている。
しかし満点とっているその人はスピーカの位置も気にしているのかと思った。それが、以前のリスニングテストは会場の音響設備や座る位置で結構条件が違うんじゃないという話につながっている。
会社で受けているTOEIC IPテストがここ2年間で5回受けて、945~955とスコアが非常に安定しているが、これは受験会場がいつも同じ会議室で環境が同じなのが一つの理由ではないかと思っている。
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ところで、自分が800点に到達した頃、30人くらいの部署に所属していた。その部署の中で800点だとスコアは4番目で、自分は英語ができるという実感が全く無かった。
というのも、自分より上の3人が、990点が2人と970点であったので。その次の4番目の800点はかなり差があって、まだまだという感じしかしなかった。そして、990点のうちの一人は上記の人。
しかし、この英語ができる人たちが3人もいた特殊な環境のおかげで英語の勉強を続けられたので、非常にありがたい状況だったと思っている。