去年の一時期、リスニングのスコアがいまいちだったので『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を購入。この本は、『新TOEIC TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問200』が改訂され、特に難しくなったパート2の新形式問題が50問追加された問題集。改定前のものを持っていたが、"特に難しくなったパート2の新形式問題を50問追加"という言葉にひかれてちょっと迷ったが購入。
2週間くらいの期間で、第234回TOEIC(2018年10月)受験前の時期に、一通り解いた。以下がその結果。
ドリル1 正解数18/19
ドリル2 正解数18/19
ドリル3 正解数19/19
ドリル4 正解数19/19
ドリル5 正解数19/19
ドリル6 正解数17/19
ドリル7 正解数18/19
ドリル8 正解数19/19
ドリル9 正解数16/19
ドリル10 正解数15/19
演習1 正解数19/25
演習2 正解数18/25
問題の構成。
ドリル1から10までは、パート1問題が4問、パート2問題が15問の合計19問。改定前の本に比べて、各ドリルでパート1問題が一つずつ削られている。ドリル1回分が本番のパート1、2の半分くらいのサイズ。
演習1、2は、25問すべてがパート2の問題なので、本番のパート2と同じ問題数。この演習1、2がこの本で新規に追加された問題。
この本の内容と本番のTOEICテスト。
本番では、パート2は、質問に対して、素直な回答をする問題が減っていて、直接答えないような問題が増えてどんどん難しくなっている。例えば、「会議室はどこですか?」「右手の最初の部屋です」というような問題が減っていて、「あなたはもう申し込みましたか?」に対して「締め切りはいつですか?」と答えるような、直接答えない問題の割合が増えている。そのような問題が演習1, 2に多く取り上げられている。
前半は易しめで、後半は難易度が高めとなっている。本番のテストでも受験回によっては、この問題集の後半に近い難易度のときがあるような気がする。
感想など。
パート2を強化したい人にとっては、良い本だと思う。後半には難しい問題が集められてるので、まとめて勉強できるのが個人的には嬉しい。後半のあたりのセットを音読、オーバーラッピング、シャドーイングなどしている。
パート1は写真について適切な説明を選ぶ問題であるが、本が新書サイズで写真が小さくて見難いところはちょっと気になる。しかし個人的には、パート2の方が重要なので問題はなし。
別の特急シリーズのパート1・2対策本
この本とは別に、『新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル』という本も以前購入して持っているが、この本も増補版が出ている。知らなかった。新形式の難化問題に対応した25問が追加されてるとのこと。今後の状況によっては、購入を検討してみよう。(この本、見た目が殆ど変わっていないので、改定前後の区別が付きにくい。それで、『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』の方は、難問200から難問240とタイトルを分かりやすく変えたのだろうか)
ちなみに。
パート2は、パート1のような写真など映像情報でてこない。また、パート3,4のように選択肢を「読んで」、その中から回答を選ぶということもない。パート2は、質問を「聞き」、そして「聞いた」選択肢の中から回答を選ぶという、まさにリスニングのテストの問題だなあ、と思う。
TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: 森田鉄也
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/04/14
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る