Mの部屋(仮題) リターンズ

英会話スクールとかオンラインレッスンとかTOEIC(985点)とか英検(1級合格)とか工業英検(2級)の情報を公開、共有。しばらく前にHPを公開していたがサービスが終了、久しぶりに復活したので、"リターンズ"。英検でも、TOEICでもそこそこ挫折を味わって、色々考えてきたので、参考にしていただけることはあるかも。


『新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6』(7周目)を解いた結果

4月19日のTOEIC対策として、『900点特急 パート5&6』をテスト直前に解いてみた。

前回解いたのは2024年3月で、約2年ぶりの今回7周目。

 

7周目の結果は以下のとおり。([ ]の数字は6周目(2024年)のときの正解数)

1st round 23/26 10m02s [24]

2nd round 22/26 12m54s [22]

3rd round 21/26 11m17s [21]

4th round 26/26 10m56s [25]

5th round 26/26 12m44s [24]

合計 118/130 (正解率 91%)

 

6周目に比べて、正解数が2問増加。

かかった時間は平均で11m35s。前回の平均時間は14m37sなので、約3mも短縮!

久しぶりに解いたが、全然ダメな結果ではなかった。

最初に解いたときは、正解率が54%だったのでずいぶん進歩している。

 

間違えた問題を見てみると、半分以上は前回は間違えていなかった問題であった。

こういうことがあるので、解きなおす必要はあるなと思う。

また解きなおそうと思う。

 

今回解いてみて思ったが、一通り解くのに1, 2時間しかかからないので使い勝手がよいなと思った。

 

ちなみに、自分が解いているのは旧版(2012年4刷発行)の結構古い本。

2017年には新形式対応版も出ている。 

そっちを使った方がよいのかもしれない・・・。

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3月に読んだ本、『超!簡単なステージ論』『令和残侠伝』『北極星』

去年くらいからローレンス・ブロックのマット・スカダ-シリーズをずっと読んでいた。このシリーズの未読の本が残り中短編集と長篇の2冊となり、もうじき終わりかと思ってしまう、ペースを落としてじっくり読んでいる。

ということで、3月には以前から気になっていた本や最近発売された本など3冊の本を読み終えた。

 

 

① ゴールデンボンバー・鬼龍院翔著「超!簡単なステージ論」

副題が、舞台に上がるすべての人が使える72の大ワザ/小ワザ/反則ワザ。

 

自分の音楽活動に役立てるため!・・・ということではない。

音楽はやりたいなとはずっと思っているもののまだ始めていない。そのうち始めたいなとは思っている。

この本は、音楽以外のある業界の大御所の方が紹介、推薦していたのがきっかけで購入した。

実はその昔、その業界を含めいくつかパフォーマンス系のものをプロの方などから教わっていた。習っていただけでなく、コンテストに出てみたり、地域のイベントでも披露していた。残念ながら、現在は生活拠点が変わってしまいそういう活動はできていない。

ということで、ステージに立つ人にとって良い内容とのことで推薦されていたので読んでみた。

たしかに参考になる部分は多かった。ステージに立つ人は目を通しておいて損のない本だと思う。

一つ特になるほどと思ったのは、客席から舞台上のどこが一番見えるかなど気を配った方がよいという話。昔ラスベガス出張に行ったときに見たショーのことを思い出した。ルクソールというホテルでやっていた「ブルーマン」を観たが、そのブルーマンの舞台セットでは、そのポイントがうまく対処されていた。さすがにラスベガスともなると、さすがにきちんとわかっていてやっているのだなと思った。

 

② 島田洋一著「令和残侠伝」

島田氏が国会議員になるまでや国会議員としてどういう活動をしてきたかということについて、インタビュー形式で書かれた本。

前半の島田氏が学生だった頃の話は思いのほか面白かった。恩師であった高坂教授、勝田教授の話とか、ドストエフスキーやハイエクの話はかなりおもしろかった。

中盤以降は島田氏が衆議院議員として活動してときの国会などについて書かれている。当時島田氏の質疑の国会中継動画や本人の発信などで見ていたが、この本を読んであらためて思い出した。

自民党がなんとしても税金をさげないよう活度しているか(例えば、野党のガソリン暫定税率廃止法案に徹底的に反対してつぶした)を再認識して、あらためて不愉快な気持ちになった。(自民党のコバホークが野党のガソリン減税廃止法案の廃案のために大活躍していたのを委員会に出席していた島田氏は目の当たりにして、のちに島田氏がテレビの討論番組に出演したとき直接本人に反省を促すコメントをしていたのも思い出した)

島田氏は法務委員会では、外国人の不起訴問題についても追及するなど、自民党政権の様々なおかしなところを追及していた。

このようなまっとうで見識のある方が先の衆院選で議員でなくなってしまったのは非常に残念に思う。

 

 

③ 西野亮廣著「北極星」

著者の何冊か読んだことがあるが、どの本も前向きな気持ちになれたので、最近発売されたこの本も、すぐに買ってきて読んでみた。

この本は割と、今までの本よりも経営などについての視点が多い印象だった。冒頭の損益計算書(P/L)の話は簡潔に説明されていて参考になった。(かねがね財務諸表の勉強をしたいと思っているがなかなか実現していない。そろそろ買った本を真剣に読んだほうがよいかも…)

ハリウッドなどでも大成功をおさめている西野氏の話は説得力があってやはりおもしろいなと思った。

本を読むたびに、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』に入りたくなる。でも、結局一度も入っていない。試しに少しの期間でも試しに入ってもいいかもしれない。

 

 

 

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『メガ模試1200 VOL.1』(4周目)を解いた結果

『新メガ模試1200問 TOEIC L&R テスト VOL.1』の4周目を解き終えた。

3周目を解いたのが2024年9月ごろなので約1年半ぶり。

 

結果は下記の通り。

2026/04/09 Test1 L95, R97

2026/04/09 Test2 L96, R95

2026/04/15 Test3 L97, R95

2026/04/16 Test4 L96, R97

2026/04/17 Test5 L97, R92

2026/04/18 Test6 L96, R94

 

全体的には過去に解いたよりも正解率が上がっていた。赤字は、過去の正解数を上回っていたところ。

Test1, 2は負荷をかけるために1日に2セット解いている。今までだと2セット目は点数が下がる傾向にあったかと思うが、今回は意外に悪くなかった。

最後のテスト直前の2セットのリーディングはイマイチだった。テスト中にある難しめの問題に対応できるかどうかは、その日の集中力とか注意力とかコンディションによったりするのかなと思った。

TOEICの本で、高得点を目指すには集中力が必要と読んだような気がする。コンディションの準備もしっかりしておかないといけないかも。

 

ちなみにこの模試のよいところは、正解がマークシート形式で書かれているところ。非常に答え合わせしやすくて便利。

あと、精選模試シリーズなどのようにリスニングとリーディングが別々の本になっていないところもよい。リスニングの問題のすぐあとにリーディングの問題が続いているので本番のような感覚で解けるのはよいと思う。

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『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』(3周目)を解いた結果

『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を3週間くらいで一通り解きなおした。

1周目を2018年10月に解いたあと、難しめのセットだけ解いたり、最初から解きだして途中でやめたりで、今回は大体3周目くらいといった感じ。

 

結果は以下の通り。カッコ内は1周目の正解数の比較。

ドリル1 正解数19/19 (+1)

ドリル2 正解数18/19 (0)

ドリル3 正解数18/19 (-1)

ドリル4 正解数19/19 (0)

ドリル5 正解数16/19 (-3)

ドリル6 正解数17/19 (0)

ドリル7 正解数19/19 (+1)

ドリル8 正解数17/19 (-2)

ドリル9 正解数17/19 (+1)

ドリル10 正解数15/19 (0)

演習1 正解数23/25 (+4)

演習2 正解数21/25 (+3)

 

1周目との比較は全体では正解数が+4問であるが、今回不正解が増えいるところもそこそこある。

演習1, 2は正解数は増えているもののきちんと聞きとれていないところがところどころあり、消去法的になんとか正解にたどりついているところもあった。

タイトルに『難問240』というだけあってさすがにいい感じに難しい。

テスト前に解いておいてちょうどよかった気がする。

 

 

 

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『精選模試 リーディング&リスニング』(4周目)を解いた。

TOEIC対策のために、久しぶりに『精選模試』のリスニングとリーディングを解いてみた。

2024年1月に3周目を解いたので、2年以上経っている。

 
4周目の結果は以下のとおり。

2026/03/05 Test1 L95, R97 換算スコア(L485, R490) 975

2026/03/13 Test2 L96, R88 換算スコア(L485, R445) 930

2026/03/19 Test3 L93, R98 換算スコア(L475, R490) 965

2026/03/26 Test4 L95, R94 換算スコア(L480, R475) 955

2026/04/02 Test5 L94, R98 換算スコア(L475, R490) 965

 

リーディングの中ではTest2が一番難しく感じた。今回は最後まで解き終わらなかった。

ただ、全体的には過去の1~3周目までよりも正解率が上がっていた。赤字は、過去の正解数を上回っていたところ。

 

リーディングが以前よりも正解できるようになっている感触がある。

いい感じで次のTOEICに臨めるかもしれない。

 

 

 

 

 

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ローレンス・ブロック『償いの報酬』

最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

17作目の『償いの報酬』(A Drop of the Hard Stuff)を読み終えた。

『償いの報酬』は2012年に出版されているが、購入したのは昨年。

この作品は今回初めて読んだ。

単行本はおそらく出ていなくて、文庫本だけが出ているみたい。

 

禁酒を始めてまもなく1年が経とうとしていた。いつものようにAAの集会に参加したスカダーは、幼なじみで犯罪常習者のジャック・エラリーに声を掛けられる。ジャックは禁酒プログラムとして、過去に犯した罪を償う“埋め合わせ"を実践しているという。そんな矢先、銃弾を頭部に撃ち込まれ何者かに殺されてしまう。スカダーはジャックの遺した「埋め合わせ」リストの5人について調査を始めるが……。名作『八百万の死にざま』後をノスタルジックに描いたシリーズ最新作。

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

 

この作品は、70歳を超えているマット・スカダ-が大昔の事件を友人であるミック・バルーに語るという設定になっている。マット・スカダ-が禁酒を始めた約30年ほど前の事件が描かれている。

このマット・スカダ-のシリーズでは、マット・スカダ-がアルコール中毒になり、AA(Alcoholics Anonymous、禁酒会)に参加して禁酒していることが重要な要素となっている。『八百万の死にざま』のラストはそのアル中に関連する部分で非常に感動的で印象に残るものになっている。

この本の事件は、そのAAの活動内容に大きく関わっている。AAの禁酒プログラムを実践したために殺人事件が起こってしまうというような事件。

 

マット・スカダーがいつものようになかなか犯人に辿りつけず調査を進めていきながら、途中で事件とは関係のない話も入っていたりして、面白く読めた。シリーズに登場していた女性とどのように関係が壊れていったかということも描かれていた。

ただ、最後のほうが少しわかりにくいところがあった。よくわからなかったので少し読み返してしまった。この本のレビューを見ていると同じ感想を持っていた人がいたので、そういう人は一定数いるような気がする。

そういう気になるところもあったが、このシリーズはニューヨークでAAに参加して禁酒しながら生きていくマット・スカダ-の世界観が面白さであり、その点ではシリーズの他の作品と同様に楽しむことができた。

 

昔の事件を語っている主人公のマット・スカダ-がもう70歳を超えている。もう犯罪者たちと格闘などもできなさそう。

昔は、マット・スカダ-が電話をあちこちかけて、色んな所に聞き込みに行って調査を進めていた。マット・スカダ-が年をとるにつれて、ポケベルが出てきたり、パソコンが出てきたり、モデムでの電話回線でのネットワーク通信が出てきたり、時代はどんどん変わっていき、Googleで情報を集めるところまできた。

年齢的なこともありつつ、世の中の変化によって、このハードボイルドのマット・スカダ-シリーズはそろそろ幕なのかなという印象があった。

 

次の『マット・スカダー わが探偵人生』がシリーズ最終作。

この作品と同じように、昔のエピソードなどが語られていてシリーズが締めくくられているらしい。

 

 

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ローレンス・ブロック『すべては死にゆく』

最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

16作目の『すべては死にゆく』(All the Flowers Are Dying)を読み終えた。

 

平穏な日々を送るスカダーの周囲に、じわじわと不吉な影が忍び寄りつつあった。ルイーズという女性から身元調査を依頼された、ネットで知りあった謎の交際相手。女友達の新しい不倫相手。妻エレインの店でアンティークナイフを買っていった謎の中年男。スカダーはまだ、自身に迫る悪意の正体を知るよしもなかったが、突如として猟奇的な殺人事件が発生! しかしそれはただの序奏にすぎず、犯人の狂気は、確実に輪の中心=スカダーを捉えていた......。4年前、NYを舞台に凄惨な連続殺人を起こした"あの男"が、いまふたたび戻ってきたのだ。自分の完璧な犯行計画を打ち崩した唯一の男、スカダーに復讐の鉄槌をくだすべく......。シリーズ最大の危機が訪れる! 前作『死への祈り』からつながる、おそるべき完結篇!

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

前作の『死への祈り』では、マット・スカダ-が警察の捜査結果が出ているにもかかわらず真犯人が別にいることをつきとめた。でも、完全解決には至らなかった。描写方法として、ハードボイルドは基本1人称だと思うが、珍しく3人称視点の記述が使われていた。

この『すべては死にゆく』は、前作からつながる完結編となる作品であり、この本を読んで前作から続く3人称視点の使用もなるほどと思った。訳者あとがきでも書かれていたが、真犯人とマットと対決を描くのに1人称だけだと描ききれなさそうだと思った。

 

痕跡を残さないで平気で人を殺しくていく猟奇的な犯人にマット・スカダーと周りの人が狙われる。マットとエイレンに犯人がどんどん近づいていって危機が訪れる。なかなか緊迫感が高まる展開だった。

読みごたえのあるおもしろい作品であった。

 

『すべては死にゆく』では主人公のマット・スカダ-が60歳を越えていて、『死への祈り』と『すべては死にゆく』であわせて大作という印象なので、作者はシリーズ完結くらいのイメージがあったのかもしれないと思ったりもする。

シリーズの今までの作品の登場人物の名前がどんどん出て来たりもして最後の作品であってもおかしくなさそうに思った。

 

ちなみに、この作品がアメリカで出版されたのが2005年。いままでの作品ではワールドトレードセンターが窓から見えるという描写があったが、この作品ではワールドトレードセンターがなくなったことが書かれていた。

 

 

 

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ローレンス・ブロック『死への祈り』

最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

15作目の『死への祈り』(Hope to Die)を読み終えた。

 

ある夜、マンハッタンの邸宅に住む弁護士のホランダー夫妻が、帰宅直後に惨殺された! 資産家を狙った強盗の仕業と思われたその事件は、数日後に犯人たちの死体が発見されたことによって決着を見た。しかし、被害者の姪から気がかりな話を聞かされたスカダーは、背後に更なる"第三の男"が存在しているのではという疑念を抱き、事件に潜む闇へと足を踏み入れていく......。

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

犯人が明らかと思われた強盗殺人事件に関わることになったマット・スカダ-が独自に調査を進めて、真犯人を追いかけていくという話。

これまた今までとはかなり違った作品であった。作者はシリーズものの枠内でもどんどん新しいものを作っていきたそうに見える。

特に、訳者あとがきでも書かれているが、途中で三人称視点が使われているところがある。これは読んでいて気付いた、というか気になった。前作の『皆殺し』では、ある意味苦労しているとも思えるような感じで、一人称視点で書かれていたのを思い出したので。

ハードボイルドは全部一人称で書いてほしいと思う人はいるだろうなと思う。

 

この作品、最後は続きがありそうな結末だった。

続きはあるのだろうか。

次の作品以降が楽しみ。

 

 

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ローレンス・ブロック『皆殺し』

昨年出版されたシーズン最終作っぽい作品など未読の最後の2,3作を読むために、最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

14作目の『皆殺し』(Everybody Dies)を読み終えた。

1999年初版発行のハードカバー。

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

 

この作品では、友人ミックの姿なき敵との抗争にマット・スカダーが巻き込まれる。

ミックの周りで殺人事件が起こり、マット・スカダ-は関わらないようにしようとするが、命を狙われることとなる。

次々と殺人が起こり、マット・スカダーの身近な人まで命を落とす。

 

かなりスリリングな展開で、次が気になり速く読み終えた。

マット・スカダーの親しい人物が亡くなったり、撃たれたりして、かなり激しい展開であった。

 

主人公のマット・スカダ-が50代後半で、ちょうど今の自分の年齢くらいになっている。それで、20年以上前に読んだ時より今の方がストーリーに入りやすいような気はする。

 

タイトルの『皆殺し』(Everybody Dies)のように、結構な数の人が死んでしまう緊張感のあるおもしろい作品だった。

 

 

 

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ローレンス・ブロック、『処刑宣告』

最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

13作目の『処刑宣告』を読み終えた。

1996年12月に初版発行のハードカバー。

 

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

 

新聞の有名コラムニストに届けられた匿名の投書。それは、法では裁けぬ“悪人”たちを“ウィル=人々の意志”の名のもとに処刑する、という殺人予告状だった。はたしてロビイストやマフィアの首領が次々と殺害されてゆく。スカダーは、次のターゲットとしてウィルの処刑宣告を受けた弁護士から身辺警護を依頼された。だが対策を練ったにもかかわらず殺人は実行されてしまう…。ニューヨークを震撼させる連続殺人予告の謎にスカダーが挑む!

この作品は、また今までとはガラッと違った設定であった。

法でさばけぬ"悪人"たちを殺している"ウィル"。その"ウィル"から殺害予告を受けた弁護士がマット・スカダーに身辺警護を依頼するものの、結局死んでいるのが見つかる。

マット・スカダーのシリーズは、解決のヒントが読者に提示されるような謎解きではないが、この事件についてマット・スカダーの話し相手が「それでも、あんたがエドワード・ホックやジョン・ディクスン・カーでないかぎり、密室殺人なんかは考えないだろ?」と発言していて、密室殺人設定が少し意識されている感じなのがなかなか興味深い。

作中に倫理的に問題があるとも考えられているある商売について書かれているが、これは訳者あとがきによると実際にアメリカに存在するものらしい。(この商売は「日本ではいろいろ規制があって難しい」と書かれていたが、AIに尋ねてみたら、日本では2022年以降に登場しているらしい)

 

マット・スカダーが複数の事件を解決するストーリーであったが、ラストはクリスマス時期の感動する一場面で終わっていた。

たまたまであったが、12月のクリスマスが近付いているちょうどよい時期にこの本を読み終えた。

 

 

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浅田次郎のデビュー作にして最高のコメディ、『きんぴか』

昔は、興味がある本だったらとりあえず買っておいた。

しかし読まない本は、いつまで経っても読まないということにやっと気づいてきた。

この先も読まなさそうな本は、最近ではメルカリなどで売ったりしている。

 

ということで、昔に比べると気軽に新しい本を買うということはかなりなくなり、

評判がよさそうなものを買っている。

 

今年、8月に『きんぴか』の3冊を買った。この作品を買ったのは、ベストセラー作家であり現在は参議院議員でもある百田尚樹氏が、浅田次郎作品の中でおもしろかったものとしてあげていたので読んでみたくなった。

 

この作品は、浅田次郎氏の実質的デビュー作。

冒頭の「完本『きんぴか』によせて」によると、かなり完成度が高い作品のようで、作者が手を入れることなく、四つの出版社が形態を変えて、7種類刊行してきている。総部数も100万部は確実に越えていて、200万部に届いているかもしれないとのこと。

 


きんぴか①

敵対する組の親分を殺し、十三年余りの刑期を終えて出所した、ピストルの健太、通称〝ピスケン〟こと阪口健太。自衛隊の湾岸派兵に反対し単身クーデターを起こし、自殺未遂した〝軍曹〟こと大河原勲。大物政治家の収賄の罪を被った大蔵官僚出身の元政治家秘書〝ヒデさん〟こと広橋秀彦。個性的すぎるこの三人が奇妙な縁でタッグを組み、彼らを陥れた巨悪に挑む。「悪漢小説の金字塔」決定版!

きんぴか②

〝ピスケン〟こと阪口健太、〝軍曹〟こと大河原勲、〝ヒデさん〟こと元大蔵官僚の広橋秀彦は、銀座の砦で静かな毎日を過ごしていた。と、ピスケンは突如、警察のターゲットになり、ヒデさんは世紀の疑獄スクープをした知人のジャーナリストに異変が。三人の悪党に降りかかる難題。そこで彼らは想像を絶する行動に。著者のデビュー作にして最高のコメディ、ますます快調の第二弾。

きんぴか③

〝ヒデさん〟こと元大蔵官僚の広橋秀彦を「あなたは私のライフワークだった」と慕い、大疑獄事件をスクープしたジャーナリストの草壁明夫が殺された。三人の悪党のうち〝ピスケン〟阪口健太、〝軍曹〟大河原勲は、持ち前の度胸、体力を使い独自に動き出したが、広橋が選んだ行動とは――。そして、三人についに別れが訪れる。「きんぴか劇場」終演で、感動に包まれる第三巻!

 

浅田次郎作品を読んだのは今回が初めてであったが非常によかった。

短期間で3冊を読み終わった。

中心となる反社、元大蔵官僚、元自衛官の3人が個性的でその活躍がおもしろい。

かなりハチャメチャな感じもありつつ、ストーリーの端々に出てくる金融、医学などの専門的な記述によるリアルさがあり、いいバランスになっていたと思う。

中心人物の三人以外も印象的だった。個人的には特に、2巻目のタイトルにもなっているマリアがかなり印象的だった。

 

百田氏のコメントを聞くまで、全然知らない作品だったが、購入して当たりだった。

 

 

 

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ローレンス・ブロック、『死者の長い列』

未読の最近の本を読むため、最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

12作目の「死者との誓い」を読み終えた。

1995年のハードカバー。

当時すっかりこのシリーズにはまっていたので、ハードカバーが出ると買っていた。

 

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

この作品は、従来作品と違って設定がおもしろい。(読んだはずだと思うが、全然覚えていなかった)

年に一度に開催される「三十一人の会」という秘密の集会が事件の中心となっている。

スカダーがある会員から、ここの会員の死亡率が高いのではないかということで調査を依頼される。

亡くなった会員たちは、様々な形の事件や事故で命を落としていたので、事件性はあまりなさそうにも見える状況で、それほど乗り気ではないスカダーが調査を引き受ける。

年に一度、秘密の会を催す男たちの集まり「三十一人の会」。はるか昔より会員の代替わりをくり返しながら、現在の顔ぶれになったのは1961年。が、それから32年後、メンバーの半数が相次いでこの世を去っていた。あまりに死亡率が高いことに不審を抱いた会員の依頼を受け、スカダーは調査を始めるが...。ニューヨークに暮らす都市生活者の孤独を描きながら、本格推理の要素を盛り込んだ傑作長篇ミステリ。

 

事件と関係ない部分での登場人物たちの生きざまのようなものがしっかり描かれているところが、このシリーズの魅力だと思うが、それに加えて、この作品では秘密の集会にまつわる事件というところが非常におもしろかった。意外性もあった。

 

この作品では、マット・スカダーは55歳になっている。そして、このシリーズに以前から登場している、前から知り合いの女性とこの作品で結婚した。

登場人物の境遇もどんどん変わっている。

 

自分がこのマット・スカダーの世代になっているためか、大昔に読んだ時とは違った感じで続きが気になる。

このあたり以降の作品は全然内容を覚えてないので、初見くらいの感じで楽しめそう。

 

 

 

 

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ローレンス・ブロック、『死者との誓い』

未読の直近の2冊を読むため、最初の作品から読み返しているローレンス・ブロックのマット・スカダ―・シリーズ。

11作目の「死者との誓い」を読み終えた。

本作品はPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。

 

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

弁護士のグレン・ホルツマンがマンハッタンの路上で殺害された。その直後にホームレスの男が逮捕され、事件は公式には解決する。だが、容疑者の弟がスカダーのもとを訪れ、ほんとうに兄が殺人を犯したのか捜査を依頼してきた。ホルツマン殺害の真相を追うスカダーのまえに、被害者の意外な素顔が浮かびあがってくる...。シリーズ中、最高峰と評されるPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。

 

前の2作は、猟奇的な殺人事件を扱っていたが、今回は昔の作品の雰囲気が戻った感じであった。ホームレスの男性が殺された事件について、なかなか調査の進展がない中で、スカダーがしつこく調査を続けて行く。

マット・スカダ-・シリーズはどの作品も面白いが、PWA賞受賞作であるこの作品は自分の中ではシリーズ最高峰という感じではなかったかも。

スカダーは、以前の作品でも登場していた親しい人物から病気で余命いくばくもないと聞かされる。

そのあとのスカダ―とその女性とのやり取りやスカダーの思いはなかなか考えさせられるなと思った。

このシリーズの作品では毎回殺人事件が起こってスカダーが調査するが、この作品は特に死というものを考えさせる作品になっていたと思った。

 

色んな内容の作品があるが、マット・スカダ-・シリーズは面白い。

 

 

 

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ローレンス・ブロック、『獣たちの墓』

ローレンス・ブロックの『獣たちの墓』を読んだ。

マット・スカダ―・シリーズの10作目。

未読の直近の2冊を読むため、最初の作品から読み返している。

 

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)

2 冬を怖れた女 (In the Midst of Death)

3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)

4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)

5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)

6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)

7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)

8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)

9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)

10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)

11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)

12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)

13 処刑宣告 (Even the Wicked)

14 皆殺し (Everybody Dies)

15 死への祈り (Hope to Die)

16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)

17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)

18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

 

麻薬ディーラーとして成功した、キーナンの魅力的な若妻フランシーンが、ブルックリンの街角で白昼堂々と何者かに誘拐された。間もなく脅迫電話をかけてきた姿なき誘拐犯。その要求に応じ、キーナンは巨額の身代金を支払う。しかし犯人が指定した車のトランクのなかにあったのは、変わり果てた妻の無惨な死体だった――。犯人への復讐を誓うキーナンは、事件の手がかりを探るため元刑事のスカダーに調査を依頼するが……現代最高峰の私立探偵シリーズ代表作

 

作者は前作でMWA賞を受賞したが、本作品はそれに似たところもあるような残虐な犯罪を捜査するストーリーになっている。

そういう意味で二匹目のどじょうとどこかに書かれていたのが記憶に残っていたが、それは訳者のあとがきに書かれていた。

この作品は残虐な犯罪を扱っている一方で、主人公のマット・スカダ―とエイレンやTJなどとの関係性などに進展があるのが興味深い。そういうところは、全然覚えていなかった。

TJの知り合いのハッカーが登場するが、通信機器が90年代あたりのパソコン通信の時代を思わせるものとなっている。また、TJを呼び出すためにポケベルが使われている。こういうあたりは時代を感じさせる。

 

ちなみに、この作品は「誘拐の掟」として2014年に映画化されているらしい。

 

訳者によると、次の作品は趣が変わるらしい。

また次回作もじっくりと読んでみようと思う。

 

 

 

 

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ローレンス・ブロックのMWA受賞作、『倒錯の舞踏』

ローレンス・ブロックの『倒錯の舞踏』を読んだ。

1992年11月のハードカバーの本。

ここ最近に発売された2冊を読むため、最初の作品から読み返している。

マット・スカダ―・シリーズの9作目。

ローレンス・ブロックのこの作品はMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞を受賞している。

 

スカダーの知人がレンタルしたビデオには、意外にも現実の猟奇殺人の一部始終が収録されていた!だが、その残虐な映像からは、犯人の正体はもとより、被害者の身元も判明しなかった。それからしばらくしてスカダーは、偶然その犯人らしき男を目撃するが…。現代のニューヨークを鮮烈に描くハードボイルド大作。MWA最優秀長篇賞受賞作。

1 過去からの弔鐘 (Sins of the Fathers)
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3 一ドル銀貨の遺言 (Time to Murder and Create)
4 暗闇にひと突き (A Stab in the Dark)
5 八百万の死にざま (Eight Million Ways to Die)
6 聖なる酒場の挽歌 (When the Sacred Ginmill Closes)
7 慈悲深い死 (Out on the Cutting Edge)
8 墓場への切符 (A Ticket to the Boneyard)
9 倒錯の舞踏 (A Dance at the Slaughterhouse)
10 獣たちの墓 (A Walk Among the Tombstones)
11 死者との誓い (The Devil Knows You're Dead)
12 死者の長い列 (A Long Line of Dead Men)
13 処刑宣告 (Even the Wicked)
14 皆殺し (Everybody Dies)
15 死への祈り (Hope to Die)
16 すべては死にゆく (All the Flowers Are Dying)
17 償いの報酬 (A Drop of the Hard Stuff)
18 マット・スカダー わが探偵人生 (The Autobiography of Matthew Scudder)

 

猟奇的な殺人を扱っている、なかなか刺激の強い作品。

30年くらい前に読んだ本であるが、ある残虐なシーンが強烈だったため今でも覚えている。どこでそのシーンが出てくるかどきどきしながら読んだ。

これまでの作品では、たまに自分も襲撃されたり格闘したりしつつも着実に捜査を進めていくという印象であった。この作品でも着実に捜査は進めていたが、法では裁かれない残虐な犯人に対してマット・スカダーの行動がかなり今までと違っていた。

 

ローレンス・ブロックの作品は総じて登場人物同士の会話がいいなと思うが、この作品ではかっこいいなと思った描写もいくつかあった。翻訳された文章なので田口氏の翻訳もいいということであると思うが、例えば、マット・スカダーがボクシング観戦している場面の描写。

ドミンゲスはカウント・エイトで立ち上がったが、彼に残っているのはボクサーとしてのプライドだけだった。

どういう状況か見えるような、素晴らしい表現だなと思った。

 

ローレンス・ブロックの作品は読んでいておもしろい。

 

相変わらず色んな本に手を出してしまっていて、なかなか進んでいないがこのシリーズの最後の作品までは辿りつきたい。

 

ちなみに、ローレンス・ブロックの泥棒シリーズの方は英語版(日本語版は最後の作品まで読み終わった)で読みかけて、3,4冊くらいは読んだと思うが時間が空いてしまってどこまで読んだかもわからない状況になっている。

こちらのシリーズは英語版で最後まで読み終わりたいと思っている。

 

 

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